2011年10月 の記事一覧

せんべい師

綾部商店

 ゛広場゛千葉県版の、「オイシイおせんべいのヒミツ」の連載が完結した。お読みにな
りましたか。せんべい屋さんの情熱が、楽しめるページです。
 この記事の取材の前に、何冊かの関係する本を読んだ。そして、せんべいの発祥は中国であることを知った。また、804年に空海が長安を訪れたとき、これは日本人向きの味じゃ、といって日本に持ち帰ったことも知った。当時のものは、小麦粉と糖蜜でつくら
れた甘いものであったらしい。それが、文化、文政のころから、米を素材にした醤油味が誕生。江戸っ子の間で、流行したという。
 読んだ本の中に、古い文献からの引用があり画が添えてあった。それを見ると、せんべいを焼く暑さのせいか、もろ肌を脱いだ男が、左手にうちわ、右手にせんべいをはさむ道具を持ち、コンロに向かっている。その画についた説明が「せんべい師」。いいじゃない
ですか。この「せんべい師」の称号を、綾部商店のご主人にもささげたいと思った。
 空海が、せんべいを中国から持ち帰ってから1200年。せんべいの歴史は火と網の上で熱く焼きつがれてきたのである。そのことに感動した。


境野米子さんからの手紙

 

拝啓   

 

お元気ですか。

私は、早朝の恋太郎君との散歩も駆け足ですし、

今は落ち葉掃きに精を出しています。

福島は、澄み切った空気、紅葉が始まった山々、

可憐な赤紫色のリンドウや鮮やかな黄金色のツワブキなど、

以前と変わらぬ美しさです。でも、その空気、木々の葉や花、大地は、

ガイガーカウンターで測定すれば、ビービーと不気味な音を発し続け、

原発の爆発から7ヶ月たったというのに、数値は少しも下がりません。

匂いも色もない放射線が、大きな不安をかき立てています。

 

娘たち家族で賑わう連休や夏休みも、ジジ、ババだけ。

妊娠している娘も「お産は福島ではできない」となりました。

毎年孫たちにどっさり送った野菜ですが、畑は草だらけです。

フキノトウもツクシも摘まず、ドクダミやカキドオシも、

梅すら採らず、もう野草茶や漢方薬は作れないとあきらめました。

だから土手一面に広がった見事なサフランも摘みません。

近くの町では干し柿は出荷自粛。我が家でも干し柿は生産中止です。

この茅ぶきの古民家での暮らしの豊かさは、すべて失われました。

 

サフランが満開。今年は残念ですが、取りません。

サフランが満開。今年は残念ですが、採りません。

 

 

「なんてことを」

「誰が責任をとるの」

「原発は危険と言ってきたでしょ」

「事実を報道しなさいよ」

 

と怒りに燃えていた時、机の前の「主の祈り」を繰り返し読みました。

「われらに罪をおかすものを われらがゆるすごとく われらの罪をもゆるしたまえ」

温かな部屋、温水シャワートイレ、洗濯機、炊飯器、冷蔵庫、テレビ・・・

快適で便利な暮らしに満足していた自分の罪を一つ一つ数えると、

冷静になれました。人間が想像し、計画し、体験していた事を

はるかに越えたことが起こり、それでも私は生かされている、

そこに何か神の摂理があるように思えています。

 

16年前に難病になり人生が終わったと思った時、最大の恵、信仰を

用意してくださった神の計画に間違いがあるはずはありません。

茅ぶき屋根の修復、古民家の維持に大きなエネルギーを注いできた

私を哀れみ、神はその労苦から開放してくださったのかもしれない、

この世にあるものに心を奪われる道ではない方向を教えてくれて

いるのかもしれないと、少しワクワクもしてきました。

 

毎日、神の3つの命令、喜び、祈り、感謝する力を与えてくださいと、

神にしがみついています。多くの人たちに祈られていることを感じます。

その祈りの力を全部、あなたにも贈ります。  

 

敬具

 

___________________________________________

震災後もずっと、福島市で茅葺屋根の古民家暮らしを続けている「じぶんらしくコスメ」の

著者 境野米子さんから「福島のこと、原発のこと、少しでも多くの方につたわりますように」

とお便りをいただきました。

 

米子さんはご自身のブログでもずっと、放射性物質と健康について、福島の自然と暮らし

についてなど福島の今を綴られています。また、生活評論家・薬剤師・福島県教育委員会

委員として各地で「放射性物質と食生活」についての講演もされています。詳しくはこちら

 

 

 

 

 


あしたばうどん

 

八丈島からのおすそわけ明日葉とねぎで、vigoがうどんをつくってくれました。

明日葉の強くて濃い緑色のビジュアル、苦味と甘みとかすかに残るえぐみは

いかにも「大地からの贈り物」という味わい。プラス、卵となめこととろろ昆布に海苔。

大好物ばっかり♪豪華版うどんランチ、とっても美味しかった。

事務所のせまーいキッチンで、手早くぱぱぱと作ってくれたお料理上手のvigoでした。

事務所の隅で泣いていた寸胴もやっと出番がきて、よかったね。

ごちそうさまでした!

 


かくれんぼ

せっかくのお休みなのに、特に予定がない…。

 

お休みの前日に

「明日なにしよっか?」と旦那さんに相談してみたら

そこそことアイデアが出てきたのですが

なるべく安くて楽しい事ってなんだろう?と考えた結果

お弁当を作ってピクニックへ行こう!!ということに!!

 

我が家の場合は、だいたいおにぎりを旦那さんが作り、おかずが私の担当。

朝、起きてから2人でモクモクと準備をして

目的地もしっかりと決めずに出発(笑)

 

飛行場に飛行機を見に行くか、はたまた、国立公園にコスモスを見に行くか

悩んだ末、出した結果は「路面電車の世田谷線に乗ろう!」

(もはや、飛行機も公園も関係ない(笑))となりました。

 

何度も言いますが、目的地をしっかりと決めていないので(笑)

世田谷線でどこの駅に下りるということも決めずに乗車。

運賃が均一なので、終点までとりあえず行って、街歩き開始。

 

お弁当を食べられる場所を探したのですがなかなか見つからず

長い商店街の美味しそうな匂いの誘惑と闘いながら

15分ほど歩いたところでようやく小さな公園を見つけました。

 

男の人が作ったとは思えない小さいサイズから、ガッツリとしたサイズまで…

旦那さんが作るおにぎりは選び甲斐があります(笑)

お弁当を持っただけで、ちょっと遠足気分♪

 

…とまぁ、楽しいランチをしながら、ふと横を見たところ…。

 

ベンチの上に、とんでもなく大きなバッタを発見((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ

 

ピョンピョン跳ねたらどうしようかと思ったのですが

動きがめっちゃ遅い…。(ちょっと一安心…。)

 

しばらく、観察していたら、ブォーンと跳んで

木の茂みへ行ってしまいました。

 

気になって探してみたら、見事に葉っぱに隠れていて

ちょっと眠っているような顔をしていました。

全然、昆虫に詳しくないのですが、

あの遅さとあのお腹の大きさ…もしかしたら赤ちゃんいるのかも…。

今度は、人間に見つからないように、ちゃーんと隠れているんだよぉ☆

バッタ

 

お弁当の後は、秋空の下

カフェやお寺などお散歩を楽しみました。

 

可愛らしいカフェをみつけたので、

それはまた今度のブログで書きますね~☆

Amedio(^O^)

 


ビール・フロート

黒ビールに、アイスクリームを添えると、オイシイという。コーヒー・フロートというのがあるから、ビール・フロート、とでもいうのだろう。このことを、ラジオのトーク番組で知った。その話をすると、ある友人は「ソレ、きっとイイですよ」と言った。
昔、ワセダの学生街の店に「チョコトン」という料理があった。人気がある、という。取材してみようと出かけた。しかけは、こうだった。チョコレート・プラス・トンカツである。トンカツの肉の部分に、チョコレートを一枚貼り、衣をつけて揚げる。「板チョコもいろいろ試してみましたよ。森永とか明治とか」と店のひとは言った。この話をしたら、ある友人は「あ、ソレはイイかも」と言った。
こういう類いの話をしたときに、すぐ、オイシソーと受けてくれる友人が、好きだ。「エーッ、なにそれ」と、顔をしかめるひととは、たいてい気が合わない。なぜだろう。
そして私は、そういう話を他人にするだけで、私自身、それらを、食べたことも飲んだことも、ない。
なぜでしょうね。

ビール・フロート


おもてなし料理

特に、これといった得意料理はないのですが、

唯一、みんなに自信を持って出せるのが

鶏大根

鶏大根

 

数年前に、電気圧力鍋というものを

購入して以来、誰かが家に来るときは

必ず作ります☆

 

電気圧力鍋は、使い方が炊飯器のようなので簡単

 

材料を切ったり、軽く炒めて焦げ目をつけたりは多少しますが

手羽などは軟骨まで食べられる柔らかさに仕上がります。

 

しかも、ボタンをポチっとすると

時間もタイマーで設定できるので

仕上がりまで待つのみ☆

 

なかなかグツグツしている時間がないときは

本当に便利です☆

 

この前は、友達を呼んだところ

手羽元30本があっという間に売れました(笑)

みんなも「お店みた~い!!」と

言ってくれて…汗

まさかこんなにも簡単に作られているとは…

思っていないみたい…( ̄∀ ̄*)イヒッ

 

鶏大根

 

本当におもてなし料理って難しい…。

でも、もっともっと料理も勉強して

たくさんの人が遊びに来てくれるようにしたいなぁ…

 

amedio(^O^)

 


続・楊枝

さるやの楊枝

—- 黒文字は、ヤナギ科の木じゃないかな。匂いがいいんですよ。こうやって、噛んでいると、味があるんですよ。一本の木から、二尺ずつ切って、それを四つ割りにして、それを、ほら、こういう皮がついているところを残して、小刀で削る。大変なんですよ。
 全部、手づくりなんだ。こういうふうに一本一本、先をそろえて、削ってつくれるまでに、十年はかかる。一日、一人で二千本はつくります。安い楊枝がありますね。あれは、機械でつくる。材料は白樺とか。以前は、竹なんかも使ったことがありますが、竹はダメだね。ささくれ立っちゃう。
 楊枝は、江戸時代からあります。うちも、創業三百余年。昔のひとは、よく言ったもので、老舗(しにせ)は、新店(しんみせ)。古くても、感覚は新しく、という気持ちで、細く長くですな —-。
 このブログの a-van の「楊枝」を見て、かつて、「さるや」で聞いた話を思い出し
た。


身近な癒しスポット

私の癒しスポット…。

 

それは、家から徒歩2分ほどの距離にあるペットショップ。

 

マンション暮らしなのと旅行好き夫婦なので、ペットを飼うのは難しく

飼ったことあるのは小さい頃に「ザリガニ」とか「セミ」とか「ドジョウ」とか…そのくらい…。

今では虫が苦手になってしまった私ですが、小さい頃は都内でも

ノンビリとした場所に住んでいたため、全然怖くもなく飼っていました。

 

あとは…マリモ…これは、後々、藻の集合体と知りショックを受けましたが…汗

 

弟は、一度捨て猫ちゃんを拾ってきたけれど

やっぱりその当時もマンションだったので飼いきれず

泣く泣くサヨナラをし(弟はそれでも生き物が好きらしく、今はペット可のマンションで

リスやらウサギやらを買っています♪)今日に至るのです。

 

自分で飼えないとわかっていても

ペットショップの前を通る時は必ず足が止まります。

 

お店の窓際の見えるところに3匹ほど常にいるのですが

最近のお気に入りの子はこのワンちゃん

 

犬

 

私が覗く日は、たいてい欠伸をして寝てしまうのですが

顔を柵のところに乗せるのが好きみたいで

ガクっとならないように、柵と柵の間に鼻を入れて寝ています♪

そして、なんといっても、寝顔が笑って見えるところが好き☆

 

ずーっと見ていても飽きないです。

 

人通りが多いところにあるペットショップで、お年寄りから子どもまで

覗いてはニコっとしているのを見ると、みんなも元気をもらっているようです。

 

優しい飼い主さんの元へ行ってしまうその日まで

チョコチョコ見に行ってしまうamedio(^_^)でした

 


三越前駅

都内の地下鉄でたった一つだけ商業施設名称がそのまま駅名称になっているところがある。
公共機関であるため、たいていは地名などを駅名称とするのだが、その唯一の例外が銀座線・三越前駅である。

なぜ例外が認められたのか?


wikipedia(ウィキペディア)からの情報によると、

「元々は新橋への延伸を目指しながらも資金難に陥っていた東京地下鉄道に対し、目の前の中央通りに本店を構える三越が駅の建設資金を「全額負担」して開業させた駅である。
これは後の命名権と云った物の形態を超える域のもので、まさに駅名の通りに三越が自店舗の前に駅一つを造ったのである。
その際、店舗への直通出入口の設置や駅構内の意匠についてなど、三越側の提示した駅建設資金負担の条件を東京地下鉄道は受け入れた。」

「この経緯から、銀座線ホームの壁面には三越の「三」をモチーフにした赤い3本線が引かれ、輸入タイル・大理石貼りや真鍮製手摺り、日本初の駅構内エスカレーターの設置、それに当駅独自の駅名標など、三越の意向を隅々まで反映して他の駅にない異例に豪華な意匠の内装が施され、開業当初は地下鉄というものの目新しさもあり、まさに時代の最先端をゆく三越の地下エントランスとでも言うべき趣となった。また、後年開設された半蔵門線ホームの壁面デザインは三越の包装紙「華ひらく」をデザインした猪熊弦一郎の作品であるが、駅名標は他の東京地下鉄の駅と同じものである。』

とある。

日本橋三越に訪れた際は、是非、年代物の地下鉄入口をお探しください!

a-van


秋の花火大会 

10月8日は、足立区の花火大会でした。

 

今年は大震災の影響で開催が延期になり

例年7月の最終木曜日の花火大会が

初の10月、初の土曜日。

 

足立区の花火大会は

小さい頃から一番大好きな花火大会☆

 

小さい頃は、おばあちゃんの家に家族みーんな集まって

2階のベランダに椅子やテーブルを出しての花火鑑賞。

お菓子やジュースを出してなんだか特別な日でした。

 

例年は、7月の最終木曜日(なぜか木曜日☆)なので、

小さい頃は、この花火大会を迎えると夏本番!!

夏休みだぁ!!とウキウキしたのを覚えています。

 

今では、隣にマンションが建ってベランダからは見えないし、

おじいちゃんも、天国に行ってしまったし、

みんなそれぞれ家庭を持ってなかなか集まれないし

あのころとは違う形になったけれど

それでも、毎年、この花火を見なきゃ!という気持ちになります。

 

足立区の花火大会のどこがそんなにおススメかというと

フィナーレが素晴らしい…。

なんと最後の5分間で4000発(だいたい毎年)を

まとめてダダダダーンとあげるのです!!

花火

すごい爽快:*.;”.*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.”;.*: ワーイ♪

 

毎年、夏スタートの合図となっていた花火大会が

今年は秋の訪れを知らせる花火大会でしたが

10月というのに、全然寒くなく、天気も良かったのは

おじいちゃんが天国から「一緒に見よう(^O^)」って

してくれたってことなのかなぁ~☆と

ちょっと思ったりするamedio (o^∇^o)ノでした

 

ちなみに、

前に登場したおもしろい我が家のおばあちゃん。

今年の花火大会の後は

一緒に何を食べようか?と聞くと

嬉しそうに「ピザ!!」

 

元気です(笑)

 

そして、片手には、炭酸のグレープを持ち

幸せそう(^O^)

 

「足は痛い!腰も痛い!内臓は元気o(*^▽^*)o~♪」と

笑いながら、また名言を残してくれました~♪