2017年3月 の記事一覧

野球殿堂博物館

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後楽園の東京ドーム

21番出口の右側に

野球殿堂博物館があります

 

入り口はちょっと狭いので

中も狭いのかな~と思いきや…

地下へ降りると奥行きがあり

かなりの広さです。

 

野球の歴史に関する書籍があったり

現役選手のユニフォームやスパイクが飾られていたり

過去の名場面集がシアターで流れていたり…

館内は、写真撮影できるので

野球ファンにはたまりません♪

※特に自分が応援するチームのコーナーは(笑)

 

アマチュア野球からプロ野球、

社会人野球に学生野球、大リーグ…と

野球に関する資料が山のようです♪

 

ずいぶん前の映像が流れていましたが

素敵なプレーは何十年たっても

色褪せませんね(≧▽≦)

 

展示物の入れ替えも多いようなので

何度足を運んでも

楽しめそうです♪

 

 


コーヒーとシナモンスティック

 

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煮出す方法でチャイに使われるシナモンスティック。

コーヒーにポンと入れるだけでも

ふんわりと

香りが立つ。

 


芹を摘む

野芹

 

初挑戦

山に登り、湿地帯に足を踏み入れ、野芹を摘む。

摘むというよりは、どちらかというと引っこ抜く?

小学校の遠足のような、なんだかなつかしいような時間…

泥をきれいに落とし、みんなで芹鍋。

 


EXTRA REVIEW # 14へ



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先月「TABLOID」で開催された「EXTRA REVIEW # 14」へ。

 

『EXTRA REVIEW # 14』は

企業の枠を超えて志を同じくする11のメーカー、

ブランドによる合同展示会として

2010年にスタート。

質の高い展示を目指し

少しずつ規模を拡大、

今回で14回目を迎えた。

  

「チルチンびと広場」でお世話になっている皆さまも多数出店されていた。

海の家

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hand craftwatch “ipsilon”

SOF

美工堂

JARLD PROJECT OFFICE

Time Lag

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会場のTABLOIDは、ゆりかもめ「日の出」駅 徒歩1分。

もともとは印刷工場で

フロア中央 天井高が約14 mの吹抜けのメイン会場と

コンセプトごとのフロアが配置された

真っ白な空間だ。

ゆりかもめの先頭に座って

わくわくしながら会場に向かうという

解放感が新鮮だった。

 


住宅デザインの目利きになろう !松本直子


住宅デザインの目利きになろう !松本直子

住宅デザインの目利きになろう !松本直子

 

「住宅デインの目利きになる」には、どうしたらいいか。
建築家・松本直子さんのレッスンが、わかりやすく、楽しい。(『チルチンびと』91号掲載)。たとえば、その記事に「目利きになるための十カ条」がある。
1  “リビング・ダイニング”  は切り離す
2  軒の下は特等席
3  キッチンづくりは、わがままに


………


そして、
10  惚れ惚れする天井に
まで、それぞれ、実例タップリに、教えてくれる。
このほか、
日本人が捨てきれなかった暮らしに美が宿る・松本直子 / 美しいリビングのための建具デザイン / 日本建築モダン化の系譜・三浦清史 / 吉田五十八「よい家」の極意 / 事例・伝統の日本美と西欧の暮らしが重なる家、17坪に散りばめられた和の愉しみ( 設計・松本直子)


………


『チルチンびと』91号は、特集・金沢  ―  ひと・まち・住まい。特集・住宅デザインの目利きになる ― 建築家・松本直子さんに訊く美のポイント。好評発売中 !

 


『チルチンびと 』91号の表紙は、語る

『チルチンびと 』91号 金沢 ー このまちに生きる12人の女性たち

 

ここに『山鬼文庫』あり 」

 

もし、あなたが、この表紙に魅かれ、おや、金沢のどこだろう、と思われたら、『チルチンびと』91号の26ページを開いていただけますか。

「ここに『山鬼文庫』あり 」というタイトルで、ここで仕事をする中森あかねさんの文章がある。
山鬼文庫は、約2万5,000冊の蔵書をもつ私設図書館であり、現代美術の発信の場でもあること。その誕生のいきさつ。拠点の町家は築100年であること。その湿度と陰翳のある金沢町家との縁。春は雪に耐えた植物の手入れをするという、金沢人の日常、立ち居振る舞いについて。

……
そして、中森さんの文章の最後は、こう終わっている。

ふと見るとカワセミが浅野川に突進して鮮やかな青を見せています。庭の沈丁花も芳香を放ちはじめました。どうやら今年も無事に図書館をオープンできそうです。


……

『チルチンびと』91  春号  〈特集・金沢 − このまちに生きる12人の女性たち〉 。 〈特集・住宅デザインの目利きになる − 建築家・松本直子さんに訊く美のポイント〉  は、3月11日発売です。

 


「チルチンびと住宅建築賞」贈呈式

「チルチンびと住宅建築賞」贈呈式

 

3月9日。快晴だが、風がつめたい。
そんな日の午後、「チルチンびと住宅建築賞」贈呈式が、風土社で行われた。審査委員長・泉幸輔氏挨拶。受章者の表彰とその作品一つひとつへの、ていねいな批評。そして、懇親会。
ここからが、さらに盛り上がる。なにしろ、受章者は、九州、四国、関西、東海、関東 …… と各地から。その仕事の場も、経歴もさまざまだから、にぎやかなことになる。地域の資材について、自分の師について、工務店の中での役割について 。そして、作品についての、自分の考えをさらに語る人あり。それらについての質疑応答あり。
「いいシゲキをもらいました」と、受章者も、審査員も語る、楽しい会になった。


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第5回「チルチンびと住宅建築賞」の受章者、受賞作品、審査経過についての詳細は、『チルチンびと』 91  春号で、ごらんいただけます。

 


金沢文学散歩 2

金沢文学散歩


『チルチンびと』春号。〈特集・金沢 ーこのまちに生きる12人の女性たち〉にちなんで、ビブリオバトル・金沢篇 2


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S さん    ぼくは、モロ金沢。『金沢の不思議』(村松友視・中公文庫)。これは、すぐれた文学散歩だと思いますけど、ことに好きなのは、番外編・金沢の奥座敷。たとえば、「能登穴水湾にボラ待ち櫓在り」。これ、ボラ漁法なんですね。で、この穴水って、大相撲・遠藤の故郷ですよ。
〈ボラ待ち櫓の、生き物とも物体とも、現実とも虚構ともつかぬたたずまいに、心を奪われたのだった。ただ、その段階での私は、あれは何なのだろという疑問が頭にふくれ上がるばかりで、それが穴水を象徴するボラ待ち櫓であることすらも知らなかった。

U さん   私は、三島由紀夫『美しい星』(新潮文庫)。三島文学のなかの異色作と言われるこの作品。“ 金星人 ”  の舞台は金沢です。
〈北の国の空気の澄明、この陶器で名高い町の白い陶のようなひえびえとした清潔な頽廃、釉をかけた屋根瓦のおだやかな反映、すべてが古い城下町の、それ自体が時間の水底に沈殿したような姿にふさわしかった。彼はどうしても人間に接触することができなかった。〉
いいでしょう。また、こういう文章も。
〈金沢はまた星の町であった。四季を通じて空気は澄明で、ネオンに毒された香林坊の一角をのぞけば、町のどの軒先にも星はやさしい点滴のように光っていた。〉
  ー    しかし、まだまだ、挙げたい作品は数多く、金沢は文学の故郷ですね。
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『チルチンびと』春号は、3月11日発売です。お楽しみに。

 


金沢文学散歩 1

金沢文学散歩

 

『チルチンびと』春号。特集 〈金沢 ― このまちに生きる12人の女性たち〉にちなんで、ビブリオバトル ・ 金沢篇。


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C さん     この間のこのブログにも出てしまっているんですが『加賀金沢  故郷を辞す』(室生犀星・講談社文芸文庫)。このなかの「文学者と郷土」という章で、自分の文章についてふれているところが、おもしろくて。
〈つまり、私の文章の中にも、金沢にふるようなうそ寒い霙の音もすれば、春先になったこのごろの温い日の光も、麗かにさしているところもあるのでございます。つまり金沢の気候が東京にいても、私の机のまわりにいつもただよい、感じられているのであります。
そして、こうつづくのです。
〈もう一つ言えば私の文章の辿々しいところは、金沢の方言や訛がはいっていて文章の切れ味が甚だ悪いのであります。〉

B さん    私は、若者の鬱屈を描いた 、中野重治 『歌のわかれ』から(『村の家   おじさんの話    歌のわかれ』講談社文芸文庫)。初めのほうにある町の描写が好き。
〈金沢という町は片口安吉にとって一種不可思議な町だった。犀川と浅野川という二つの川がほとんど平行に流れていて、ふたつの川の両方の外側にそれぞれ丘があり、ふたつの川のあいだにもう一つの丘があり、街全体は、ふたつの川と三つの丘とにまたがってぼんやりと眠っている体であった。そうして、街の東西南北にたくさんのお寺がかたまっていて、町の名にも寺町とか古寺町とかいうのがあった。〉
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『チルチンびと』春号は、3月11日発売です。お楽しみに。

 


金沢みやげ

ちとせ

 

金沢に取材に行った人から、おみやげに、お菓子をいただいた。森八、というお店の名前も、ちとせというお菓子のことも、『加賀金沢  故郷を辞す』(室生犀星著・講談社文芸文庫)で、知っていた。
包み紙をほどいて、食べると、ほどよい歯ごたえのあとに、餡にたどりつく。全体の淡い感じが、ちょうど3月3日、ひな祭りのころにふさわしいように思われた。「寒蟬亭雑記」の「菓子」の最後のところは、こういう文章で終わっている。

それらの菓子は色彩的にいえばことごとく白と赤の二色から配合され、主に品と雅と淡さとを目ざした味わいから造られてあった。その色と味わいの狙い方にも間違いのない後の世の心を摑んでいるようである。

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『チルチンびと』春号は 〈特集・金沢  ―  このまちに生きる12人の女性たち〉  3月11日発売です。