2012年5月 の記事一覧

神田祭

神田祭。

毎年、5月の2週目は神田明神にて執り行われます。

 

京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に

日本の三大祭りの一つにも数えられるお祭りで、

今年は、大祭ではなく、陰祭り。

 

昔は、毎年、祭礼が行われていたそうですが

1681年からは、日枝神社の山王祭と神田明神の神田祭が

交互に隔年で行われることになったそうです。

 

陰祭りということで、今年は少し静かでしたが

郷土物産展と太鼓フェスティバル

そして、宮入りはありませんでしたが、将門首塚周辺にて

将門塚保存会大神輿渡御が行われました。

 

境内の太鼓フェスティバルでは、秋田県、栃木県、千葉県、茨城県など

各地の太鼓団体が集まりました。

 

「近くから太鼓の音が聞こえたので」と来てくださった方や

「毎年楽しみにしているんだよ~」と声をかけてくださる方

小さい子どもたちからお年寄りの方まで

演奏に耳を傾けてくださり、演奏している方も

とても気持ちよく演奏できました☆

 

昨年は、東日本大震災の影響もあり大祭は中止でしたが

被災地復興への思いを込めて、太鼓の演奏はさせていただきました。

 

YouTube Preview Image

 

来年は、いよいよ大祭。

 

太鼓の音は、赤ちゃんがお母さんのおなかの中で聞く音に近いという話もあります。

そして、心臓の音とシンクロすることで自らを鼓舞する性質があり

戦の際には使われたという説もあります。

聞いてくれる方が、リラックスしたり、頑張るぞ!!と力がわいたり

何かパワーを与えられる演奏を

これからもできればなぁと思っているamedioでした!!(^^)!

 

 


はつなつのみほとけ

みほとけの
うつらまなこに いにしへの
やまとくにはら
かすみてあるらし

ワセダの會津八一記念博物館へ行った。『館仏三昧』展(六月十二日まで)。博物館蔵の仏 像と、會津八一の仏像を詠んだ歌と書のコラボレーション。冒頭の書には、香薬師を拝 してと題して収められた歌、と解説がある。
またつぎの仏像の前へ。そして、つぎの歌の書へ。こころが洗われる、とは、こういう ことか、と思う。見終えて、外へ出る。五月の休日。快晴。薫風。いやなことは、みな 忘れた。

はつなつの
かせとなりぬと
みほとけは
をゆひのうれに
ほのしらすらし

をゆひのうれ、は小指のこと。そよ吹く初夏の風を感じる清々しい作品と、解説にあっ た。

館仏三昧展

 


頭上に注意

 

よく晴れたある日、いつものように出勤のため、市ヶ谷駅交差点で信号が変わるのを待つ。
信号が青になり一歩踏み出したその時、頭部に冷たいしずくを感じ、手で触れて確認する。
鳥の落し物だった。
写真はvigo所有する、鳥の図柄の蓋物。


犬サブレ祭

何やら面白いことをやっているという話を聞きつけ、谷中、古書・信天翁(あほうどり)で開催された「犬サブレ祭」最終日行ってきました。

 

「犬サブレ」とは、早稲田大学在籍中は漫画研究会所属、現在では多数の地方紙で4コマ漫画「ごんちゃん」を連載中の、かまちよしろう氏作の「脱力マンガ」。祭では、かまち氏のサイン会あり、さぶれの販売あり。

 

—–震災をきっかけに自分自身が落ち込んでいた時、たまたま、描いた犬の絵と言葉に自分自身が笑えたというかはげまされたというか、それがきっかけで少しずつ描いてたら結構の数が出来てしまってね。短い言葉と画から想像して笑えるようなそんな感じのもの、ちょっとした俳句のようなものかなぁ。でも、結構女性は面白いって言ってくれるんだけど、男性にはちっともわかんないとか言われちゃうんだ。—–

 

そんな「犬サブレ」、書店で見つけた時は、手にとって「かまちよしろうワールド」をのぞいてみては。これは「世界の片隅で今日もつぶやく編」と題した赤本ですが、今後は黄、青も発行予定だそうです。

 


人間の業


来月頭に引っ越すのだが、時間があまりない。厄介なのが、おびただしい数の夫のレコード&CD。一生かけても私はこの10分の1も聴くか怪しい。そもそも夫もこれを全部聴いてるのか?甚だ疑問だが、ちゃんと聴いているそうだ。ある日、「これ100枚くらい残してあと処分したらスッキリするね!」と半分冗談で言ってみたら、この世の終わりみたいな、魂が抜けたみたいな顔になってしまい、ちょっと反省した。冗談でも言ってはいけないことがあるのだ。

 

見積もりに来てもらうと、案の定「レコードは、ぴったり合うサイズの段ボールがないんですよね。緩衝材を入れたとしても、品質の保証ができないので、ご自分で荷造りされたほうが・・・」って。やっぱりね。

 

引越しやさんが帰るや否や、1.5ℓx8本入りの飲料水の段ボール探しの旅に出る夫。世のレコードマニアの知恵袋で、LPレコードを収めるのにこれがちょうどよいサイズらしい。重くなり過ぎないくらいの量がきちんとおさまり、取っ手もついている。とっても便利。意外と手に入りづらいので、近所のありとあらゆるスーパードラッグストア、コンビニなどを駆けずり回る。一体何往復したのだろうか。せっせせっせと巣に餌を運ぶ、働きアリみたいだ。

 

どうしても捨てられないほど大事なものを、小さなトランクひとつに納まるほどしか持っていない私は、宝物のために奔走し、その面倒な作業をさも楽しそうに一心不乱に行う夫の姿が、面白くも羨ましくもある。

 

そんな私でも引っ越し前に必ず夢中になる作業がある。本棚整理だ。なにもいま読まなくてもいいようなものに、とっぷり読み耽ってしまう。雑誌の切り抜き地獄についついハマり、片付けるはずがどんどん散らかしてしまう。 つくづく人間って、不思議です。

 

 


金環食

日本の太平洋側の広範囲で

さらに、東京では137年ぶりに見られるとのことで

金環食、大いに盛り上がった月曜日。

 

私も見たいなぁとは思っていたのですが、なんだかバタバタしていて

前日に「あっ…明日だ…」と気づき

日食用のグラスを探してみたものの

近くの書店、文房具店、全て完売…

黒い下敷きも見当たらず…グラスの購入は諦めました

( ´△`)アァ-

当日の朝、外を見ると小雨で傘をさしている人もチラホラ。

しばらくすると、小雨はおさまったものの

雲が邪魔で太陽が顔を出さず…

テレビをつけると、ほとんど全てのチャンネルで生中継をしていたので

しばらくそっちを見ることにしました。

時々、ベランダで様子を見に行き、

朝から部屋とベランダを行ったり来たりの往復。

 

外の曇り空がちょっと薄くなるたびに、期待を持ち

また雲が厚くなるとガックリの繰り返しでした。

 

テレビでいよいよ東京の金環日食開始!!という声が聞こえたそのとき

分厚い雲が消え、薄い曇の中から太陽が顔を出しました。

晴天だったら、肉眼では絶対危ないので無理だったのですが

薄雲がフィルターになり、ちょうどいい感じ…。

(グラスが手に入らず仕方なかったのですよぉ…ヾ(´ε`;)ゝ)

本当に、綺麗に見えました。

金環食

太陽リング

神秘的なこの現象。

次に、東京で見られるのは300年後といいますが

そのときの地球はどんな風になっているのか

ちょっと不安もあります。

自然の力に触れるたび、人間が自然にしていることに

悲しくなったり、憤りを感じたり…。

ただ、綺麗だったなぁ~ということで終わらせず

この景色をまた次の世代にも見せられるよう

みんなが考えるきっかけにしてほしいと願う

amedioでした。


ハンバーガー

ハンバーガー

朝から、ずっとゲラを読んでいる。『チルチンびと』夏号は、校了間近。

昼食のときは、だから、ゲラとは調子のちがった本を持って、でる。今日は、近くに置いてあった『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』(村上春樹)です。ハンバーガー屋さんIに入り、注文して、本を読みだして、テヘッと思いましたね。なぜって、「ハンバーガー」というタイトルが、ぱっと出てきたから。こういう話でした。

—- ホノルルのスーパーマーケットの駐車場で、一人のホームレスとおぼしき中年男が言う。「すみませんが、とてもお腹が減って、ハンバーガーが食べたいので一ドルくれませんか?」目的と金額をそこまではっきり限定して言う、そのオリジナルな訴え方に感心して、求めに応じて一ドルをさしだす。 —-

読みながら、ハンバーガーを食べる。パンのふっくらしたカンジ。野菜と肉のここちよい歯ごたえ。口の中にひろがる味。おいしい。しかし、困ったことに、いかにも舞台が揃いすぎた。私は、すっかり、中年のホームレス男になった気分、なんですよ。


捻挫-新緑の季節に-

気持ちの良い季節に浮かれ、久ぶりの捻挫。ふと足元をすくわれ、ばったり倒れた。やれやれと思いながら、ゆっくり自宅休養したGW後半だった。

ところで私は、靴底が減ると、とても気になるのですが、みんなの「靴底」は、減ってしまった後、いったいどこに消えてしまうのか、こちらもとても気になります。

写真は窓からの新緑、桜の時とほぼ同じ構図です。

 


おからドーナツと芝桜②

おからドーナツを食べた後は、宝登山へ

(といっても、ほとんどロープウェイで連れて行ってもらえます (^∇^))

 

 

山頂

本当はもう少し天気がいいですよ…。

 

 

とても良い天気だったので、景色もばっちり♪

山頂で、朝、作った手作りお弁当を食べました☆

旦那くんが作ったおにぎりは、男の人が作ったとは思えないかわいらしいサイズ(笑)

そして、本日のメニューは、

かぼちゃの煮物と

鶏肉炒め

ピーマン&にんじんのいり卵

ほうれん草のおひたしでした♪

 

食後のお散歩は、宝登山動物園。

園内で売っているえさを買えば、えさやりもできます。

ここのヤギが、これまた立派!

大きな角を持っていて、三匹のヤギのガラガラドンを思い出しました!!

 

ガラガラドンみたいなヤギさん

ガラガラドンみたいなヤギさん

 

園内には、豚と鹿が放し飼いになっており、

特に豚ちゃんは、人がいてもお構いなしにマイペース♪和みました。

 

たまたま、求愛中の雄のクジャクにも遭遇して立派な羽を開き

「バタバタバタバタ」と音を立てて振るわせるところを見ることもできました!

(見ている人間は大喜びでしたが、

肝心の雌クジャクには、無視され…ちょっとかわいそうでした…汗)

 

アップダウンの激しい園内だったので、軽いハイキングにもなりました♪

 

下山後は、1軒たたずむ射的場を見つけ、二人で射的大会!

(なんでも〝大会〟をつけるamedio家(笑))

 

射的

射的!負けられない!!

 

 

商品のぬいぐるみは、必要ない年頃の大人二人だったのですが、

夫婦ともども負けず嫌いの血が騒ぎ、旦那くんが見事景品をゲット!

そのため、結構大きめサイズの人形をもらってしまい

リュックにも入らないので、リュックの外側へカッチリつけて

秩父日帰り旅を続けることに…

(射的場のおじいさんが、とっても良い人で、景品はやっぱりいらないなんて

とても言えなかったのです(^_^;)…)

 

さてさて、この日は、一日フリーきっぷというのを利用し、乗り放題の旅でした。

そして、長瀞駅から、御花畑駅まで秩父鉄道に乗って向かう途中SL電車と駅で

すれ違いました。やはり目の前でSLを見るとその迫力にドキドキします!

(以前、このSLに乗るために秩父へ来たこともあるのです♪)

 

フリーきっぷ

フリーきっぷ お得です

 

御花畑駅から徒歩15分!山羊公園に到着し、園内に入ると一面が春らしい色の絨毯!!

 

芝桜

芝桜

 

特に、私のお気に入りは、ピンクと白とのコントラストがあるこの部分♪

 

芝桜

白とピンクがきれい!

 

奥には山も見えて、本当に景色のよいところでした!

 

芝桜と山

芝桜と山

 

観光客も多く、物産展もあり大賑わいでした♪

 

こういうところでお花を見ていると、日常のいろいろなことが忘れられますね…

小さいのに、こんなに力を持っているお花ってすごいな~と思う

amedio!(^^)!でした♪

 


あなたをプレス

プレミアムドラマ『伊丹十三と宮本信子』を見た。伊丹さんは、懐かしい人である。

お宅へ電話をする。「ハイ、イタミです。遊びに、いらっしゃいませんか」。行く。「ちょっと、出ましょう」と、そばやへ。もりそばと酒。そして、ビリヤードへ。そして、本屋へ。そして、珈琲屋へ。それは、ステキに退屈な午後だった。

その番組は、宮本さんが伊丹さんを語り、夫婦の再現ドラマが挿入される。ドラマのなかで、うつ伏せに寝ている伊丹さんの足に、宮本さんがアイロンをかけるシーンがあった。私は驚いた。いかにも、気持ちよさそうに見えた。何人かの友人に話した。そのうちの1人が、こう、言った。

「あ、それ、この間ハワイでやったホット・ストーン・マッサージだ。温かくしたコブシ大のすべすべした平らな石を、おねえさんが、絶妙の力加減で、からだの上を滑らせたり、一か所を押したりする。あまりの気持ちよさに、いつの間にか、寝ちゃった。それのアイロン版ね。健康雑誌なんかで、アイロン健康法とかすると、流行るかも。命の洗濯という言葉もあるし、さ」

アイロン