2017年11月 の記事一覧

『REALISM』の今日

『REALISM   現代の写実 ー  映像を超えて』展

『REALISM   現代の写実 ー  映像を超えて』展

『REALISM  現代の写実 ー 映像を超えて』展(東京都美術館、来年1月6日まで)へ行く。

〈…… 絵画でしかできない「現代の写実」を真摯に追求している9人の画家たちを紹介します。彼らは、それぞれどのようなリアリティを表現しようとしているのでしょうか?〉…… と、パンフレットの文章。
そして、地階では、明治、大正、昭和の写実的洋画を紹介する『近代の写実展』も。

比較的まばらな館内。『運慶』や『ゴッホ』展  に向かう人の波は、たえまなかったのに。

 

 


にんじんの蒸し焼き

ninjin 

ピーラ-でスライスしたにんじんを

塩ひとつまみと、小量のオイルで

蒸し焼きにした。

にんじんがこんなに甘かったなんて。


日本の絵本 100年史

『日本の絵本 100年の歩み』展

 

西武新宿線の上井草駅の北口から、電信柱にある道順の表示通りに、住宅地を歩いて、ちひろ美術館に出る。『日本の絵本 100年の歩み』展(来年1月31日まで)に行く。
『コドモノクニ』から、はじまって、竹久夢二、武井武雄というなつかしい名前、そして、いま、活躍する人たち。その作品。……
帰りに、ショップで『すごろく』(加古里子・作)を見つけて、買う。なんとなく、よき昔にひたったような。そんな一日。

濃き秋日何かたのしくわからなく      星野立子

 


牡蠣のオイル漬け

kaki

牡蠣を丁寧に洗って

加熱後、

好きなオイルに漬ける。

生牡蠣とはまた違った美味しさだ。

 


『怖い絵』展、大入り

『怖い絵』展

『怖い絵』展

『怖い絵』展

 

『怖い絵』展に、よく入れましたね、と言われた。そのひとが、行ったら、1時間待ちでした、ということだった。
この展覧会の特別監修をつとめる、中野京子さんが、ある座談会でこう語っているのを見つけた。(『青春と読書』9月号)

…… 勉強好きといったらおかしいけれども、日本人は知的好奇心がすごく強いですよね。だから、季節を問わずあちこちでいろいろな美術展が開かれて、観客もそれなりに入っている。これはきわめて貴重なことだと思います。

それなりに入る、どころではない。新聞の記事によると、多いときは3時間半待ちだという。若い女性の姿が、目立つそうだ。(『怖い絵』展は、上野の森美術館で、12月17日まで)

 


香ばしいレンコン

renkon

レンコンの美味しい季節。

鉄のフライパンで焼き付けるようにすると

香ばしくて

箸が止まらなくなる。


『新海 誠展』へ

新海 誠展

新海 誠展

 

〈まだ会ったことのない君を、探している〉
というわけで、『新海誠展』へ(国立新美術館、~ 12月18日)。「ほしのこえ」から「君の名は。」まで …… 新海誠監督の15年の軌跡をたどることができる。

国立の美術館で、現役のアニメーション監督の展覧会は、初めてだという。「漫画やアニメはサブカルではなく日本のメインカルチャーだと思っている」と、美術館の方が語っているのを、新聞で読んだ。ほかの展覧会にくらべて、会場は明るく、若い世代のお客さんが多い。そのせいか、学校の文化祭のような気分もする。

 

 


永六輔さんと『広辞苑』

永六輔さんと『広辞苑』

 

『広辞苑』10年ぶりに改訂、というニュースが、新聞やテレビで、さかんに伝えられた。もっぱら、とりあげられているのは、安全神話、ブラック企業など、新しいことばが追加されるという話題。この追加される人名のなかに、永六輔さんを見つけた。うれしかった、といったらおかしいかな。永さんが、旅に出て1年半たった。

〈死に装束に手甲脚絆があるというのは、死は「旅」だからです。往生というのは、つまり、往って生きる、という意味。…… 向こうに往って生きている仲間が大勢います。遠くない将来、僕もそこに往って、みんなとまた再会できる日が来るでしょう。そう考えると今からちょっと楽しみです。〉と『大晩年』(中央公論新社)で、永さんは語っていた。

永さん、『広辞苑』に載りますよ、と言ったら、きっとアハハと笑うだろう。

 


古代アンデス文明展

駅の広告で見つけた古代アンデス文明展

古代アンデス文明展

 

可愛らしいデザインに心が引かれ

早速、上野にある国立科学博物館に

行ってきました!!

 

展示物の撮影はOKなのですが、

webに載せるとなると、許可が必要だそうで

載せることができないのが残念・・・

(是非公式HPをみていただきたいです)

 

リャマのデザインの香炉が入り口でお出迎え♪

目がクリっとしていて

入ってすぐに、心をつかまれてしまいました。

 

土製のお皿に書かれていたお魚は

現代のアニメのよう♪

土器も綺麗な色が付けられており

デザインも、とても細かく

 4000年も昔の人たちの発想力や

作る技術を想像すると驚きの連続でした!

 

上野の国立西洋美術館・東京国立博物館

国立科学博物館の3館は、

金曜日・土曜日に限り20:00まで開館しています。

ナイトミュージアムで、古代に思いを馳せる

週末もおすすめです♪

amedio \(^o^)/

 

 


この秋、『皇室の彩』

『皇室の彩』展

 

『皇室の彩』展(東京藝術大学大学美術館、11月26日まで)を見る。

〈およそ100年前、大正から昭和最初期の頃に、皇室の方々の御成婚や御即位などの御祝いのために、当代選りすぐりの美術工芸家たちが技術の粋を尽くして献上品を制作しました。中には、大勢の作家たちが関わった国家規模の文化プロジェクトがありましたが、今日ではそれを知る者がほとんどいなくなっています。いったん献上されたそれら美術工芸品は、宮殿などに飾り置かれていたために、一般の人々の目に触れる機会が極めて限られてきたからです。……
と、展覧会のパンフレットにある。

〈この秋、名品とともに、皇室を知る〉が、キャッチフレーズ。
横山大観、上村松園、高村光雲、六角紫水らの作品……それらを、ガラスのケースに顔をくっつけて見入る人たち。
「天皇陛下退位 19年3月有力」のニュースが流れる、この秋。