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夏の夜にクーラーはいらない

 「民家の知恵を生かした住まい」(金田正夫)

チルチンびと 別冊66『民家の再生と創造③』のページをめくっていたら、 「民家の知恵を生かした住まい」(金田正夫) に目がに止まった。

「内外温度差があるほど風が通る  夏の夜にクーラーはいらない」という小見出し。つづく文章は……
〈 室の内外温度差と上下窓の落差があるほど風が流れる通風の原理があります。先人はこれを巧みに取り入れていました。屋根頂部に小屋根を載せ通気窓をとる越屋根です。上下窓の落差を最大にとる優れものです。夏の夜の外気温は20℃ほどまで下がります。室温はさほど下がりませんから内外温度差が大きくなり、上下窓の落差が相乗して風がたくさん流れます。室内気温が高くても暑さ寒さ感の一つである風が通ると涼しく感じますからクーラーを使わずにぐっすり寝ることができるのです。〉

酷暑、電力不足の折、絶好の話題。


………


チルチンびと 別冊66  『民家の再生と創造③』は、小社刊。6月30日発売です。

 

チルチンびと  別冊66『民家の再生と創造⓷』


『いわさきちひろと奥村まこと 生活と仕事』展 ご案内

『いわさきちひろと奥村まこと  生活と仕事』展

 

 

『いわさきちひろ と 奥村まこと   生活と仕事』展のご案内をいただいた。
いわさきさんは、ご存じ。おなじみのあたたかい画風、上井草に、ちひろ美術館がある。
奥村まことさんは、建築家。雑誌『チルチンびと』にも、しばしば登場。たとえば、83号では「半畳キッチン繁盛記」で、台所を公開。そこで、こんな話をしている。「建築という形を生み出す以上、理論と根拠が必要だ。そして、大事なことがもう一つ。なんでも実験。失敗をしないと物事はわからない。けれども、なぜかわかったら、次に進める」

仕事も暮らしも分けることなく
自分らしく生きて自立した
ふたりの女性
…… というのが、展覧会のキャッチコピー。


6月3日から9月8日まで。GALLERY  A4 (東京都江東区新砂 竹中工務店 東京本店  1 F  )  で。


小笠原島の虫たち

小笠原島の虫たち

 

毎号 、小笠原島のユニークな話題をお伝えする「小笠原からの手紙」。今号は、虫の話。
〈植物と違って、この虫が見たい!  と出かけることはほぼ無い。ここに挙げた虫との出会い、そのほとんどが偶然といっていい。この日も珍客が我が家にやって来たのだった。〉という書き出し。いろいろな虫が登場してくる。
〈セミが鳴き出すと「秋だね」と、小笠原の人は言う。 セミとはミンミンでもニイニイでもなく『オガサワラゼミ』のことで、小笠原のセミ科はこのオガサワラゼミ1種のみで昭和45年に国の天然記念物に指定された。……外来種のトカゲの捕食圧で近年激減していると聞くが、夏の終わり頃、森に入るとジジジと元気よく鳴いては飛び交う姿を、今のところは見られてはいる。〉
このほかに、オガサワラチズモンアオシヤク、オガサワラタマムシ、オガサワラシジミ、シマアカネなど、虫との偶然の出会いと別れを、島で暮らす伊藤千栄子さんが、文と写真で見せてくれる。
………
『チルチンびと』夏112号は、ただいま好評発売中。お早めに書店へ !

 

『チルチンびと』夏  112号


あなたの椅子選びは、間違っている?

60代、70代   膝と腰にやさしい椅子選び

 

『チルチンびと』夏 112号、好評発売中です。特集は「60代、70代   夢を叶えた家」。その中の「60代、70代   膝と腰にやさしい椅子選び」(井上  昇)が、役に立ったよ、という声を聞き、あらためて、ご紹介します。
記事の中の小見出しを拾ってみても、こんな具合。この記事の親切さがわかります。
・日本の住宅は「家具の中に住む」スタイル
・欧米の住宅は「石・レンガの中に住む」スタイル
・昔と変わったもの  椅子は必需品
・昔と変わらないもの    日本人の体型
・椅子は「健康器具」どのような椅子がおすすめか
      自分の体のサイズに合っていること
      背をしっかりサポートしてくれること
      短めの肘つきを選ぶこと
      座面にクッションがあること   
      座面の傾斜角度が穏やかなこと

さらに、「膝と腰にやさしい椅子リスト」、「椅子選びのQ&A」がつき、座り心地のいい記事になっています。あなたの椅子選びに、必読!
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『チルチンびと』夏  112号は、ただいま発売中!  お早めに書店へ。

 

『チルチンびと』夏  112号


アンティークの魅力、ここにあり

『チルチンびと』夏  112号 HANAMIZUKI

 

お待たせしました。『チルチンびと』夏  112号発売です!  今回特集は「60代、70代   夢を叶えた家」。いつもよう、事例が並びます。例えば、そうち一本。「錆鉄美を楽しむ暮らし」。主役は、店主・吉本千秋さん。
〈…… 店を始めて10年ほど経った頃、知り合い紹介で古い鉄工所転した。「見行ったらもすごく寂れて埃だらけで、今も倒れそうなすごい建物でした。でもそこあった錆びた鉄景色一目で惚れてしまって、ここでやりたいと思いました。名前もそれまで“花水木”から“ JUNK  STYLE  HANAMIZUKI”変えて、そ時から錆鉄一筋です。……
また、10年後、さらなる転機が訪れた。骨董市メッカ、北野天満宮へ移転。いろんなご縁があり、現在へ。ここあるは、人生事例よう思われる。
………
『チルチンびと』夏  112号は、6月10日発売です。お楽しみ

 


ベニシアさんの指輪外し

「チルチルびと』夏  112号 ベニシアさんの指輪

 

お待たせしました 。6月10日「チルチルびと』夏  112号の発売です。特集は「 60代、70代    夢を叶えた家」。もちろん、ベニシアさんファンのあなたへ。「きつい指輪外してあげよう」という、ベニシアさんの近況をお伝えするページも。
いま、グループホームにいるベニシアさんから、梶山さんに「指輪が痛いので、外してほしい」という注文。指輪は左手の薬指に一つと右手の中指に二つ。
〈……まず最も容易に取り外せそうな、左手の薬指の指輪に挑戦する。指輪が滑りやすいように、彼女の指と指輪に石鹸を塗り、水を付けてヌルヌルにしてジワジワとずらす。膨らんだ第二関節のところでスタックしている。「痛い!痛い!」「ちょっとだけガマン。すぐに終わるから……」となだめつつやると5分間くらいで外せた。続いて右手中指にかかるがベニシアは痛みに対して我慢することが苦手のようだ。「キヤー、痛いー」と大声で喚くのでとてもできないと思った。……〉
その日は帰宅して、指輪外し方を学習したした梶山さん……さて、翌日。
…………
『チルチンびと』夏 112号は、6月10日発売。お楽しみに!

 


村上春樹さん、おめでとうございます

村上春樹ライブラリー

柚子猫  Orange  Cat

 

「村上春樹さんに仏文学賞」いうニュースが、新聞を飾った。
イタリア出身の文化人チノ・デルドウカ氏の名前を冠した世界文学賞の今年の受賞者に村上春樹さんが選ばれた。賞金は20万ユーロ(約二千七百万円)で、ノーベル文学賞についで、高額とされる。

ちょうど、前の週に、ワセダの村上春樹ライブラリーを訪ねたばかりだったので、なんとなく、うれしい、おめでたい気がした。そのことは、このブログに書いたけれど、予約していなかったので、中には入れず、柚子猫  Orange  Cat という地階のカフェでドライカレーを食べて帰ってきた。その写真を再掲載します。

村上さんのエッセイに「占い師としての短いキャリア」というのがある。昔々、暇だったので、カード占いの研究をした。友だちの間では、占い師としての評価はそれなりに高かったが、誰も見料を払ってくれなかったからやめてしまった、という。
エッセイの最後は〈で、今はもっぱら小説を書いています。それなりに疲れはするけれど、いちおう原稿料は入るし、当たらなかったからといって叱られることもない。ありがたいことだ。〉で、終わっている。才能のある人はなにをやっても、当たる。

 


『野田九浦 ー〈自然〉なること ー 』展 へ

野田九浦  ー〈自然〉なること ー

 

野田九浦(1879~1971)は、武蔵野市ゆかりの日本画家です。幼少期から絵画に秀でた九浦は10代半ばで日本画家の寺崎廣業に入門。その後、東京美術学校に進学します。同校中退後は日本美術院で研鑽を積むかたわら、正岡子規に俳句を学び ……
と、展覧会のパンフレットの野田九浦紹介は始まります。

……  九浦の中心的主題は画業の最初から一貫して歴史人物ですが、彼が子規の自然主義芸術論に触れたことが画業の大きな転機になったと語っているのは注目に値します。
……… 武蔵野市、こと吉祥寺地域には古くから多くの文化人が集い、多様な個が大らかに受容されてきました。50年近くを吉祥寺で過ごした野田九浦は、こうした地域性をまさに自ら然るべく体現したとも言えるでしょう。

住みたい街として、常に上位にランクされる吉祥寺のもう一つの顔。『野田九浦』展は、6月5日まで、武蔵野市立吉祥寺美術館で開かれている。

 


『宮本三郎 西洋の誘惑』へ

宮本三郎  西洋の誘惑

 

石川県小松市に生まれた宮本三郎(1905~1974)が、画家を志して上京したのは、1920年代のこと。ヨーロッパに留学し、帰国した先達の画家たちによって、日本の洋画に多数の展開がもたらされた頃でした。宮本もまた、1938年に初めてヨーロッパの地を訪れます。パリに拠点を置き、ルーブル美術館に通って模写をしたり、イタリア各都市の史跡や美術館を巡るなどして、深遠なる西洋の美術の歴史にじかにふれることになりました。………宮本の作品には、さまざまな画家の絵筆をなぞるようにして、多様なスタイルがかわるがわるに立ち現れます。それは西洋の発祥である油彩画を、日本人の画家として自らのものとし追求していくための、果てしない旅でもありました。宮本三郎がその絵画のなかに辿った西洋美術への共感と憧憬、そしてその先に続く制作の展開を追います。

…… と、展覧会のパンフレットに描かれている。『宮本三郎 西洋の誘惑』展は、宮本三郎記念美術館(世田谷美術館分館)で、9月11日まで、開かれている。

 


村上春樹ライブラリーへ

村上春樹ライブラリー

 

連休のさなか、ワセダへ行く。
国際文学館  村上春樹ライブラリーへ行く。
村上春樹さん寄贈の小説執筆の資料、レコードなどが収められている、という。建築のリノベーションは、隈研吾。建設資金を提供したのは、ユニクロ柳井社長だ、という。予想どおり、予約のない方は入場できない、と言われ、地階のカフェに。カフェの名は「柚子猫  Orange  Cat」。学生時代にジャズ喫茶を経営していた村上春樹さんを、追体験するため、学生たちで運営・経営 されている、という。
客の9割は若い女性で、みんな髪が長い。そのほとんどが、リュックサックか大きめの布の袋を肩から下げている。ドライカレーとコーヒーで1400円(だったかな)。
 
 
柚子猫  Orange  Cat
 
ドライカレーとコーヒー