音楽

大野真澄さんの「セツ物語」

大野真澄さんの「セツ物語」

 

「学生街の喫茶店」という唄を、ご存じですよね。
君とよくこの店に  来たものさ…… という歌詞を、覚えていますよね。この歌は、いまもテレビやラジオから聞こえてくる。あのヒットソングを歌った 「ガロ」のメンバー、大野真澄さんも、セツモードセミナーで青春を過ごしたひとりだった。

「私のセツ物語」の今回は、大野さんである。
「私のセツ物語」を、セツ以前の話から始めていいでしょうか、と大野さんは語り出す。坂本九とビートルズのファンだった少年が、雑誌で見た長沢節さんの絵に魅せられ、上京する。そこまでが、第一話。どなたの場合でもそうなのだけれど、ああ、この人の胸の中にも、こんなふうに、想い出が、いつまでもあたたかく、赤く、ちらちらと燃えつづけているのた、ということに、感動してしまう。


………
「私のセツ物語」は、コチラからごらんいただけます。

 


飛行機雲

飛行機雲

 

11月1日、晴れ。

「あの雲の上を、天使さまは歩いていくんだよ」「ホント」という幼い姉妹の話し声がした。上を見ると、空に飛行機雲。飛行機雲がすぐ消えるか、なかなか消えないかは、上空の大気の湿り具合によるのであって、乾いていればすぐ消える、湿っていればなかなか消えない。湿っている場合は、低気圧が接近しているからで、つぎの日は雨になる、と天気予報の時間に聞いたことがある。この日の飛行機雲は、ずっと形を保ち、しだいに太くなって、白い坂道が空まで続いていた、というユーミンの歌のようになった。

11月2日、朝から雨。

 


相馬野馬追2014

7月下旬・・・

太鼓の演奏で相馬野馬追に参加してきました

 

原発の影響で自宅に帰れない地区の方々も

野馬追に参加されていました

 

とても美しい自然と、とても温かい人たち

しかし、所々で見かける

「除染作業中」のお知らせやノボリ・・・

震災前と何も変わらないように見えて

変わってしまった街に

胸が痛みました

 

私たちの想像を超えた辛い思いを

経験した現地の方々から

「東京から来てくれてありがとう」

「演奏で元気をもらった」

などの声をいただき

私たちの方が

たくさん元気を頂きました!!

 

帰りの車の時間の都合もあり

武者行列だけでしたが

見学する時間をもらえました♪

 

甲冑を着て目の前を歩いていく

福島の方々の姿は

とてもたくましくて

かっこよかったです!!

また、福島の方々にお会いできるのを楽しみにしている

amedio(*^_^*)でした

 

 


魅惑の電車とピアニスト

 

びわ湖ホールにロシアのピアニスト、ヴァレリー・アファナシエフの公演を聴きに行った。

京都からは京阪線→京津(けいしん)線→石山坂本線と2回ほど乗り換えて電車で一時間くらい。もちろん車ならもっと早い。だけどこの京津線の電車旅がよかった。地下鉄だったのが山間を走り出し、味のある苔生した煉瓦のトンネルを抜け、いつしか路面電車になってカーブを斬りながら街をくねくねと走る。短い時間にいろいろな風景が楽しめて「劇場路線」と言われるのも納得。渋い街並みを水色の車体に黄色の線が入った軽快な色合いが走っていくのもいい。特に鉄道趣味はないのだけれど、これにはまた乗りに来たい。と思えてしまう。

最寄りの石場駅に到着。びわ湖ホールは湖岸の公園に沿って建っているので、ロビーから琵琶湖が一望できて気持ちがいい。外にでて散歩もできる。

ほとんど海です

 

今回の演目のメインは「展覧会の絵」。亡くなった友人の絵の展覧会で感じた10枚の絵のイメージと、その絵の間を歩く様子を表した前奏曲の繰り返しで構成される、ムソグルスキーの代表曲だ。一曲の中に10枚の絵が表現されているのだから、ただでさえ多様な要素が詰まっていて手強い曲。さらにアファナシエフは、これを自ら戯曲にして自演する。鋭く反骨心に満ちた科白を言い終わったかと思うと、おもむろにピアノに向かって変幻自在で立体的な音色が次から次へと繰り出す。一人芝居→演奏→一人芝居→演奏・・・のサンドイッチ。一瞬も飽きることなく舞台に集中して、気づいたら演奏が終わっていた。

 

笑うと可愛いのです

 

正直言って通しでピアノの演奏だけ聴いてみたいとも思うし、この演出があまり好きではない人もいると思う。でも面白かったし、新しかった。シャイでコワモテで、いかにも気難しい芸術家のようだけれど予想を裏切ってお芝居は派手だし、演じ終わるとくしゃっと笑い、アフタートークも1時間以上。最後まで意外性のある舞台でした。年相応の分別とか理解とか洗練とか、にじみ出てくるものとは別として、そういうものと自分は関係なく、やりたいからやっていて、自由への道を模索する感じ。フレッシュで、魅力的だった。

 


リンゴの木の下で

ウクレレ

 

神保町の三省堂書店で本を買い、帰りがけに出口に近いところで、大きめの箱が積んであるのに気がついた。よく見ると「ウクレレ1本入ってます」という文字が読めた。オトナの工作キットという趣向らしい。

ずいぶん以前に、美容用の顔のローラーが書店で売られたことがあった。こういう種類の商品は、それまで化粧品店などで扱われていた。それが、単行本のような体裁で書店に並べられたことが“ 勝因”で、何万というヒット商品になった。そういう話題のニュースのなかで、制作した出版社の人が、つぎは何を売るか、いろいろと函に入れてみています、と話していたのを思い出した。

そうか。こんどは、ウクレレが入ったんだ。「広場」のスタッフの vigo から、ウクレレを習っていたと聞いたことがある。ギターは、小さい手に余ったので、ウクレレに転向。それで弾く 『リンゴの木の下で』が好きだった、と言った。『in the shade of the old apple tree』という、あの歌だ。だから私は、そのウクレレセットを、年末に進呈した。

今日、どうやらそれが完成したらしく、こんな写真が届いた。どんな音色だったかは、聞くよしもない。

 


それぞれのストレス解消法

「ストレスを解消するために何をしますか?」と聞いてみた。

聞いてどうという訳ではないけど、たまにくだらない質問をしたくなる。

 

morimori「ストレスはあまり感じない。しいて言うなら悪口を言う」

takeko「前はフラメンコだったけど、最近はお風呂と本を読むかな」

kuro「そりゃ、もちろんお酒でしょ。あと、掃除」

amedio「太鼓!太鼓がない日は、おいしいもの食べるとかお茶したりとか」

 

グラス

 

ちなみに自分は、kuroとほぼ近い。お酒もしくは、PABLO CASALSを聞きながら、かたっぱしから棚のグラスをみがきまくる。

 

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神田祭

神田祭。

毎年、5月の2週目は神田明神にて執り行われます。

 

京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に

日本の三大祭りの一つにも数えられるお祭りで、

今年は、大祭ではなく、陰祭り。

 

昔は、毎年、祭礼が行われていたそうですが

1681年からは、日枝神社の山王祭と神田明神の神田祭が

交互に隔年で行われることになったそうです。

 

陰祭りということで、今年は少し静かでしたが

郷土物産展と太鼓フェスティバル

そして、宮入りはありませんでしたが、将門首塚周辺にて

将門塚保存会大神輿渡御が行われました。

 

境内の太鼓フェスティバルでは、秋田県、栃木県、千葉県、茨城県など

各地の太鼓団体が集まりました。

 

「近くから太鼓の音が聞こえたので」と来てくださった方や

「毎年楽しみにしているんだよ~」と声をかけてくださる方

小さい子どもたちからお年寄りの方まで

演奏に耳を傾けてくださり、演奏している方も

とても気持ちよく演奏できました☆

 

昨年は、東日本大震災の影響もあり大祭は中止でしたが

被災地復興への思いを込めて、太鼓の演奏はさせていただきました。

 

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来年は、いよいよ大祭。

 

太鼓の音は、赤ちゃんがお母さんのおなかの中で聞く音に近いという話もあります。

そして、心臓の音とシンクロすることで自らを鼓舞する性質があり

戦の際には使われたという説もあります。

聞いてくれる方が、リラックスしたり、頑張るぞ!!と力がわいたり

何かパワーを与えられる演奏を

これからもできればなぁと思っているamedioでした!!(^^)!

 

 


Frederic Rzewski

 Rzewski plays Rzewski

そうだ、今日はグールドの誕生日。そして、私もまたひとつ歳をとり、チルチンびと広場をはじめてなんだかんだ半年。そんな日に待っていたDVDが届きました。

届いたDVDは音楽先生redくんが教えてくれたアメリカの作曲家・ピアニストFrederic RzewskiのRzewski Plays Rzewski: People United Will Never Be DEFEATED!。

もちろん、生の演奏の方が良いですが、DVDも指先の動きなんかが見れて面白い。すごい人にすごいと言ってもしかたないのですが、このお歳でこのエネルギッシュな演奏、すばらしい。 そして、全体を通して感じる不思議な静けさ。そこが、とても魅力的です。

 

こちらは、ジェフスキが弾いているベートーヴェン「ハンマークラヴィーア・ソナタ」。
もはや、ベートーヴェンでははないような…、面白い方ですねー。
redくんご紹介頂きありがとうございました。

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『上を向いて歩こう』

 大震災のあと、『上を向いて歩こう』 が、たくさんの人にうたわれ、たくさんの人のこころをとらえたことに、驚く。さて、それとはべつに、永六輔さんは、自身のこんな゛ニガイ体験゛についても、語っている。

 — 近年、永さんは、せかせかと前傾姿勢で歩く度合いが、はげしくなった。そして、運悪く、転倒することも、増えた。それを直すための治療が始まった。大またでゆっくりと歩くように、というトレーニングが、病院で行われたとき、歩行訓練の担当者が提案した。「そうだ。『上を向いて歩こう』を、うたいながら、歩きましょう。この歌、ご存知ですよね?」 

 その担当者は、隣にいる男性が、歌の作詞者本人であることを、知らない。しかし、永さんは、言われるままに、『上を向いて歩こう』をうたいながら病院の廊下を歩いた。病院のなかには、永六輔さんであることを、知っているひとも多い。その情景にさまざまな視線が集まる。 — 哀しいような、痛ましいような、そして、少しおかしいような。

 ところで、永さんは、名字にちなんで、「エイ」のいろいろ — 絵葉書、アクセサリー、置物などなどの蒐集をしている。今日私は、近くの市場で「エイのヒレ」を見つけた。これは、これは。早速、残暑見舞いをかねて、さしあげる手配をしたところである。

エイヒレ


繰り返し繰り返し

ここ2,3日で行っている作業は、コンテンツ重複をさけるためのURLの正規化。

FLASH内部のHTMLのMETAタグ,TITLEばかりは、手作業で入力せざるを得ない。

こんな単純作業の時はライヒに限るね、やっぱり

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 Music for 18 Musicians by Steve Reich – Beginning