2011年11月 の記事一覧

江戸の繁盛しぐさ

数年前、公共広告機構が首都圏の地下鉄構内に張り出したポスター。「傘かしげ」「こぶし腰浮かせ」などさりげなくマナーの大切さを訴えた。

実は、広告代理店の若手プロデューサーが本書の著者である「越川禮子」さんの本を読んで感激し、企画制作したものだったらしい。

歴史を語る場合、事実であるかどうかを判断する基準は文章の有無による事が多い。しかし、暮らしの一部と化した「しぐさ」についての古文書は見つかっていない。
日常当たり前のことだったから特に文章に残す必要がなかったし、「書くと俗化するので書くべからず」と言い伝えられていたようだ。

著者の師曰く、「文章化する事自体無理であるし、文章化されると多くの人々は単なる知識としてしか受け止めない。江戸町衆の生活哲学や信条は体験遊学しなければわからない。」

しかし、駅のポスターや最近の世相、人間関係、悪質な犯罪が続発するにつれ、日本人が昔から持っていた知恵を見直そうと一人一人が危機感を持ち、その禁を破り、文章化することになったのだと思う。

江戸では、しぐさを見て江戸っ子かどうか判断したそうだ。つまり、出身地や身なりには関係がなく、全国どこで生まれても「しぐさ」が垢抜けていれば江戸っ子として通ったらしい。
江戸っ子の見分け方の最大公約数は「目の前の人を仏の化身と思える」「時泥棒をしない」「肩書きを気にしない」「遊び心を持っている」の四つといわれてる。

この本で、全貌の1/200くらいを取り上げたそうだ。
著者の師のおっしゃるとおり、「百聞は一見にしかず」であると感じた。
やはり、親が子へ代々伝えていく事は大事である。

a-van


奇跡の1枚

さて、さて、長きにわたり

養老渓谷のお話を書かせていただきましたが

いよいよ、最終回となりました(笑)

 

途中下車した大多喜駅にて

お昼ご飯を食べたときのこと。

 

たまたま入ったお店の店主さんが、

元人力車の運転手さんで

大多喜周辺にとても、詳しく

一番のおすすめスポットを教えてくれました。

 

それがここ!!

写真スポット

 

じゃじゃーん!!

 

このいすみ鉄道&城&川が撮れる撮影スポットは

1箇所しかないらしいです!!

 

そして、本当に本当に偶然、その橋に到着した直後に

電車が来たのです!!

(噂の1時間に1本の電車なのに~!)

まさに奇跡の1枚~☆

 

ちなみに、お昼ご飯は駅前すぐの

「番所」

というお店に行きました。

2009年にオープンしたとのことです!

そしてここの名物が猪のお肉を使った

「十六丼」

(ちなみに猪→しし→4×4→16丼だそうです☆)

猪って、ちょっと臭みがありそうなイメージを

もっていましたが、ビックリするくらい

やわらかくて、美味しい!!

タレの味もすき焼き風で、私の大好きな甘辛♪

全然臭みもありませんでした☆

※写真撮れば良かったのですが、美味しくて

すぐ食べました(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 

他にもお勧めスポットをよーく知っている

店主さんなので、大多喜周辺に行く方は

ここでお昼ご飯を食べながら、

大多喜周辺の情報をゲットしてみてください☆

 

きっと、この激レアな写真スポットも

教えてくれるはず~(o^∇^o)ノ

 

amedio(^O^)

 


千葉へ小旅行

千葉市美術館瀧口修三とマルセル・デュシャン展を観に行ってきました。55歳にして人生最初で最後のヨーロッパ旅行に出た瀧口修三。 奥様へのハガキには要約すると「ちょっとダリんち、行ってきたよ。 そしたらデュシャンにあったよ。ミロには会えなくて、残念だったよ」 とさらっと気軽な旅報告のようなことが書かれているが、 じつはものすごいことなのでは?スケールが違います。。。そのたった一度の出会いから、 瀧口修三の人生=デュシャンを探す旅のような活動、それは自分を探す旅よりも根気や知力体力のいる作業だったのではないだろうか。その軌跡が展示されていたのだけれど、実際に会えなくても手紙や、印刷物や、作品を通じて信頼関係は築けるものなのだとわかった。デュシャンへの果てしない興味と尊敬はどこから湧いてくるのか不思議で、かえって瀧口修三とはいったいどんな人なのだろうと興味が湧いてくる。

 

この時代の人たちは、会いたい人や会いたい才能を見つければすぐに 手紙を出したり、電話をして会いに行って、気が合うと有名無名問わず 繋がっていったみたいだけれど、たしかにその人の言葉から信頼や尊敬が汲み取れればなんの問題もない。そして行動力の源は、 行動すれば何かが生まれるという希望とか夢があって、実際にそれを 実現している前例がたくさんあったからとも思う。今は昔より見知らぬ人を知ってつながる手段は豊富だけれど、 すごいことはみんなもう起きてしまった。という醒めた空気もあると思うし、 個人情報保護なんていって誰に対しても「私怪しくないですよ。」ってことを まず証明しなくてはいけないムードが必要以上にある気がする。 あきらめや疑いなんかが前提だったら、開かれる扉も開かれない。 生まれるべき関係も生まれない。でも勇気を出してそのラインを 飛び越えている人たちも全国には沢山いて、たとえば小さなお店が集まって イベントをやることもその一つだと思う。そういう人たちは確実に変化していってるし、 絶対にいつか、というか思ったよりも早く、実になっている気がします。

 

夜は川村美術館に移動して、PLAY ! MUSEUMという美術館コンサートの試みに参加。 夜の美術館に入れるのも楽しかったし、3組すべてが期待以上の素晴らしく幻想的で 美術館にぴったりな音空間を演出してくれてゾクゾクしっぱなしでした。 もっとあってもいいのにあまりない、こういうのも企画者の方たちの陰ながらの 努力あっての賜物だと思います。本当に素晴らしい企画をしていただいて感謝!またこんな風に、美術館コンサート目当てに小旅行してみたい。

 

途中、インドへの旅もあり。


ジャンボな店

ジャンボな店

 今日は、耳よりなお話です。

 神田・神保町の交差点。四つ角のそれぞれは、セレクトイン キムラヤ。紳士服の SUIТ SELECТ 、廣文堂書店。そして、残る一角に、タバコ、新聞などを扱う店がある。ここの「宝くじ売り場」が、「超ラッキー」 だと、聞いた。

 行ってみた。「よく当たるお店なんだそうで」 「エエ。宝くじを売り始めて6年なんですが、その間に、これだけ出ました」と、指さすほうを眺めると、
  年末ジャンボ宝くじ 1億円出ました !
 2年連続 当店から 年末ジャンボ 1億円!
 2等 1000万円 出ました !
などなど。まだまだ、たくさんの当選実績の貼り紙。

 以前、宝くじの大元締めの銀行の担当者を、取材したことがある。「大当たりしたのは、どんなひとたちですか ? 」「タネから芽が出た夢をみて、買いに来た、という方。自宅の庭で、ヘビをみて、買いに来た、という方。交差点で信号が赤に変わり、やれやれと立ち止まって横をみたら、売り場があり、そこで買って当たったという方—-」

 信号よ、変われ。


西淑さん個展「よるよ」にいってきました

チルチンびと広場に素敵なイラストを描いてくださっている
西 淑さんの個展にいってきました。

西さんの絵は、見ているとなんだか透き通るような
静かな気持ちになって、わさわさした日常から
遠いところに連れて行ってくれる。

今回の個展の舞台、昔氷屋さんだったという根津の
「やぶさいそうすけ」さんの木と土間の空間が
またいっそう西さんの作品を引き立てているのでした。

ギャラリー店主の吉川知江さんは、「limonata」という
ブランド名の帽子作家でもありテキスタイルデザインも
してしまう多彩な方。「limonata」の帽子をかぶってみると、
軽くて暖かくてフィット感があって、かぶり方によって
いろいろなニュアンスが生まれ、自分がちょっとだけ別人に
なったように錯覚してしまう。いい帽子の持つ魔法がちゃんとある。

静かだけれど、きらりと光りを放つ絵を描く西さんとは
きっと出会うべくして出会った相性の二人。お二方とも、
ほんわりはんなりと、オリジナル街道を突き進んでます。

「よるよ」には、「夜よ」「縁るよ」「寄るよ」・・・
いろんな意味が込められている気がします。

西さんは明日で京都に帰られてしまうそうですが、
個展は11月28日(月)までやっています。
ぶらぶら根津散歩をしながら、がらっと扉をあけて
いろんな「よるよ」を発見してみてください。

12月15日から行われる年末恒例の「やぶさい屋」では
「limonata」も出展されるそう。
どんな帽子たちに出会えるのか、たのしみです。


小湊鉄道

前回はいすみ鉄道についてのお話でしたが、

この電車と乗り換えられるのが

小湊鐡道☆

小湊鐡道

これまた、ディーゼルで味のある

ローカル線

 

まず、切符がレトロ☆

穴をポチッとあけてもらいます~

東京ではすっかりと

見かけなくなってしまったけれど

小さい頃は

この切符に穴をあける駅員さんに

ずいぶん憧れたものです☆

 

おもちゃの切符セットを買って

パンチで穴をあけて

電車ごっこもよくやったなぁ~(>▽<)

 

…おっと、話がまたそれそうになりましたが、

なにしろ、とても懐かしくてなんだかキュンとくる

良い電車なのです☆

 

電車は五井~上総中野までの区間を走っていて

上総中野でいすみ鉄道へ乗換が出来ます

 

ちなみに、ネットで調べてみたら、

小湊鐡道の1日平均乗車人員

…23人(2009年度)…だそうです。

 

HPを見ると、結構いろいろなイベントを

企画していて、電車でアートを楽しめたり

美味しいお弁当の販売もあるようなので

是非、機会があれば一度乗っていただきたい!!!!

養老渓谷の紅葉は12月に入ってからということなので

紅葉狩りにも素敵かと…(^O^)

 

おすすめします

 

amedioキャッキャッ(*゚∇゚)(~∇~o)キャッキャッ

 


「田原町のといしや」にて

田原町のといしや

地下鉄銀座線 田原町駅を出て、浅草レインボーホテルのほうへ歩いてすぐ。

「田原町のといしや」がある。

たくさんの砥石が、グレイ、ベージュなど、地味な色あいで並んでいる。無口な砥石も、これだけそろうと、なにか、語りかけてくるような。昔懐かしいガラス戸越しに、通りがかりのひとが、店内を覗き込む。

戸をあけて、鯔背な男が入ってきた。「彼は、とぎ師ですよ」と、砥石屋の主人が言った。

「ハサミをとがせたら、名人だ」

美容院などのハサミを、扱っているという。

「この間は、ヨーロッパで1000挺、といできましたよ。このごろは、包丁も頼まれるので、今日は、ソレ用の砥石を買いにきた」

「包丁は、ハサミ用の砥石でといでも、ダメだろ?」

「うん。光るけど、切れないね」

ふたりのやりとりを耳にしているうちに、私は、もうしばらく、この店に身
を置いて、ここで聞いた話を、お伝えしたいと思った。


(「ある砥石屋のものがたり」は11月23日スタートです)


Let’s ダンス☆

鉄道の旅では

こんなかわいらしいダンサーにも会いました☆

 

ダンサー

♪┏(・o・)┛♪かかしたち♪┏(・o・)┛♪

 

にぎやかな色の洋服で、

ズンチャッチャ~♪

ズンチャッチャ~♪

音楽まで聞こえてきそうな

このユニークなポーズ☆

 

ルンルン☆クルクル☆

動いていないのに

踊っているように見える~♪

 

まだ、もうちょい鉄道の旅のお話は続きます☆

 

amedio(*゚ー゚*)ポッ

 


埼玉県をぐるっと巡ってきました。

朝、チルチンびと広場にも登場している川越の「tenori」さんのイベントからスタート。古道具のオーナーさんや本日オープンほやほやという「ソコノワ」さんを紹介していただく。皆さんがお互いをよくご存じで「tenori」さんに紹介されてきましたというと「ああ!」と笑顔で迎えてくれて、ほっとする。輪を感じます。

 

東松山の入口へ続く細い裏庭みたいな小道が楽しい「ギャラリー黒豆」さん、旦那さまの手で建てられたお店。もう17年も続けられているのはこのお店の個性含め、奥様の人柄によるところ大と思われる。雑誌「銀花」(休刊淋し過ぎます、ぜひぜひ復刊希望!)の最終回にも載られたんだそう。ずっとこの場所にあってほしいと思えるようなお店でした。

 

ギャラリー黒豆さんの入り口は、この板のある細い小道の奥に。 ちょっとわくわくします

 

 

埼玉県はいままで米どころの印象はなかったけれど、どこまでもどこまでも~続く行田の田園風景は富山のよりも広く大きく感じた。あれだけ広大だとこんなイベントをしたくなる気持ちもわかる。行田は「足袋と衣料のまち」でもあり、足袋蔵のある「カフェ閑居」は広ーい立派な民家と庭で披露宴もできるようなゆったり落ち着く空間。車窓から立て看板を眺めていると行田は「埼玉県名発祥の地」でもあるそうだ。さらに、あちこちにある「フライ・焼きそば」という看板の食べ物屋。そして「ゼリーフライ」?アイスクリームの天ぷらみたいなもの?それは黒ビールフロートどころではございません、謎は深まるばかり。食べる勇気もまるでなく、しかし気になるので帰ってから調べてみると、こういうものでした。これならトライしてみたい。奥深い街、行田。

 

幸手のパン屋「cimai」さんではくるみと黒糖のパン、いちじくのカンパーニュなどあまりの美味しそう加減に思わず購入、帰って早速食べてみると想像をさらに超えて美味しく、都内出張販売の予定をすかさずチェックしました。

 

川口の「senkiya」さんはこつこつ自宅を改装したカフェ兼雑貨屋兼ギャラリー。不思議と異なる空間すべてが自然に溶け合っていて、そのふんわりと透明感のある雰囲気はオーナーご夫婦そのもの。こちらの建物内や離れや庭には布小物や洋服のデザインを手掛ける「sunshine to you!」さんをはじめ、木工作家さん、アクセサリー作家さん、車屋さんなどが集まって、小さなものづくり村が生まれつつあるような面白い所でした。

 

埼玉には建物からかなり手をかけて、背伸びせず、のんびりゆるーっと時が流れるままに、着実に自分のスタイルを作り上げている方が多いようだった。今日訪問した12軒の他にも、素敵なお店情報が増えそうです。皆様お忙しい中突然の訪問にもかかわらず、あたたかく迎えてくださってありがとうございました!









おもしろ駅発見☆これ何の形でしょうか(^_^)

いすみ鉄道に乗り、たまたま一緒に乗り合わせた

車掌さん(全部の電車に乗っているわけではないみたい)に

ムーミンがいる穴場スポットなどを案内してもらいながら

のんびりのんびり電車旅をしていると…

 

車掌さんから「おもしろい駅が他にもいろいろあるんだよ」

 

と、またまた教えてもらいました。

 

駅

 

☆東総元駅☆

 

これ、何の形かわかります?

 

☆大吉☆

 

 

おみくじの形をした駅なのです(^_^)

 

ここで降りてしまうと、1時間、電車を待たなければいけないし、

他に行きたい場所もあったので、

今回は電車の中からパチリ☆

 

車掌さんの話では、駅の待合室の中に

グルグル―っと自分で回すおみくじがあるらしい

w(゚o゚)w オオー!

 

いすみ鉄道沿線の駅

味があります(=v=)ムフフ♪

 

 

amedio(o^-^o)