古建具が人気です
『民家の再生と創造』②(チルチンびと別冊 62号)が、好評であるという。コロナ禍で、外出もままならぬ折、古民家を、読んで楽しむ人が多いのだろう。その楽しみの一つに、古建具がある。今号の「古建具図鑑」は、こういう書き出しである。
〈近頃、古い建具の人気が高まっているらしい。古民家にあこがれて、これをそのまま移築しようとする動きもあるが、それには新築と同様、あるいはそれ以上の費用がかかる。したがって、より手軽に古民家の風情を楽しむためには、古材の一部を再利用してということになるが、これと同じような感覚で古い建具が求められているのだろう。……〉(「古建具の魅力と使い方・松本昌義)。
そして、格子戸をはじめ、障子、襖、間仕切り、欄間などの品々が紹介され、アンティークのお店、古色図鑑とつづいている。
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『民家の再生と創造』②チルチンびと別冊62号 は、風土社刊、好評発売中。お早めに書店へ!