2014年7月 の記事一覧

多治見サイコー

陶林春窯

 

多治見 39.3度。というニュースが流れた。7月25日。全国的猛暑のなかで、今年最高を記録したのである。焼きものの町。多くの窯元があり、その熱のせいかねえ、と私は、間の抜けたことを言った。
「やきもののまち、多治見から」という記事が『チルチンびと・別冊45・東海版』にある。そこに「陶林春窯」(とうりんしゅんよう)というギャラリーカフェが紹介されている。代表は、広瀬摂さん。以下、広瀬さんの話。
……
「築50年の住宅と倉庫だった建物を、今から15年前にギャラリーに改修しました 」
改修した住宅は、陶磁器の問屋を営む広瀬さんの両親が建てたもの。
「ぼくが跡を継ぐことになったとき、問屋業を続けるだけではなく、器の良さを多くの人に知ってもらえるような場をつくりたいと思ったのが、ギャラリー開設のきっかけです」
「無機質なギャラリーではなく、暮らしを感じられる住居空間で器にふれ、親しんでいただけたらと思っています」
「空間や器も大切ですが、大事なのはそこで何が起きているか。器の魅力を知ってもらうために、2階に厨房をつくり、月に1回料理教室を開催しています」
「イベントに来てくださるのは地域の方々。器によって集まった人たちが、食によってさらに広がっていく。これからも器屋として何ができるかを常に考え、感動的に仕掛けていきたいと思っています」

アツイのは、情熱だった。

陶林春窯

………
『チルチンびと・別冊45・東海版』は、好評発売中です。


はるばる「ギャラリーやまほん」へ

「チルチンびと広場」のホームページで、アクセス数ナンバーワンだった「ギャラリーやまほん」を訪ねてみました。 ……  というタイトルの記事を『チルチンびと別冊・東海版』で、読んだ。こういう文章だ。

ギャラリーやまほん

場所は、三重県伊賀市。伊賀焼で有名なこの土地は、のどかな田園風景が広がり、陶器市開催時には大変な人出になるそうだ。「遠方からのお客さんがほとんどですね」と話すオーナーの山本忠臣さん。お世辞にも行きやすいとは言えない場所にあるギャラリーが、なぜ人を惹きつけるのか、訪ねてみた。看板を目印に、倉庫を改装したというギャラリーの入り口をめざす。白い漆喰塗りのアプローチを抜けギャラリースペースへ。すると広がる白い壁の大空間と、その空間を余すことなく彩る作品に圧倒される。……  山本さんの、いっさい妥協を許さない審美眼と作品が織りなすピリッとした空間と、外ののどかな景色とのギャップが印象的だ。ここで作品を見てよかった、と来た人に思わせる力が、このギャラリーの魅力なのだろう。……

誰しも、行ってみたくなる。それが、かなわないなら、せめて、この記事でおたのしみください  と、担当者は、語っております。

 

ギャラリーやまほん

………
『チルチンびと別冊 45号・東海版』は、7月29日 発売です。

 


控えめな店

ヒトヨニ ピュアワックス

髪をきるぞと思っても時間がない、行くのがめんどうくさいという理由は自分自身で解決できるが、好ましい美容室というのはなかなか難しい。そんなことで髪を切らずに1年以上がたってしまった。活気があって、過剰接客、そして明るい美容室はできればさけたいとなるとなおさらなである。そんなおり、「僕の行っている美容師さん、若干やる気のない感じの人ですよ」と若干やる気のない感じの料理店の方が紹介してくれた。

そのお店、看板が出てないと思ったら、「よく見るとガラスに細くなんですけど店名彫ってあるんです、わかりづらいでしょう。一応、夜はライトもつけて照らしてはいるんですけどね。ははは…」と、ウィスパーボイスの美容師さん。最後に「これだけ短くしたら3、4ヶ月は切りにこなくて大丈夫ですね。」若干やる気のない感じ=力が入りすぎていない感じが非常に好感を持てた。そんな美容師さんの最近の趣味は「公園で座っていること」らしい。

※写真はその美容室で購入したワックス「ヒトヨニ ピュアワックス」。フェイシャル化粧品に使われている成分のみで作った髪だけじゃなく肌にもやさしいワックスなのだそう。

 


大柳川渓谷ハイキング♪

先日、バスツアーで日帰りハイキングへ行ってきました♪

場所は、大柳川渓谷

まだ大きな旅行会社のツアーには入っていない

穴場の渓谷です(*^_^*)

 

吊り橋が10本、滝が8つと見どころも多く

のんびり歩いて2~3時間で回れます♪

 

川沿いは景色が変わるし

涼しいし 水の音も楽しいし

登山とはまた違った良さがあります♪

 

帰りは、日帰り温泉にも入ってのんびり♪

たくさん歩いた後のお風呂は最高です♪

 

バスツアーの良いところは

おふろセットのような余分な荷物はバスに預け

身軽でハイキングができるところ♪

 

調べてみると、いろいろな日帰りツアーがあるので

紅葉のシーズンまで楽しもうと思うamedioでした

(*^_^*)


キャラメル・マキアートのトール

キャラメル・マキアート

「キャラメル・マキアートのトール」というタイトルのエッセイを『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』(村上春樹著・マガジンハウス)で読んだのは、3年前のことになる。テーマは、慣れない言葉で意志を伝えることの難しさについて、なのだけれど。

…… ところでキャラメル・マキアートってまだ飲んだことないけど、どんな味がするんだろう ? …… で、話は終わっている。それを読んだことを忘れていたが、編集部 のY 嬢が、「スタバでバイトしてました 」と言ったので、思い出した。じゃ、昼休みに行ってみよう。道すがら、話した。

「キャラメル・マキアートをつくるのは、すぐにできました。キャラメルソース、バニラシロップ、牛乳、エスプレッソを、レシピにそって、入れていくだけですから。難しかったのはカプチーノ。キメ細かいアワがうまく立てられない。飲んだとき、フワッと口に広がって、いい気分にさせてくれるように、感覚と音で、つくっていくんです。私、3年間、働きました。あのグリーンのエプロンをつけると、フシギに、役を演じるような気分になり、あ、これで、今日も、人にやさしい私でいられる、と思ったものです」

キャラメル・マキアートは気立てのいい甘い味がした。

 


季節の仕事

 

少し前に、梅とらっきょうを漬けた。

梅も、らっきょうも、好きなわけではないけれど、

漬けるまで、そわそわと落ち着かない。

1年に1度、季節の仕事。

今年は小梅も漬けてみた。

 


ある精肉店のはなし

元・立誠小学校特設シアター「ある精肉店のはなし」を観た。江戸時代から7代に渡って牛の飼育から、屠畜、解体して精肉するまでをすべて一家で、手作業で行ってきた大阪にある北出精肉店の人々の日常を追った、ドキュメンタリー。

映画は、体重5~600キロもあろうかという大きな牛を、牛舎から屠場に連れてきて、ハンマーで急所を打って倒し、そこから一気呵成に血を抜き、ぶらさげて解体し、内臓の汚物や血液を洗い流し、包丁一本で売り場に出せる大きさに切り分けるシーンからはじまる。鮮度が命の現場なので、この一連の作業は驚くべき速さで手際良く行われていく。剥がれた皮はなめしてだんじりでつかわれる太鼓になる。すべての工程は家族の手でなされ、その姿は観ているこちらが汗をかいてしまうほどにエネルギッシュで、相当高度な職人技を必要とするものであるとわかる。

こんなハードな仕事の合間に、入れ替わり立ち代わり皆が食卓に集い、年に一度のお祭りで地域の人たちと仮装をして踊り、おばあちゃんの頭を息子たちが洗って散髪し、近所の人や親戚が大勢来て焼き肉パーティや年末の宴会を行う賑やかでパワフルな一家とその周辺の風景が描かれる。全編を通じて少しずつ出てくる長男の新司さんと奥さんの静子さん、二男の昭さん、長女の澄子さん、おばあちゃん、新司さんの息子さん夫婦へのインタビューが映画の軸になり、脈々と続いてきた家業への誇り、家族や地域を大切にする思い、被差別部落についての問題、と家族にまつわるさまざまな出来事をまっすぐな言葉で語る。それぞれの明るく楽しいキャラクターのせいもあるけれど、「いま」をしっかりと生きている人たちだからこそ伝わってくるものがある。

新司さんは思春期に「ケモノの皮剥ぐ報酬として、生々しき人間の皮を剥ぎ取られ、ケモノの心臓を裂く代價として、暖い人間の心臓を引裂かれ、そこへ下らない嘲笑の唾まで吐きかけられた呪はれの夜の惡夢のうちにも、なほ誇り得る人間の血は、涸れずにあった」という水平社宣言の言葉に出会い、これは自分の家のことだと思いいたって解放運動に参加する。差別に反対する言葉によって差別を知ることになるジレンマも感じたけれど、正しく知ることなしには根本から差別を無くせないというのもまた事実だと思う。新司さんの言葉はいつも問題に真正面から取り組んできた人の哲学があり明確で、説得力に満ちていた。

2012年にこの屠場が閉鎖される直前に監督が一家と出会ったのも、何かの運命かもしれない。本当に貴重な、いま観ておくべきドキュメンタリーだと感じた。同じ食べるなら、こんな風に信頼のおける肉屋さんの出所のはっきりしたお肉が食べたいと思った。命をいただくありがたさが身に沁み、誇りをもって仕事する人々の輝きが心に残った。

 

今後の上映スケジュール、上映会はこちら→映画館 その他の会場

上映会向け貸出もされているようです→上映会を開催しませんか?

 

会場となった元立誠小学校は、明治2年に開校された日本最古の小学校の一つなのだそう。建物1階の廊下には、明治~廃校になるまでの卒業写真が展示され、時代の変遷を観ることができて面白い。この地は明治30年に日本で初めて映画が上映されたという由緒ある場所で、ここで観ると映画の余韻が一層深まる思いがします。


父親の方がウキウキ?

東武博物館に行ってきました。開館時間前に行ったのに、すでに十数人並んでいました。親子づれがほとんどで、父親と息子というパターンが多く、どちらかというと、父親の方がウキウキしているのが、並んでいる背中で感じました。

 

うちの息子は圧倒されてか口はポカン。あんなに電車が好きなのに、機関車に近寄らない。。やはり、うちの息子は・・・想像通り!(人見知りの怖がり)でも30分もするとはしゃぎ出し、楽しそうでした。

 


第一回 吉田桂二賞授賞式

第一回 吉田桂二賞授賞式第一回  吉田桂二賞授賞式


 

……   選考委員全6名の熟慮の末に決まったのが、岡山のこの家( 「カイヅカイプキのある家 / 神家昭雄建築研究所 )であった。実物見聞は、平成26年5月30日に、実施された。築後、3年経過しているので、生活感に満ちあふれたと表現すれば、聞こえはいいが、くたびれ果てた家を見ることになるのかな、という危惧は、確かにあった。ところが、案に相違して、実に見事に住みこなされていて、驚くやら、安心するやらの短い時間を充実させることが、できた。カイヅカイプキの古木が門前に立つ、この家を初めて見たとき、入る前なのに、懐かしい想い出が、内部を満たしているに違いないと、確信した。内部は、まさに期待通りの空間が、待ち受けてくれていた。住み手は、自律した心の持ち主であるのが、空間から、直ちに読み取ることができた。言葉にすれば、端正である。……

7月4日、雨。神田の學士会館で、第一回  吉田桂二賞の授賞式が、おこなわれた。吉田桂二さんは、受賞作に、こんな言葉を贈った。

 


東京タワーを歩いて登ろう♪

日曜日、天気が良かったのですが、
何も予定を入れていなかったので
前々から、一度やってみたかった
バスの旅をすることに!!

一日乗車券でバスを乗り継ぎ
家の一番近いバス停から
東京タワーへ行ってみようと
いうことになりました

一日乗車券は510円

普通の運賃だと一回の乗車で
IC 216円/現金 220円なので
バスに3回乗れば、もうお得♪

せっかくなので、途中で一時下車し
ケーキ屋さんにも寄りました☆
なんて幸せな一日♪

なんて幸せな一日♪



ぐるぐるーっと都内をバスでまわって
東京タワーに着くまでに約2時間(笑)
(電車で行けば40分ほどですが…(^_^;))
ひとつ前の停留所で降りて
公園をお散歩しながらいきました☆
バスを乗り継ぎ街を見ながらの旅

バスを乗り継ぎ街を見ながらの旅

ここからは歩きで!!

ここからは歩きで!!


東京タワーは、七夕まで
天の川イルミネーションが点灯中
(好評につき8/31まで延長とのこと♪)

600段の階段もライトアップということで
夕方から
歩いて登ってきました♪
下からのフォルムがかっこいい!!

下からのフォルムがかっこいい!!

東京タワーキャラクターノッポン

東京タワーキャラクターノッポン

これが階段スタート地点!!

これが階段スタート地点!!

ずんずんと、のぼります!!

ずんずんと、のぼります!!

途中には、いろいろな看板が♪

途中には、いろいろな看板が♪

だいたい、景色を見たりゆっくり歩いて
20分~30分で到着♪
挑戦している人も、意外と多く
風が心地よかったこともあり
思っていたよりもあっという間でした☆
歩いて登るともらえる証明書♪

歩いて登るともらえる証明書♪

天の川ライト

天の川ライトが夜になると綺麗でした♪

帰りももちろんバスで
のんびり帰宅♪
路地や住宅街を走ったりするので
普段、電車では気が付かないお店を見つけたり
色々な発見がありました。
バスの路線図を見ていると
結構遠くまで行けるようなので
また、バスツアーを計画している
amedioでした♪!(^^)!