漱石山房の行く年
作家の家を訪れるのは、なんとなくだけれど、
東西線の早稲田駅をでて、
………
十月早稲田に移る。伽藍のような書斎にただ一人、
………
行く年や猫うづくまる膝の上 漱石
作家の家を訪れるのは、なんとなくだけれど、
東西線の早稲田駅をでて、
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十月早稲田に移る。伽藍のような書斎にただ一人、
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行く年や猫うづくまる膝の上 漱石
東京は杉並区のとある住宅地。
そこに輝く 、 クリスマスデコレーション仰天ライトアップ。
一軒の住宅としては、ちょっと珍しい規模ではないか。と、
路地を入ると、光のパレード。スマホを手に撮影するひと。
メリークリスマス !
小さいときから、 このシュトーレンという、菓子というか、パンというかが、
いま、辞書なんかをひいてみると、語源は坑道を意味して、
パンの店 DONQ のチラシに、「薄めに切ってクリスマスまで、
ま、とにかく、12月に入って、
JR吉祥寺駅の北側、東急百貨店の裏通りといえば、
“ 北欧通り ” がある。そのあたりを中心にこの季節、「北欧WALK」
イベントのひとつ。通りに面した 北欧料理店「ALLT GOTT」のクリスマスカードを15年間、描いてきたのが、
サクラさんは、セツ・モードセミナーで学んだ。この “広場 ” の「私のセツ物語」にも、登場。 …… お仕事の中には、必ず自分の思うセツらしさを盛り込んで、 …… と書いている。
「クリスマスカードを見た方が、どこかにふと寒さを感じ、
…………
「私のセツ物語」は、コチラからごらんいただけます。
『デンマークデザイン』展(損保ジャパン日本興亜美術館、
…… デンマークは、近年人気を集める北欧デザインの中でも、
目立つのは 椅子とテーブルで、どの展覧会でもそうなのだけれど、見て 座りたいなと思っても、座れない。そんなふうに今日も、
『チルチンびと』94号の特集「
Rさん。 わたしは、『短編少年』(集英社文庫)の中の一編。「僕の太陽」(小川 糸 作)を。亡き父の、夫の面影をたどって、ベルリンを旅する母と子。母は言う。
「マサキ(夫の名)はね、私にとって太陽そのものだったの。比喩とかそんなんじゃなくて、本当に太陽だった」 そしてまた「太陽がなくなったら、人は生きていけないでしょう? 動物も植物も、みんなすみやかに死んでしまうでしょう? 永遠の真っ暗闇に、命は輝けないの。」……〉
母にとっての夫は、太陽だった。しかし、僕にとっての母も、太陽そのものだった、と、母の再婚を聞いた息子は、語るんですね。
Cさん。 『ランポー詩集』(堀口大學 訳・新潮文庫)。この本のはじめのほうに、「太陽と肉体」
………
生命と愛情の源泉、太陽は
歓喜する大地に烈火の愛を通わせる、
………
本の終わりに「鑑賞ノート」があり、それによると、この詩は、
『チルチンびと』94号の特集「
Sさん 。 『太陽のかがく』(監修 渡部潤一・旬報社)ですね。この本のはじめに、
〈…… 太陽の光と熱のエネルギーは、
この機会、太陽についてしっかり学ぶなら、
Dさん。 ぼくは、『太陽の季節』(石原慎太郎・新潮文庫)です。
〈…… やがて夏がやって来た。竜哉は兄の道久とヨットを塗り直した。
1956年、この作品が芥川賞を受けたとき、
(つづく)