2021年12月 の記事一覧

師走の神楽坂

毘沙門天善国寺

 

神楽坂の賑わいは、相当なものだ。前を歩いていた女のひとが「すごいわね。いつてもこんななの?」と、坂道にフーフーいいながらつれのひとに話している。それには、答えずに「お茶とおわんをどこかで、買わなきゃ」と言った。
買物の好きな女に師走来る という星野立子の句を思い出す。
坂の中ほどに、毘沙門天善国寺。あるガイドの文章によると、毘沙門天は、寅の年、寅の月、寅の日に、この世に現れたので、善国寺では、トラの像が安置されている、とある。来年は、寅年。

この「広場」をご贔屓にしてくださる方々の、ご多幸をお祈りした。
どうか、皆さま、よいお年をお迎えください。 2022年も、よろしくお願いいたします。

 

「チルチンびと広場」担当者一同


土間+囲炉裏+テーブル=快適

囲炉裏テーブルを家族で囲む暖かな時間

 

『チルチンびと』冬 110号は、特集「暖かくて木の香りのする家」、 「 SDGsと住宅」、「薪ストーブカタログ2022」という、シンから暖まる三本立て。
「囲炉裏テーブルを家族で囲む暖かな時間」(設計・施工 堀田建築㈱)のお宅を訪ねると……。

〈……暮らし始めて約2カ月の感想を聞くと、ご主人は「珪藻土と木の効果なのか、湿気がまったくなくてびっくりしました」と、奥さんも「心地よくて家から出たくない感じですね」と話す。囲炉裏テーブルは週末に使って楽しんでいるそうで「土間なので飲み物とか食べ物を落としても全然気にならないのもメリットです」と使い勝手も上々だそう。「今はインテリアを考えるのが楽しいですね。自然素材の家に合う観葉植物を買ったりしています」。……〉
囲炉裏テーブルについては、ぜひ、本誌をごらんください。

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『チルチンびと』冬110号は、ただいま好評発売中。おはやめに、書店へ!

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家


庫裏を建て替える!

庫裏を建て替え、百年後も住み継げる家に

 

『チルチンびと』冬 110号は、いまどきの寒さにぴったりの特集。「暖かくて木の香りのする家」、「SDGsと住宅」、「薪ストーブカタログ2022」。さまざまな住宅事例の中から、ユニークな一本。「庫裏を建て替え、百年後も住み継げる家に」(設計・施工 ㈱安成工務店)は、いかが。
その書き出しから。
〈K邸が建つのは、江戸中期に建てられた重厚な佇まいの本堂の隣。石垣と植栽に囲まれた外観は、築300年の本堂にひけをとらない堂々たる風格を感じさせる。……〉 歴史ある寺の庫裏を建て替えるという、いろいろな苦心の末。
〈伝統と先進が共存する新しい庫裏は、檀家様にも好評だという。「まずは皆さん、木の香りがいいねと言ってくださいます」と話す夫妻。「住みやすく、維持管理もしやすい建物を実現することができたので、次世代、そのまた次の世代と長く住み継いでもらえたらと思っています」(ご主人)。
この建物は、山口県の東南、瀬戸内海に浮かぶ周防大島、その町なかにたたずむ、という。

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『チルチンびと』冬110号は、好評発売中。お早めに、書店へ !

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家


火のあるところに煙はたたぬ

MOKIの挑戦 薪ストーブから、新しい循環を

『チルチンびと』冬 110号の特集は「暖かくて木の香りのする家」「SDGsと住宅」「薪ストーブカタログ」。その薪ストーブ特集に、「MOKIの挑戦 薪ストーブから、新しい循環を」というユニークな読み物がある。モキ製作所・茂木国豊会長の語る自社のストーブ賛歌。
「うちの薪ストーブはなんでも燃やせるのが自慢。針葉樹だって竹だって、生えてて困るものをどんどん燃やせる」と茂木会長。その秘密は、高温燃焼に耐えられる鋼板製であることに加え日、独、中、米で特許を取得した「茂木プレート」の働きが大きい。曰く、上へ向かう煙を一度プレートで邪魔をしてストーブ内で対流を起こせば、内部で燃焼か続き、より高温で効率のいい燃焼が起こるのだそうだ。高温燃焼のため煙道火災の原因になるタールも燃えてしまい、煙突掃除も楽になるという。そして、「800℃という超高温で燃えるから、煙も着火するときの温度が低いときに少し出るくらい」という薪ストーブ。
火のあるところに、煙はたたぬ。

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『チルチンびと』冬 110号は、全国書店で好評発売中。お早めに !

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家


薪ストーブの家コレクション

 

『チルチンびと』冬110号は、ただいま好評発売中です。特集は「暖かくて木の香りのする家」「SDGsと住宅」「薪ストーブカタログ2022」の三本立て。
その特集にぴったりなのが、「新しいまちでの、薪ストーブ暮らし・後からZEHにできる家」(設計・施工 ㈱未来工房)。
「展示場での打ち合わせで焼いてもらったパンが美味しくて。あの体験が薪ストーブを入れる決め手になりました。それから、建主を集めた薪ストーブの会なんてものがあるんですよ。そのおかげで知識や地域の仲間を増やしています」。
家が建って2年余り。住んでみての感想は、「薪ストーブを焚くと家中が暖かく、温度差を感じません」「夏は風が通って気持ちいいです。8月中旬に豪雨が続いた時も、湿気を感じずに快適でした。また杉やオークの材は明るい印象で綺麗。香りにも癒されます」と大満足だ。

薪ストーブの家コレクション。

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『チルチンびと』冬110号は、全国書店で発売中。お早めに !

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家


寒くなるのが待ち遠しい

薪ストーブでまるごと暖かい気候風土適応住宅

 

『チルチンびと』110号、好評発売中です。
今号は、“冬号” 。その名にふさわしく、特集は「暖かくて木の香りのする家」「SDGsと住宅」「薪ストーブカタログ 2022」の三本。そのなかから、「薪ストーブでまるごと暖かい 気候風土適応住宅」(設計・丹呉明恭)を一部ご紹介します。

〈平屋、木造、伝統工法。そのほか、ご主人は薪ストーブのある住まいを希望した。「これはイングルヌックっていう鉄製の薪ストーブ。竹でも針葉樹でも燃やせるし、すぐ暖かくなるんです」と紹介してくれた。敷地内の薪棚はどれも埋まっており、この家の主暖房としての役割をうかがわせる。鋼板製の薪ストーブではすぐ冷めてしまうのでは? と問うと、「そこは壁の力かな」とご主人。「土壁の蓄熱性能はすごく高いんです。でも、そういうのは数値に現れてこないんだよね」と丹呉さんが続ける。……〉

薪ストーブを焚きたくて、寒くなるのが待ち通しいと、ご主人語っている。

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『チルチンびと』110号は、全国書店で好評発売中。お早めに書店へ。

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家


薪ストーブの火に一目惚れ

 

思い出が甦る家で余暇を楽しむ

 

『チルチンびと』冬 110号、好評発売中です。

今回の特集は「暖かくて木の香りのする家」、「SDGsと住宅」、「薪ストーブカタログ2022」。
さまざまな家、さまざまな暮らし。そのなかから、「思い出が甦る家で余暇を楽しむ」(設計・施工 ㈱平尾工務店)のお話を。
〈……家の中心のリビングルームには、平尾工務店の食堂で生の火の暖かさに一目惚れしたという薪ストーブを設置。ガラス越しに美しい炎が揺らぐ薪ストーブは、インテリアとしても存在感があり、寒い冬でも空間全体が暖まり、電力を使わず快適に過ごせる。カーポートに設置した太陽光パネルで、日常使う分くらいの電気は十分に賄えるという。……〉

そう。住まいは生き方。

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「チルチンびと』冬110号は、全国書店で好評発売中。お早めに !

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家


大胆な土間リビングへ

「薪ストーブの炎が暖める土間リビングで」(設計・岩瀬卓也)

 

『チルチンびと』冬110 号は、特集「暖かくて木の香りのする家」。たくさんの木の香る事例のなかから、「薪ストーブの炎が暖める土間リビングで」(設計・岩瀬卓也)へご案内します。

〈…… 「みんな、玄関からではなくこっちから入ってきちゃうんです」と奥さんが笑う北側の開口からは、南側の開口、南庭までを見通せる。この、光と風の通り抜ける大胆な土間リビングが、メイン空間だ。どっしりと支える大黒柱や、悠然とわたる梁などの和のテイストが、空間に重みと気品をもたらす。「このあたりは、蔵のある古い家などもある地域。町並みになじむ家にしたかった」と岩瀬さん。夫妻らしいモダンなしつらえとも、見事に調和する。 〉

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『チルチンびと』 冬 110号、好評発売中。お早めに書店へ。

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家


春のような家

『チルチンびと』冬110号

『チルチンびと』冬110号の特集は「暖かくて木の香りのする家」。
誌面から、暖かい、木の香りのする家をご紹介します。では、「庭と薪ストーブを眺めて過ごす やすらぎのある暮らし」(設計・龍口元哉)から。

〈リビングの中心には、ご主人がプラン作成の当初より熱望していたという
薪ストーブを配置。空気調節を自動で行う初心者でも扱いやすいモデルを採用した。「薪ストーブはただ暖かいだけではなく、薪がパチパチと燃えている様子を見ているだけでもリラックスできますね」とご主人。さらに2階には循環器ファンを設置。上昇した暖気を1階の床下に送り出すことで、室温を均一にたもつことができる。〉
身もココロも、ふんわり、春が来たような、いい気分ですね。

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『チルチンびと』冬110号は、好評発売中。お早めに書店へ !

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家


炎と緑を囲むしあわせ

「炎と緑を囲む家」(設計・松本直子)

 

『チルチンびと』冬 110号の特集は「暖かくて木の香りのする家」です。誌面から、暖かな、木の香りのする家をごらんにいれます。「炎と緑を囲む家」(設計・松本直子)は、いかが。

〈……シックな板張り外壁のアプローチに導かれ、玄関に足を踏み入れると、漆喰壁の白が眩しい。リビング・ダイニングには、庭が広々と映る大開口が。視線を流すと、スタイリッシュだ薪ストーブから吹き抜けの天井へ、すっと煙突が伸びる。煙突を辿り、天井へ視線を伸ばすと天窓からやわらかな光影が落ちる。〉

……

『チルチンびと』冬 110号は、好評発売中です。お早めに書店へ。

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家