火のあるところに煙はたたぬ

MOKIの挑戦 薪ストーブから、新しい循環を

『チルチンびと』冬 110号の特集は「暖かくて木の香りのする家」「SDGsと住宅」「薪ストーブカタログ」。その薪ストーブ特集に、「MOKIの挑戦 薪ストーブから、新しい循環を」というユニークな読み物がある。モキ製作所・茂木国豊会長の語る自社のストーブ賛歌。
「うちの薪ストーブはなんでも燃やせるのが自慢。針葉樹だって竹だって、生えてて困るものをどんどん燃やせる」と茂木会長。その秘密は、高温燃焼に耐えられる鋼板製であることに加え日、独、中、米で特許を取得した「茂木プレート」の働きが大きい。曰く、上へ向かう煙を一度プレートで邪魔をしてストーブ内で対流を起こせば、内部で燃焼か続き、より高温で効率のいい燃焼が起こるのだそうだ。高温燃焼のため煙道火災の原因になるタールも燃えてしまい、煙突掃除も楽になるという。そして、「800℃という超高温で燃えるから、煙も着火するときの温度が低いときに少し出るくらい」という薪ストーブ。
火のあるところに、煙はたたぬ。

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チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家