石岡瑛子さんの記憶
『EIKO 石岡瑛子』展(東京都現代美術館、来年2月14日まで)に行く。
パンフレットに曰く 〈サバイブ(生き残る)」を口癖としながら、自らと外の世界との
その上に置かれたタイトルは「血が、汗が、涙がデザインできるか
『EIKO 石岡瑛子』展(東京都現代美術館、来年2月14日まで)に行く。
パンフレットに曰く 〈サバイブ(生き残る)」を口癖としながら、自らと外の世界との
その上に置かれたタイトルは「血が、汗が、涙がデザインできるか
『日本の美邸』の 「Art & Culture」欄に「現代デザインのパイオニア 松葉孝夫」という連載がある。1980 ~ 2000年代を切り拓いた、松葉孝夫の仕事を振り返るという趣向。松葉さんは、クルマ、化粧品など幅広い分野で仕事を手がけている。今号のページをひらいていて、先日聞いたニュースを突然、思い出した。
それは コロナという荒波にあらわれた今年。売れた商品、売れなかった商品はなにか、という小売店調査。もっとも落ち込んだのは、口紅で、前年同期56%減、頬紅34%減。化粧品でも、マスカラ、アイライン、アイシャドウは、落ち込みは小さいという。これすべてマスクのおかげ。売れたのはマスク、といえば、ナットクの話。そして、『日本の美邸』を飾っているのは、懐かしいように鮮やかに紅い、唇。コンセプトはインパクト「キッス・オブ・ファイアー」とある。
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『日本の美邸』7号は、特集「水と庭」。風土社刊。好評発売中です。
『日本の美邸』7号に、「日本の美味を訪ねる」というページがある。登場するのは、小田急線 東北沢駅から徒歩1分のフランス料理店「ぎんきょう」だ。設計を手がけたのは、建築家 泉 幸甫さん。「ブルガリアやルーマニアで見たロマネスク建築に独特のにおいのようなものを感じたのですが、その印象を参考にしています。各所にとりいれた木の温かみもポイントの一つです」(泉さんの話)。 さて、料理は? レストランからビストロへ。一流の味をカジュアルに親しめる、フランス料理を日常に、というのか根本精神であるという。お好みのものを1品ずつオーダーできるビストロ形式。さ、召し上がれ。
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『日本の美邸』7号は、特集「水と庭」。風土社刊。好評発売中。
街に似合う季節、というものがある、とすれば、吉祥寺のここは ちょうど今、冬だろう。
吉祥寺駅北口、東急百貨店の裏。「北欧通り」といわれるところ。
ジングルベルの聞こえる季節になった。大きなサンタクロース像が迎えてくれるのは、『100にんのサンタクロース』をはじめ数々の作品を描いた絵本作家、谷口智則さんの家。「もともと古いものが好きで、生まれ育った家に愛着がありました。周辺の古い家が次々に新しく建て替わっていくのを見て、自分のところは残したいなと思い、主屋のリノベーションを決意したのです」。
ただいま好評発売中の『チルチンびと』106号の特集「家で働く暮らし」の中に「古民家と離れをリノベーション。絵本作家の感性が光る空間」という記事がある。念願かなって古い家に暮らし、敷地内のアトリエで作品と向き合う日々。そこにいたるまでのストーリーを、ぜひ、ごらんください。
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『チルチンびと』106 冬号、もう一つの特集は「薪ストーブのある住まい」。充実の184ページ。お早めに書店へ。
■テレビ番組「住人十色」と雑誌『チルチンびと』のコラボレーション企画「住人十色〜家の数だけある家族のカタチ〜」(毎日放送 MBS)は、毎週1軒の家と住人を紹介する番組。2019年6月8 日に放送された谷口邸の番組動画を、2021年3月9日までMBS「動画イズム」で視聴できます!
さらにWEB「チルチンびと広場」では、谷口さんのイラストが絵付けされた有田焼のお皿をプレゼント!
『チルチンびと』冬 106号の特集は二本立て。「家で働く暮らし」と「薪ストーブのある住まい」。まさに今の世の中にピッタリの家。『暮らしと仕事を両立させる二つのワークスペース」も、ご紹介しています。
〈…… Kさん夫妻がこの家に暮らし始めて約半年。夫妻それぞれのワークスペースを設けたことで、コロナ禍での在宅勤務も快適に過ごすことができたといぅ。「リビングから離れた2階に、独立性のある書斎を設けたことで、Zoomを使ったオンラインミーティングでも、家族に気を使うことなく声を出すことができるのでよかったです」というご主人。……〉
社会の変化に対応できるフレキシブルな家、ということです。ぜひ、ごらんください。
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『チルチンびと』冬 106号は、発売中。お早めに書店へ。
冬来りなば『チルチンびと』冬 106号、遠からじ。近日発売の予告篇!
冬号の特集は「家で働く暮らし」と「薪ストーブのある住まい」の二本立て。今の時期にピッタリではありませんか。特集「家で働く暮らし」から「風の通るアトリエ クリエーター夫妻の住まい 」を少しご紹介します。夫はプロダクトデザイナー、妻は画家。郊外のコンパクトな一軒家。
〈…… 北側のアトリエは光が均一だ。さらに画材や作品を傷める南からの強い光を避けられるので、アトリエを設ける上では常識的な配置といえる。ただ、N邸のアトリエは図面から受ける印象よりもずっと明るく広く暖かい。秘密は基礎ギリギリまで下げた床高と、白色で抜けた印象の壁・天井、そして北側の大開口だ。 ……〉
こういう家でこそ、仕事がはかどる、というものですね。
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『チルチンびと』冬 106号は、12月11日発売です。お楽しみに!
今号の特集は「家で働く暮らし」と「薪ストーブのある住まい」の二本立て。コロナの影響でステイホームの増える昨今。家で働く暮らしの事例をいくつかご紹介します。まず「ステンドグラス工房『雪ガラス』を訪ねて」。ステンドグラス作家・長野美雪さん、クラフト作家・長野修平さん夫妻の場合。
〈…… 室内に足を踏み入れると、暖かさと開放感に驚く。薪ストーブを中心に、吹き抜けの土間のリビング、ダイニング・キッチン、階段を上がった先の2階、屋根裏部屋へと、暖気が流れる。扉を排した間仕切りの少ない間取りで、いつでも家族に目を配れる。ともに家で働く作家夫妻だからこそ、この形に行き着いた。……〉
たくさんの美しい『雪ガラス』も、ごらんいただけます。
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『チルチンびと』冬106号は、12月11日発売です。おたのしみに!
冬 106号の特集は、「家で働く暮らし」と「薪ストーブのある住まい」の二本立て。
季節柄、楽しいのは「堀江さんちの薪ストーブライフ」かな。この日のランチも、奥さんが腕を振るう薪ストーブ料理の数々。チーズの焦げるにおいが食欲を誘うラザニアに、具材たっぷり土鍋ポトフ、ハッセルバックポテトにお子さんたちの大好物だというアヒージョ、カラフルなサイコロサラダ、熾火にのせわずか1分で焼きあがるピザ………。美味しそう。
このほか、薪ストーブマニア堀江さんの住宅、薪割り入門から着火まで。読んでほかほか暖かくなる。毎年恒例「薪スドーブカタログ」も、もちろんついてます。
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『チルチンびと』冬 106号は、12月11日発売です。お楽しみに!