2013年12月 の記事一覧

いま、ローカルで働く。

3月にお邪魔した「九州ちくご元気計画」さんから、こんなお便りをいただきました。

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この度、新年度1月13日(祝・月)にアクロス福岡 円形ホールで定住・就職イベント『いま、ローカルで働く。』 を開催することとなりました。

何となく田舎に興味がある。都会での生活・就労に違和感を感じている...。 そんな方たちへ今こそ考えてほしい、「ローカルのこと」。 ローカルで生きるという選択肢について本音で紹介する、ちくごの定住・就職促進イベント、です。

講師・パネラーに、1次産業や地域にねざすことにも注力した「日本仕事百貨」の代表ナカムラケンタ氏をお招きし、九州ちくご元気計画 総合プロデューサー江副直樹氏とともに、ちくご地域で活躍されている事業様含め、トークを繰り広げていただく予定です。チルチンびと広場に掲載されている器と暮らし テカラさんもパネラーとしてご参加されます。

ローカルで暮らしてみたい、働いてみたいとお考えの方に、一歩踏み出すヒントを見つけに来ていただきたい、きっかけの場となればと思っております。

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お便りありがとうございました!ちくご、元気ですね。 Iターン、Uターンを考えておられる方、そして他の地域で同じような活動をされている方・・・同じ目標を持ったいろいろな方がつながる場になりそうです。

地域に根ざした新しい働き方、生き方が、こんな活動を通して色々な場所でどんどん広がっていくといいな。と思い、ご紹介させていただきました。

 


図書の時間

スイミーいないいないばあ・ばいばいちびくろさんぼ・おつきさまこんばんわ

 

 

 

 

 

 

 

絵本は、自分が小学生のころ、図書の時間という授業がありすごく大好きな時間でした。
図書室の絵本を読みあさった記憶があります。

 

なので、自分の子供には私が好きだった絵本を読んでもらいたく、少しずつ買っています。
『ちびくろ・さんぼ』と『スイミー』は、1歳6カ月の我が息子には少々早すぎでしたね。
『いないいないばあ』と『ばいばいできるかな』は、保育ママさんにいただきました。
特に、くまちゃんが「ばあ!」とするところが大好きで、何度も家でやらされています。
『おつきさまこんばんは』は、おつきさまという星を、息子に理解してもらうとても良い絵本です。

 

最近では自転車にのりながら夜空を見上げて、月を指差し、月を見てくれといわんばかりに私に話しかけます。

 


ハッピークリスマス♪


クリスマスが終わると今年も残すところ1週間…

 

一年って本当にあっという間ですね…(^_^;

 

ハロウィン(数年前までこんなハロウィンブームではなかった気が…)が終わり

11月に入ると、都内はすぐクリスマスの曲があちこちで流れ始めます。

次の年の手帳も9月には売り始めるし…。

一年が早く感じるのはこういう

イベントがどんどん前倒しでスタートしているのが

関係あるのかなぁ…と思ってしまいますね…汗

 

都内のイルミネーションも、11月中旬くらいから、あちこちで始まりました。

クリスマス当日はものすごーく混むので

私は、一足早くツリーを見てきました♪

 

まずは六本木

ミッドタウン

六本木のおススメは、ミッドタウンのイルミネーション。 とくに芝生広場の「スターライトガーデン2013」は、見ていると宇宙に入り込んだような不思議な感覚になります。後ろの方に東京タワーも見えるので、とてもきれい。

 

お次はお台場

 

お台場

ツリーとレインボーブリッジと東京タワーが一度に見えます。そして、毎週土曜日に冬の花火があがるのでとてもロマンチック♪

 

穴場で大好きなのが世界貿易センタービル展望台

 

貿易センタービル

浜松町の駅前にあり、展望台の料金は大人620円。 展望台にはたくさん椅子があり、テーブルもいくつかあるので、夜景を見ながらゆっくりできます。東京タワーが真正面に見える椅子がおすすめ♪独り占めしている感じが本当に贅沢です♪

 

おまけはサンタさん

 

サンタ

たまたま家の近くの駅ビルに現れました(笑) 子ども達にキャンディーを配っていましたが 大泣きする子もいて…タジタジのサンタさん♪ほのぼのでした(*^_^*)

 

みなさんは、どんなクリスマスを過ごすのでしょうか?

プレゼントが届いた方も多いのでは?

ちなみにamedioの家にはサンタ…きましたよ (*≧з≦)

 

amedio年内最後のブログになります♪みなさま良いお年を♪

 


クリスマスコンサート@近江楽堂

彫刻家・舟越保武のブロンズ作品

『セシリア』、『聖マリア・マグダレナ』が設置されている、

近江楽堂に行ってきた。

特に、クラヴサンという楽器の音色

(見た目はグランドピアノのようだが、ハープのような音)が素晴らしく、

音がすっーと頭上に抜ける、神秘的なホールだった。


山野草でリースをつくる会@恵文社cottage に参加してきました

 

コトバヨネットさんのところで気になっていた高知のアハナベックさんの山野草リース。優美で可愛らしいけれど野性味を感じる、とても印象的なものだった。そのリース作りが、この11月に恵文社さんにopenしたばかりのcottageで体験できるというので、参加してきました。

 

林のりこさんの作品      ※コトバヨネット、恵文社生活館でお取扱い中です

前日、高野川に行って集めてこられたお宝がざくざく

下見の材料で作られた作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、高野川で材料探しから。スーパーの袋を片手に20名が道端の草を観ながらぞろぞろと進む光景は、周りからみたら異様だったかも!? 講師はアハナベックのオーナーで、リース作家の林のりこさん。

のりこさんと歩くと、発見だらけの散歩道

「宝物がいっぱい落ちてるから、よーく探してね」「こういう枯れかけたのも、ほら、可愛いね」「あっちのほうに、いい場所、あるから」・・・とてもチャーミングなのりこさんに言われると、山野草が好きでたまらない病が伝染してテンションが上がってきて、これも、あれも、使えそう! と夢中になり、寒さも時間も完全に忘れてしまった。

ひとやすみして川べりで青おにぎりさんの美味しいおにぎりを食べながら団らんしたり、帰り道に「あれ欲しいねえ。でもひとんちのだから怒られるね」などなど言いながら、歩くのも楽しかった。

 

全員分のお昼をずっと運んでくれた小島さん

 

午後は制作タイム。まずベースとなるヒバの丸め方や材料の留め方を教わって、あとはめいめい仕上げる。乾燥した手に樅のとげとげが刺さるのだけれど「これもキリスト様の受難を思って、ここは頑張るとこ」ということなので、素手でぐいぐいと頑張って丸める。その後の仕上げは材料とにらめっこしているうちに軽いトランス状態に入ってしまった。たぶん皆同じ状態で、夢中だったと思う。我に返って周りを見ると、同じ場所で拾ってきたものと思えないほど、それぞれ個性があって素敵なものが出来上がっていた。道端や川べりに生えたり落ちているものだけで、こんなリースができるとは!! という驚きと感動が会場中に満ちていた。

 

没頭。

 

ひとつひとつ見て回りたいほどだったけど、時間切れ。おやつにミナルスイさんのビジュアルも味も抜群なマフィンと、日土種雨(ひとしう) さんの濃厚なカボチャポタージュをいただき、のりこさんの「みんな天才! 」という評をいただいて、あっという間の4時間が終了してしまいました。

 

完成!

 

このワークショップ以降、道端や川べりを観る目が変わった。珍しい草や木の実の宝探しも楽しいし、頼りなげに風にそよぐ草花の葉先がうっすら紅葉しているところや、すっかり葉が落ちた枝にちいさな冬芽がついているのに気付いたり、散歩しているだけでも時間も気温も忘れるくらいに遊べることを教えてくれた。材料費をかけないからこそ、思いがけない独創的なリースができるのも大発見だった。林のりこさん、こんなに充実&満腹のイベントを企画運営してくださったみなさま、ありがとうございました!

 

 

 

 


最近のオモチャ

最近のオモチャ

 

最近のオモチャはすばらしいですね。

やはり男の子 ちょっと前まで興味を示さなかったのに、(ほんとに2・3日で状況が変わります)車に対して異常な興味を持ち始めました。 そのきっかけは、おもちゃの車をプレゼントしたからのようです。

緊急車両セットというもので、
NISSAN エルグランド救急車
はしご消防車 TOYOTA
クラウンパトカー
の3台です。

救急車がエルグランドだったなんて・・・。
子供のオモチャ、が感心と感動を大人の私にくれました。


渓谷ハイキング

寒さも厳しくなってきましたが

11月の中旬にハイキングへ。

 

今回は、西沢渓谷、温泉施設立ち寄りつきの

日帰りバスツアーです!!

 

残念ながら紅葉は終わってしまっていましたが

晴れ渡る空の下、渓谷を歩くのは

とっても気持ちが良いものです♪

風がないので、そこまで身体も冷えることなく

ハイキング日和でした♪

 

西沢渓谷は見所も多く

「七ツ釜五段の滝」に代表される

大小さまざまな美しい滝が

次々出現するので

景色の変化も楽しみながら

5時間ほど散策しました♪

 

足元が岩場だったり

鎖を伝って歩いたり…

思っていたよりハードな箇所も

ありましたが

心折れることなく楽しくハイキングができました♪

 

これを機に山ガールデビュー

してみようかなぁ~と思う

amedioでした♪

(●ゝェ・)ノ


寒さいろいろ

『チルチンびと』78号「拠り所としての、火」(設計・益子義弘 、写真・輿水進)

『チルチンびと』78号「拠り所としての、火」(設計・益子義弘 、写真・輿水進)

 
 
山口瞳さんに「寒さかな」 というエッセイがある。こういう話だ。

昔、山口さんが大家族で麻布で暮していたころ、部屋の中央にルンペン・ストーブというのがあった。そこで、石炭でも材木でも紙でもジャンジャン燃やす。部屋の隅の寒暖計は34度になっている。暑いので裸でビールを飲む。それは、はなはだ刹那的で、そのときだけは愉快だった、という。…… そして、こう書く。

寒さという言葉には、肌身に感ずる寒さのほかに、こころの寒さがあるからである。フトコロが淋しいという寒さがある。さむざむとしたというのは、風景であり、人の情であり、時の移り変りにも通じてしまう。…… そして、こう書く。

私が部屋のなかを暑くしようとするのは、こういう寒さから逃げようとしているためではないかと思われることがある。そうして、十二、三年前に、崩潰寸前の麻布の家でストーブをがんがん燃やしたのは、その最たるものではなかったかという気がしてくる。

ストーブの炎を見ると、いつも、このエッセイを思いだし、少し苦いようなすっぱいような懐かしいような気分に浸るのである
 

 
『チルチンびと』78 号  〈特集〉火のある暮らしの豊かさは、12月11日発売。定価 980 円です。
 

マッチ擦る

いまだ知られざる寺山修司展

「いまだ知られざる寺山修司展』が、(~ 1月25日・早稲田大学125記念室)開かれている。かつて、話題になったテレビインタビュー番組『あなたは……』が流れていて、懐かしく楽しかった。


マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありやは、有名な寺山修司の歌だが、『チルチンびと』78号の「火と調理が脳を活性化する!」を読んでいると、現実に驚かされる。山下満智子さん(大阪ガスエネルギー・文化研究所)の話は、こうだ。


近ごろの子どもは「火が熱いことも知らない」という話を聞いて、子どもが火を扱う様子を観察することにしたのだ。それは、「七輪でじゅうじゅう焼いて秋刀魚を食べよう」という実験である。しかし、参加した多くの子どもがマッチを持って「シュッ、シュッ」と口では言いながらも、なかなか擦ることができない。マッチに火がついても、七輪の火をおこすためには、新聞紙に移さなければならない。それもまた、ままならない。そういう子どもたちに火を教える必要を思い「火育」と名づけるのである。「カイク⁈」という寺山修司の声が聞こえる。

………

『チルチンびと』78号は、定価980円。特集・火のある暮らしの豊かさ。12月11日発売です。


「スケッチ・オブ・ミャーク」上映会@室生

10月、川口美術さんでの田中茂雄さんの個展に伺ってお話していたら、「7代先につなげたい、先人の心」や『チルチンびと』本誌にも寄稿くださっている近藤夏織子さんとご友人であるということが判明して驚いた。世間は狭い。いつかお会いしたかったので連絡してみると、この夏に加古川で観て感動した「スケッチ・オブ・ミャーク」上映会&大西功一監督のトークイベントを企画中とのこと。

そんなわけで、行ってきました奈良県宇陀市、深まりゆく秋の風景が美しい室生の里。迎えてくれた近藤さんは、パワフルで活動的でスピード感あふれる人・・・ではなく、癒しと野生、思慮深さと奔放さ、小柄な体におおらかでゆるーっとした雰囲気を併せ持つ、天然(いい意味で)な人だった。

 

今回の上映会場はfufufuという民家カフェ。広い畳の部屋に炬燵やソファやクッションが置いてあって、正面の緞帳の中にスクリーンがある。家の中に宴会場があるみたいで和む。すでに炬燵で温まっていた大西監督はとてもお洒落でパッと見、シティ派? にもみえるのだけれど、こうやって全国を車に機材積んでもう50か所以上もキャラバン中、なんと残り50か所ぐらい周る予定なのだそう(11月20日時点)。滋味深いお野菜たっぷりのおにぎりプレートと御味噌汁を炬燵でぬくぬくといただいていたら、だんだん人が集まってきた。音楽をしている人、お店をしている人、室生が好きになって移り住んできた人、その子どもたち、など年代もいろいろ。かなりアットホームなムードの中、映画が始まった。

 

「ミャーク」とは宮古島のこと。重い人頭税によって数百年も苦しめられてきた宮古の人々の唄は、そんな重さを払いのけるような、力強く元気で、懐が深く大きな音楽だ。はじめて聴くのに懐かしく、強く惹きつけられる。「なくなってしまうんじゃ、もうしょうがないね」とは片付けられない、残すべきものだと本能が嗅ぎ取ってしまうようなリズム。そしておばあや神司に選ばれた女性たちはみな笑顔がとてつもなく可愛くて、カメラが回っているとは思えないほど自然体。気さくに画面の向こうから話しかけてくる。ひとたび歌い出せば気高く、神秘的な雰囲気を身に纏う。人間の本来持っているピュアで大らかな美しさが、全身から溢れていて感動的だった。

 

神歌や古謡は口承なので、継承者がいなくなればなにも残らない。島の人間でもない自分が何かできると思うのはおこがましいけれど、この先、このままいけばどういう未来が待っているのかを考えると、映像作家としてこの現実を知りながら撮らずにはいられないし、現状こうなってしまったものはどうしようもないとしても、失われゆくものを取り戻そうとすることはできるのではないかと思った。と大西監督は語る。大和高原で古老の話の聞き取りをされている近藤さんとの共通点を感じた。

 

この映画は、謙虚でありつつも自分が撮らなきゃ誰が撮る! という映像作家としての気概と誇りを持った、そういう人が一人で4か月もの間、島の人たちの中に溶け込んで撮り続けることができた奇跡的な、とても貴重な記録だ。数年前、絶滅の危機に瀕している宮古の音楽を再発見した音楽家・久保田麻琴さんの存在も、その久保田氏と大西監督が古い知り合いだったことも、すべて運命的なものに感じてしまう。ぜひ観て欲しいです。言葉で伝えきれないのでこちらをどうぞ。

 

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子育てに地域活動に取材にと飛び回っている近藤さん、全国キャラバン中の大西監督、それぞれがお忙しさのまっただ中にもかかわらず、ゆっくりと静かな時間を共にしてお話できたことは本当に幸運でした。ありがとうございました。