庫裏を建て替える!

庫裏を建て替え、百年後も住み継げる家に

 

『チルチンびと』冬 110号は、いまどきの寒さにぴったりの特集。「暖かくて木の香りのする家」、「SDGsと住宅」、「薪ストーブカタログ2022」。さまざまな住宅事例の中から、ユニークな一本。「庫裏を建て替え、百年後も住み継げる家に」(設計・施工 ㈱安成工務店)は、いかが。
その書き出しから。
〈K邸が建つのは、江戸中期に建てられた重厚な佇まいの本堂の隣。石垣と植栽に囲まれた外観は、築300年の本堂にひけをとらない堂々たる風格を感じさせる。……〉 歴史ある寺の庫裏を建て替えるという、いろいろな苦心の末。
〈伝統と先進が共存する新しい庫裏は、檀家様にも好評だという。「まずは皆さん、木の香りがいいねと言ってくださいます」と話す夫妻。「住みやすく、維持管理もしやすい建物を実現することができたので、次世代、そのまた次の世代と長く住み継いでもらえたらと思っています」(ご主人)。
この建物は、山口県の東南、瀬戸内海に浮かぶ周防大島、その町なかにたたずむ、という。

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『チルチンびと』冬110号は、好評発売中。お早めに、書店へ !

 

チルチンびと 110号 暖かくて木の香りのする家