2011年11月2 の記事一覧

キミといつまでも

たまごかけごはん

ワケあって、独り暮らしになって以来、半年、毎日、家での食事は「タマゴかけごはん」というオトコがいる。「ほかに、何も知らないんだもん」とイバルのである。これは、たぶん永六輔さんから聞いた話だけれど、タマゴかけごはんには、いくつかの方法があるという。
まず、タマゴと醤油を別の容器でぐるぐるかき混ぜて、ごはんにかける、というもの。(ちなみに、私はコレです)つぎ。ごはんの上にタマゴをかける。醤油もかける。キミの部分とシロミの部分と醤油の部分のそれぞれを、ごはんに混ぜながら食べる。その際、キミは箸でふたつに割る、という。(たしか、コレは噺家の小三治さんの食べ方)
最後。まず、ごはんに醤油をかけ、そしてタマコをかけて、かき混ぜて食べる。三つの方法、それぞれのビミョーなこだわりは、生活環境によるものなのだろうか。
ところで、独り暮らしオトコの食卓は、いつまでつづくのだろう。ふさわしい歌があるよ、といって、加山雄三の「キミといつまでも」をうたってやった。