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「版画家たちの世界旅行」展へお誘い

「版画家たちの世界旅行」展

 

古くから西洋の版画家は「旅」から作品のインスピレーションを、得てきました。芸術家としての修業や仕事だけでなく観光、社会の変化など、旅立つ理由はさまざまですが、険しい山を馬車で越え、大海原を帆船で渡る旅には大きな危険が伴つたことでしょう。鉄道や蒸気船 が普及する19世紀には版画家たちの行動範囲はヨーロッパを越えていきました。それと同時にこれまで見過ごされてきた身近な自然風景 やにぎやかな都市生活 にも光が当てられるようになります。…… と、案内に書かれている。

……  本展では当館のコレクションから西洋版画を中心に、旅や移動に関わる16~20世紀の作品を約160点、展示します。

「版画家たちの世界旅行・古代エジプトから近未来都市まで」は、町田市立国際版画美術館で、7月22日~9月24日まで開かれます。


『フクちゃん』と早稲田大学

フクちゃん

 

「フクちゃん」は、横山隆一作。その昔、新聞連載の4コマ漫画として、人気を博した作品の主人公です。このフクちゃんが、当時、早稲田の角棒をかぶつていたことから、早稲田のマスコットとして、野球の応援を始め、キャンパスや商店街でも、しばしば登場。親しまれてきました。応援部の歴史と合わせて、早稲田とフクちゃんの歩んだ時代を、楽しく振り返ってみませんか

この展覧会は、早稲田大学歴史館で、7月21日から 10月1日まで、開かれる予定です。


『植物と歩く』展へご案内

植物と歩く

「植物と歩く」とはどういうことでしよう?  植物は一つの場所に留まっていながら、根は地中に、茎や葉は地上に伸びて這い広がり、花をひらかせてはしぼむ、その一生は動きに満ちています。本展では、「植物と歩く」という言葉に植物が営む時間と空間に感覚をひらき、ともに過ごすという意味を込めました。作家は植物を観察しその特徴をとらえようとするなかで、普段わたしたちが気づかずに通りすぎてしまうようなその意外な姿に迫り自身の思いを重ねてイメージを作りあげるのかもしれません。……

と、案内の文は始まり、つづく。

本展では、当館のコレクションに加えて植物学者・牧野富太郎による植物画と植物標本なども、ご紹介、とのこと。

「植物と歩く』展は、練馬区立美術館で開かれている。8月25日まで。


「デイヴィッド・ホックニー」展へのご案内

「デイヴィッド・ホックニー」展

 

現代で最も革新的な画家のひとりデイヴィッド・ホックニーの日本では27年ぶりとなる、大型個展です。ホックニーは60年以上にわたり、絵画、ドローイング、版画、写真、舞台芸術といったジャンルで多彩な作品を発表してきました。本展は、イギリス各地とロサンゼルスで製作された代表作に加えて、近年の風景画の傑作〈春の到来〉シリーズやCOVID-19によるロックダウン中にiPadで描かれた全長90メートルにもおよぶ新作までおよそ120点によって、ホックニーの世界を体感いただける機会となるでしょう。

と、パンフレットに書かれている。

「創造のよろこびに出会う」というコピーとともに。

『デイヴィッド・ホックニー展』は7月15日から11月5日まで、東京都現代美術館で開かれる。


『プラチスラバ世界絵本原画展』のご案内

プラチスラバ世界絵本原画展

 

アンニョン! 絵本でひらくアジアの扉 --
というサブタイトルかついている。
「プラチスラバ世界絵本原画展」はスロバキア共和国の首都プラスチラバで2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクールです。本展では「絵本でひらくアジアの扉」と題し、近年の活躍がめざましいアジアの受賞絵本を入り口に、特に日本と韓国の絵本に焦点をあて、BIB2021に両国から参加29名の作家による絵本原画を紹介します。また、絵本が生み出されてから読者に届くまでの背景を取材した特集展示では、日韓の絵本の文化や特色、その魅力を掘り下げます。

アンニョン(ヤッホー)と扉をひらき多様な広がりを持つ絵本の「いま」をのぞいてみませんか?

この展覧会は、うらわ美術館で、7月8日~8月31日まて開かれる予定です。


『描かれたニュース・戦争・日常』展へのご案内

『描かれたニュース・戦争・日常』展

いつ果てるともわからない、イラクの戦争。そんな日々、〈 出来事との距離〉 というサブタイトルのついた『描かれたニュース・戦争・日常』展が、ひらかれる。
-  ニュースや戦争を描いた作品に触れるとき、時代や立場によって表現できることが違うことに気づきます。また、当事者として経験したことも、時が経ってからやっと伝えられることがあるでしょう。……  本展を通して過去、現在のアーティストが「出来事との距離」にいかに向き合ってきたかを探ります。- というのが、展覧会の主旨だという。
〈 ゴヤ・月岡芳年,浜田知明から、現代へ〕

町田市立国際版画美術館で、6月3日から7月17日まで、開催予定。

 


『発掘・植竹邦良』展 へのご案内

	 発掘・植竹邦良 ニッポンの戦後を映す夢想空間

「ニッポン戦後を映す夢想空間」

「虚無僧、電車、人体の一部、破壊したザクロ、…奇妙なモチーフが増殖し、入り乱れながら交錯する、植竹邦良(1928~2013)の絵画。その底流には、戦後ニッポンの政治、社会、都市開発といった世相が密かに編み込まれており、モチーフへの執着を感じる徹底した細密描写は、現代のコンピューターグラフィックを見慣れた目に異様な迫力をもって映ります。府中て制作をを続けた知られざる画家、全貌を初紹介します。

「1960前後の「前衛 」
などという言葉が、パンフレットのあちこちに踊っている。
「ようこそ植竹ワールドへ」。

発掘  植竹邦良』展は、府中市美術館で、5月20日~ 7月9日まで開催予定です。


『マティス展』へのご案内

マティス展

 

〈 20世紀を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス〔1869 ~ 1954年)、純粋な色彩による絵画様式であるフォービズム〔野獣派〕を生み出し、モダン・アートの誕生に決定的な役割を果たした彼は、84歳で亡くなるまでの生涯を、感覚に直接訴えかけるような鮮やかな色彩と光の探求に捧げました。彼が残した仕事は今なお色あせることなく私たちを魅了し、後世の芸術家たちにも大きな影響を与え続けています。……〉

と、招待状に書かれている。

「20年ぶり  待望の  大回顧展」
「色、形、線、冒険のはじまり」
のキャッチコピーも、添えられて。

『マティス展』は、4月27日から8月20日まで、東京都美術館でひらかれる予定。

 


『生誕120年 大沢昌助展』へのご案内

生誕120年 大沢昌助展

 

〈大沢昌助は(1903~1997)に戦前、戦後の社会背景を見据えつつ、ブレることのない独自のスタイルを貫いた昭和を象徴する美術家です。モダン、シンプル、自由そして軽やか、そんな言葉が大沢の作品には息づいています。当館では最初期から晩年に至る、100点以上もの作品を所蔵しており、1991年の回顧展を皮切りに1996年の追悼展、父で建築家の大沢三之助との親子展など折にふれその芸術を紹介してきました。本展では生誕120年という記念の年にあたって、これまで紹介してきた作品に加え、昨品の原点であるスケッチ類や三之助作品を含む新収蔵品、調査の中で新たに発見された作品を展観します。……

と、展覧会のパンフレットに書かれている。

生誕120年 大澤昌助展』は、練馬区立美術館で、4月29日~6月18日まで、開催する予定です。


『奇想の絵師 歌川国芳』展へご案内

奇想の絵師 歌川国芳

 

歌川国芳は、幕末浮世絵界の人気を分けあった歌川派三人〔国貞(三代目豊国)、国芳、広重〕の一人です。斬新かつ豊かなアイデアを次々と出し続けた国芳は、当時の浮世絵界を活性化させただけではなく、劇画のルーツとも言われるなど、後世にも多大な影響を及ぼしました。本展は、国芳の代表作をはじめ、戯画、洋風の風景画、貴重な肉筆画など約160点の作品をとおして、その多彩て変化に富んだ画業を紹介するものです。
………
というのが、パンフレットの紹介文からのダイジェスト。

歌川国芳』展は、うらわ美術館で、4月22日から6月18日まで、開催予定です。