2011年5月17 の記事一覧

GW後半 山梨編

 

GW後半は、夫の実家、山梨へ。今回初の甲斐善光寺にいってみた。

迫力のある二匹の天井図「鳴き龍」の下で手を叩く。足型があるので、

そこで手を叩くと、明らかに単なる共鳴音ではない、ギュウ~!と、龍が鳴いてる

ように聞こえなくもない音がする。本堂の下の真っ暗闇の中を歩く「お戒壇廻り」

もやってみた。「極楽のお錠前」と呼ばれる鍵に触れると極楽浄土が保障されるらしい。

ちゃんと探り当てたけど、見知らぬ人も沢山触ってしまった。

 

お次は清春芸術村。エッフェル塔の設計者、エッフェルが造ったラ・リューシュは

存在感たっぷり。ここはなんと、素人でも絵を描く目的さえあればアトリエとして

利用できます。他にもルオーの記念館や梅原龍三郎のアトリエ、この春出来たばかりの

安藤忠雄の光の美術館など、広い公園にぽつぽつと見どころが点在して見飽きない。

その後は清里現代美術館へ。現代美術マニア垂涎の本が山ほどある資料館で

館長さん兄弟がいろいろ教えてくれる宝箱のような場所。じつは元旦にも来た。

初めて見る作家の画集がいっぱいあってここにくると発見だらけ。何時間でもいてしまえる。

が、どちらも、GWだというのにとても静かだった。あの渋滞はいったいどこへ?

とおもったら周辺のアウトレットは大にぎわい。近くにこんないいとこがあるのに、

素通りしてたらもったいないよー。近くまで来たならぜひ行ってみて欲しい所です。

 

そして一日のしめくくりは必ずここ、ほったらかし温泉で富士山を眺めながらの湯。

温泉のあとの一杯の牛乳が、ウマい!

あまり温泉好きとはいえない私でもハマってしまう場所なのです。

 

 

清春芸術村で。こんな車で、実際画家たちが絵を描いていた

ルオーを記念して建てられた礼拝堂。ドアからして素敵だった

清里現代美術館。ひっそりと静かな場所に佇んでいます。

 

 

 

 

どの部屋も目線が近くて展示もセンスよくて嬉しくなる