脱スーパー
花は花屋で、肉は肉屋で、野菜は八百屋で、魚は魚屋で…と言った調子で市場に行き始めてから、最近めっきりスーパーで買い物をしなくなった。
猫柳を買いに花屋に行ったら、1本2,000円だと言う。花屋のおじさんが「こんなのはあと1週間ほどすればバカみたいな値段になるからそのくらいにおいで。今日はこっちの花がいいよ」と言われ、1本100円の菜の花を買った。こんな感じがたまらなくいいのである。
花は花屋で、肉は肉屋で、野菜は八百屋で、魚は魚屋で…と言った調子で市場に行き始めてから、最近めっきりスーパーで買い物をしなくなった。
猫柳を買いに花屋に行ったら、1本2,000円だと言う。花屋のおじさんが「こんなのはあと1週間ほどすればバカみたいな値段になるからそのくらいにおいで。今日はこっちの花がいいよ」と言われ、1本100円の菜の花を買った。こんな感じがたまらなくいいのである。
先日、待っていたものが手元に届いた。
オーダーメイドの帽子2点。
最初はCloche Hatで良いものはないものかと探していたもののなかなかこういった場合に限ってみつからないものである。
その昔、スタイリスト 川村都さんに「ないものは作ればいいのよ」と言われ、そりゃそうですねということで、よく自分で洋服を作ったものだった。さすがに帽子は自分では作ることはできず、オーダーメイドという選択をし、たどりついたのがCrownClown。
一つはブラックのクロッシェ、ベースの素材はプレーンファー兎の毛のフェルト、もう一つはブラックとグレーのMIXのボーラー、素材は先染めした兎の毛のフェルト。
丁寧で細やかな仕上がりはやはりオーダーメイドならでは。なによりも、自分のために作ってもらった帽子は違和感がなく、身体になじむ。それは、私自身のイメージを的確にくみ取り制作してくれたことによるものだろうと思う。よき作家にめぐりあえた縁に感謝したい。
さっそく今日はこの帽子とともに街にでかけるとしよう。
CrownClownさんの情報は「チルチンびと広場」にも近日中に掲載させて頂きます。お楽しみに。
魚を美味しく焼くのはどうしたらよいものかと、いろいろ人に聞いてみたところ、両面焼きが良いと言うことで、魚焼きグリルなるものを探しに電気屋へ。
いろいろ見てるうちに、オーブンレンジのほうがよいのではないかと思い始めた。なぜならば、魚はもちろん、トーストもできると書いてあり、レンジ、魚焼きグリル、トースターと3つの機器よりは、1つでコンパクトだしよいではないかということで。
そんなわけでオーブンレンジを買って帰ったはいいものの、はてさてどうしたものか。ちょっと、使い方というかいまいち仕組みがよくわからない。もしかしたら、電気機器の操作が苦手だったかもしれない。
とりあえず、オーブンレンジの使い方レシピの1ページ目の肉を焼くをなんとかやってはみたものの、意外と時間かかるな…。いい加減具合がよくわからない…。トーストに至ってはなぜ1枚焼くのに15分もかかるのか…。などなど、どうもこれは前途多難なようである。
今度の栃木県無垢杢工房㈱イケダさんの完成見学会は3月8日(土)、9日(日)に足利で行われます。
足利と言えば、足利学校や足利尊氏が有名ですが、ほかにもいろいろと見どころのあるまちのようです。
「足利いいところですよ」と今回 無垢杢工房㈱イケダ 高山さんにご紹介頂いたのは、栃木のまちなかを楽しく歩く。そのきっかけを若い人たちに向けて発信するフリーペーパー『まちふらり』。
こちらのフリーペーパーをつくっているのは、県内の若いデザイナーやフォトグラファーたち。実際にまちなかへ赴き、自分たちが「良い」と思ったまちや営む人の魅力を紹介しています。取材している人たち自身が、楽しみながらまちを歩いているなぁ。読んでいると、そんな様子が目に浮かびます。
『まちふらり』はこちらからpdf形式でダウンロードが可能です。
是非一度ご覧になってみてください。
加賀野菜、能登野菜と一言で言ってもその種類の多さにびっくりします。
その中で、今回私がこうぼ用に選んだのはちょっと変わった能登産の黄人参と赤軸ほうれん草。おまけで個人的に好きなふきのとう。
できあがりは黄人参はサラダに、赤軸ほうれん草は汁物に、ふきのとうは焼き物に… 次はどの野菜にしてみようかなどいろいろ想像しながらこうぼ発酵中です。
オイシイモノ紀行でご紹介させていただいた「蜜菓子」の中加川さん、「チルチンびと広場」で掲載させていただいている「ピクルス」の金沢のピクルスさんなども石川県産のめずらしい野菜にチャレンジされています。是非一度ご覧ください。
市川ナヲさんのコラム「こうぼと暮らそう」ではこうぼの作り方などいろいろな使い方、レシピなどが掲載されています。
あっという間に過ぎてしまったお正月。
近江町市場も今日から初売り。
ということで、締めは寒ブリで、一杯。
地元のお寿司屋さんで教えてもらった寒ブリの刺身の食べ方が食べやすくて気にいっている。大根おろしにわさびをたっぷり混ぜたものにお醤油をたらし、それを巻いて食べるというもの。
お酒はお刺身に合う加賀雪梅。森岡 希世子さんの凛とした酒器で。
さて、明日からまた仕事です。
陶器の様な手ざわりが感じられる細工が施されていている荒川尚也さんのグラス。
素材がガラスなので制作段階で直接触れて手ざわりを確かめる訳にはいかない。自分が気持ちが良かった形を記憶し、そこからイメージしてグラスを作る。そして、出来たものを触ってみて、違う部分をまた記憶として残し、更にイメージして作る。そうおっしゃっていた荒川さんの作品は同じ形のものでもそれぞれ微妙に感触が違う。そして、同じグラスであっても持つ場所によって感触が違う。
私が購入したグラスは一度通常の形をつくり、その上で再度、ガラスにつけ、周りになめらかな細かいカットを入れたもの。いくつか触らせてもらって自分の手にあうものを選んだ。
よく行くbarでもブランデーグラスにワインを入れてもらっているくらい、ワイングラスの細く長いステムを持って飲むより、口と手が近い方がなんとなく落ち着く。この外側についているガラスの厚みのせいか、グラスを手で持っていても液体の温度が変わりにくい。それ故、自宅では今やワインまでこのグラスで楽しませてもらっている。
荒川さんのグラスは「チルチンびと広場」プレゼントページでご紹介させて頂いております。応募の締め切りは7月31日まで。
たまな食堂さんが開催してるたべごと教室の講座「醤油麹ことはじめ」に参加しました。
教えてくれたのは味上桐葉先生。醤油麹は、うまみ、甘み、塩味、香り、栄養がバランスよく整っている。100種類くらいの酵素が含まれている。うまみ成分であるグルタミン酸含有量が塩麹より10倍以上多い。などなど醤油麹はどうやらすごいようです。
作り方はいたって簡単で、米麹に醤油を加えてまぜるだけ。なのですが、よりおいしく作るために、先生は麹とのふれあいを取り入れていました。麹が活発に活動する温度がだいたい30℃くらいなので、米麹を手でほぐしながら温めてあげるのが良いそうです。不思議なことにもんであげるとしっとりしてきます。そして、醤油を入れたあとも手で混ぜ合わせます。今度は少しねっとりした感じになりました。あとは発酵を待つのみ。自分の手にいる菌のかねあいで、ひとそれぞれ味は微妙に違うようです。出来上がりが楽しみです。
たまな食堂さんでは、このような食に関する講座を開催しています。「はじめよう、野菜の声をきく無計画料理」「たまなの台所から生まれる四季の薬膳」「玄米ごはんからはじめる基本のたべごと」など、気になる講座がたくさんあります。ご興味のあるかたはたべごと教室をご覧ください。
昨日からの風もようやくおさまり、ベランダに生えていたいろいろを採取。
ずいぶん育ちすぎたようなので、こうぼに使用することに。瓶に材料を入れて、水と砂糖を入れて後は冷蔵庫に入れて待つだけ。めんどくさがりの自分でもとても簡単にできます。
ローズマリーは前回成功したのでたぶん大丈夫。こうぼ食堂の市川ナオさんが基本的には何からもこうぼはできますと言っていたので、パセリやゼラニウムにも挑戦。1週間後が楽しみです。
こうぼにご興味のある方は、市川ナオさんのコラム「こうぼと暮らそう」をぜひどうぞ。
経堂のウレシカさんで開催されている石原多見子さんの陶展。石原さんがいらっしゃると聞き、ちょっとご挨拶に。
まるで化石のようなオブジェたち。こちらの作品は、海を想像して創られたんですか?と聞くと、
-見る人によっては、そう見えるみたいですね。このDMをみて子供に蛍の幼虫の写真?と聞かれて。どうもこの長細いカタチのが蛍の幼虫に見えたらしく、貝なんかを食べるみたいなんですが、その光景にそっくりらしいんです。最初にそういうものを意識しているわけではないのですが、繰り返しという行為を意識して創っていくと、最終的には不思議と自然のものの形になっていくんですよね。そういうのもあって、今回のタイトルを「この星に住む」にしてみました。-
今回はこのシリーズのほかにパステル調の色合いのお皿やオブジェも展示されています。箱の中に葉っぱのようなものが何枚も入っている作品はおとしぶみという葉をくるくる巻く虫からインスピレーションを受けたとか。独特の感性の石原さん。石原さんの創りだす小宇宙に触れて、ふと空を見たくなった。満月に近い月だった。
こちらの展示はウレシカさんで3月11日(月)まで開催しています。