2013年3月10 の記事一覧

小さな和、小さな話

「チルチンびと」75号

 

和のある暮しといっても、それなりのセンス は必要だ。和室を作ったからと招待されるこ とがあるが、主役でございと構えている囲炉裏 や、そこに骨董店か何処かで見つけてきたらし い自在鉤があったりするとうんざりする。 (「a day in the life 」 安西水丸 )

大学の建築学科でも「床の間」を読めないだけ でなく、知らないという学生が増えてきました。 (「『和』のデザインとは何か」中山章 )

そもそも 「座」という字は 「空間」を意味する。 (「日本人の坐り方」 矢田部英正 )

「 “ 和 ”っていうのは調和の和。その調和をつくり出す のが素材なんですよ 」と泉幸甫さん。( 「家族を包む やわらかな『和』の光 」)

洋食が多かった我が家の食卓は、出産後、すっかり 和食に変わった。肉料理が減り、魚が登場する回数 が増え、煮物やお浸し、焼き魚などシンプルなものを つくるようになった。 ( 「 日々、まめまめしく。」塩山 奈央 )

(以上は、『チルチンびと』 75号 特集 “ 小さな「 和 」” に見つけた言葉です。  『チルチンびと』75号は 3月11日発売です)