蕎麦三昧

先日、お蕎麦のフルコースを食べてきました。

お店は、一見、普通の家に、小さな看板があり、地図を見ながら行ったものの、迷ってしまいました…。

 

蕎麦クレープや早蕎麦など、普段あまりお目にかからない蕎麦料理の数々を堪能しました(^_^)

 

 

他にもいろいろな形でお蕎麦をいただきました。

大満足♪♪

 

そういえば、数か月前に古道具屋の西洋見聞録の塩見さんとお蕎麦を

食べる機会がありまして、お蕎麦の食べ方を教えてもらいました。

 

お箸を垂直に立てるようにして、蕎麦をとる。

それが一口で食べる蕎麦の量だよ!!

 

とのことでした。

 

実際にやってみると、確かに一口分くらいしかつかめない!

 

蕎麦は、食べ方から、調理方法まで奥が深いです!!

 

amidio (^_^)

 


草木染め

引き染めの体験をした。

引き染め

初挑戦


体験させていただいた先生は、
従来の草木染めとは全く異なる製法を考案した人である。

沸騰せず、化学染料を一切使わず、アルコール漬けにして染液を抽出する「薬草染め」。


耐光(日光)・摩擦・水の3堅牢度検査をパスしているのは無論、

アルコールは蒸発性が高いため、引き染めしても自然の色合いを布に表現でき、

退色変化が少なく、少量の染液で仕上げる事ができる。

 

仕事に精通していくうち、

「草木染めには天然100%ものがないのか?」

という疑問にぶつかり、独自の研究がはじまったそうだ。
これまでに研究・実験用に採取した植物は1000種近くになる。

今回使用したものは、ぶな(白)、すおう(赤/オレンジ)、ハグマノキ(黄色)

 

引き染め

白、オレンジ、黄色を使用

帯

着物に合わせるとこんな感じ

 


最近は、沖縄県の県花。琉球松、デイゴの研究に没頭しているそうだ。

琉球漆器の材料にもなるそうだ。

デイゴ

あだ名はデストロイヤー

a-van


日本の美に気づく

 

「風の旅人」という雑誌の編集長のブログ、7月30日の「物事が変わる節目」にちょっと感動してしまった。この中に「現在の日本に覆い被さっている西欧の形式だけを借りたようなシステムが、日本人本来の良さに蓋をしてしまう結果になっているのではないか」という記述があった。ここ、チルチンびと広場の「古道具屋の西洋見聞録」でも、著者の塩見さんは日本人と西洋人のメンタリティや習慣が違うのに、外見だけとりいれることに疑問を感じている。岡倉天心は100年も前に「諸君は心の落ちつきを失ってまで膨張発展を遂げた。われわれは侵略に対しては弱い調和を創造した。諸君は信じることができますか、東洋はある点で西洋にまさっているということを!」と言っている。

昨年、夏の終わりに京都旅行をした際、聴竹居を訪ねた。モダンな中にも日本的情緒をたっぷり残した外観。室内に流れる静謐で凛とした空気。単なるシンプルとも違う、飾り立てるのとも違う、細やかな視点での「美しい無駄」がところどころに散りばめられている。暮らしやすさを工夫した設計には発見がたくさんあって面白い。ことさらに「和」と「モダン」をうまくコラボレーションしました!みたいなアピールがなく無理のない美しさを追い求めていったらここにたどり着いたという自然体。折り目正しく誇り高い中にも、謙虚さも可愛らしさもあって・・・日本人が本来持っているはずの美意識が確認できるような、効率化を追い求めて忘れてきたものを立ち止まって思い出させてくれるような、静かで美しい場所だった。

 

本日発売の68号「チルチンびと  花の庭、花のしつらえ」の特集「響きあう花と“聴竹居”」では、むやみな西洋の模倣を滑稽と感じ、現代を生きる日本人の理想の住まいを作ろうとした建築家・藤井厚二が、今の日本に語りかけるものとはなにか、をこちらの保存活用の第一人者である松隈章氏が解説しています。花とともに撮った「聴竹居」の美しい佇まいが印象的。ぜひご覧いただきたい、素敵なページになっています。

 

 

 

 

 


パン西東

 CAFE MILLET

 発売になったばかりの『チルチンびと』別冊38号 —関西・瀬戸内・福岡の家づくり— を読んでいたら、「石窯とパンと人とをつなぐ CAFE MILLET」という記事に出会った。

 MILLETとは、雑穀である。隅岡樹里さんが、「石窯のあるカフェがやりたい。自然のエネルギーを使ってパンを焼いてみたい」と思い立って始めた店である。雑穀や地元の野菜たっぷりのコース料理が、楽しめる。また、石窯ワークショップが開かれ、石臼で小麦を挽き、全粒粉のパンを石窯で焼く体験もできる、という。京都市内から鞍馬方面へ、山あいの道を抜けたところに、その店はある。

 私の手もとに、友人がくれた雑誌の切り抜きがある。そこには、ドイツ・ベルリンの「古パン屋」という商売の話が載っている。店頭に並ぶパンのほとんどはオーガニックな全粒粉。値段は市価の半額。すべて、他の店で前日売れ残ったパンを仕入れたもの。全粒粉のパンは、焼いて2、3日が食べごろなのだ、とその記事にはあった。

 「神保町は古本の街だから、古パンも似合うかと思ってさ」と、切り抜きをくれた友人は言った。


森の木琴

森の木琴というCM

大震災により1日しか流れず

幻のCMと呼ばれているそのCMは

まさに作品…。

 

是非メイキングと合わせてみてみてください。

 

きっと癒されるはず

 

そして、静かに感動できます。

 

 

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amedio(^_^)


東北の底力、心と光

東北の底力、心と光

21_21ギャラリーにて開催されていた特別企画”東北の底力、心と光。「衣」、三宅一生。”

浅葉克己さんがグラフィックデザインを担当、生活の基礎となる「衣食住」の「衣」に軸をおき、21_21 DESIGH SIGHTディレクターのひとりである三宅一生さんが、東北で生み出される日用品の数々をその背景とともに紹介しています。

みなさまも是非と言いたいところですが、2011.7.26(Thu)-7.31(Sun)までの展示だったようです。

東北における厳しい自然環境の中で生まれた、ものづくりの知恵や、長い歴史のなかで伝えられ、磨かれてきた伝統的な手仕事の技にふれる事ができました。タイトルにもある様にまさしく東北の底力、一つ一つの手作業にこめられたいろいろな思いが強い作品となって表現されている、そんな感じを受けました。地域におけるそういった手仕事の文化に対し、微力ながらも私たちチルチンびと広場も貢献していけたらと思っています。

ISSEY MIYAKE コレクションより東北との仕事・東北からの発想

ISSEY MIYAKE コレクションより東北との仕事・東北からの発想

弘前こぎん研究所(青森県弘前市)/こぎん刺しを施す様子と完成品

弘前こぎん研究所(青森県弘前市)/こぎん刺しを施す様子と完成品

由利本荘市(秋田県)/天鷺ぜんまい織の原料と、糸を紡ぐ様子

由利本荘市(秋田県)/天鷺ぜんまい織の原料と、糸を紡ぐ様子

 

次回の21_21ギャラリーの企画展は「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」。 2011年9月16日(金) – 2012年4月8日(日)

「VOGUE」誌などでも有名な、20世紀後半を代表する伝説的な写真家Irving Pennとファッションデザイナー三宅一生が高めた二人の仕事が展示されます。

アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展

アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展

 


薔薇とサムライ

ゲキ×シネとは、映画館のスクリーンで演劇の映像を楽しめるエンターテインメントです☆


舞台は好きなんだけれど、チケットがなかなか取れない。

時間の都合が合わない。


そんな方は必見です☆


今回は、ずっと見たいと思っていた「薔薇とサムライ」を

舞浜のイクスピアリで観てきました!!


感想を一言でいうならば…

天海祐希の女海賊がすごく似合うし、かっこよすぎる!!

美しい女海賊の役にピッタリで、本当に目を奪われてしまいました。

 


もともと舞台を見に行くのが好きなのですが、正直値段が高いのと、

人気がある公演はすぐに売り切れてしまってチケットが手に入らないこともあり、

今回は初のゲキ×シネ☆


もちろん、実際の舞台のほうが、その場の空気を感じられるし、

舞台の奥行や、演技の迫力も伝わってくるのですが…

ゲキ×シネの音響はとても良く、撮影の仕方も本当にうまい!!

映画と舞台の良いとこどりでした♪


薔薇とサムライ公式HP

 

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劇団新幹線!今後も期待です!

amedio (^_^)


カーブドッチワイナリー

カーブドッチとは、新潟にあるワイナリーである。
http://www.docci.com/

実は数年前から、

こちらで育てているぶどうの苗木のオーナーである。

 

オーナーになったきっかけは、

フリーペーパーに掲載されていた記事を読んだから。

vino-club

vino club menber's card

「日本で本物のワイン作りを」という志に共感し会員になった。

a-van

チルチンびと広場でもたくさんのお店をご紹介しています。
気に入ったお店があれば是非お店に足をお運びください。


群馬県縦断!

本日は川場村~渋川市~前橋市~高崎市~太田市と周ってきました。川場村の築200年になるという古民家を移築してつくったという悠湯里庵は、建物だけでも一見の価値ありです。泊ってもみたいし、日帰り温泉を楽しんでから近くのティア・ツリーさんで自家製農園のメニューを堪能するというコースもよさそう。オオガネホームさんにご紹介いただいたTEA HOUSE SPARROWSも美しい庭を眺めながら、木の香りのする広々とした空間で美味しい紅茶を優雅に楽しめる素敵な場所でした。そのほかにも色々なお店に出会えました。チルチンびと広場上にてご紹介していきますのでお楽しみに。

茅葺屋根の古民家を移築した、風情ある温泉

取材の終わりごろに訪ねた太陽百年建設さん、突然の訪問だったにもかかわらず、しかも朝から茨城まで木を見に行かれていたにもかかわらず、さらにさらに、豪雨に打たれて全身びしょ濡れだったにもかかわらず!快く迎えてくださいました。そして工房内にひしめく材木、木を加工する機械の数々について嬉しそうに説明をしてくださいました。工房はずいぶんと広くて横に長ーくなっているなとは思ったのですが、ガレージに入りきらずどんどんアメーバのように増殖していったそうです・・・大工歴45年という櫻井さん、たゆまぬ好奇心と探究心で各地の木に出会いに行く、本物の「木オタク」です!印象的だったのは「今日は何もないかなと思っても、出かけてみるとなにか面白い人や物事に必ず出会う、だからじっとしていないで出かける」「期待されているな、と思うとそれ以上のことをしてあげようかなと思う」という言葉。

 

見学の後は「馬鈴薯」さんというお気に入りのレストランに連れて行ってくださいました。「ぜったいに口にいれても安心といわれるものを出したいから野菜も果物もすべて無農薬で手作り」「ソースは三日かけてつくるから体調のいいときでないとつくらない」と語る料理一筋30年のご主人は、根っからの職人肌、でもとても温和な雰囲気の方。サーブしてくださる奥様との息もぴったり、アットホームで暖かい雰囲気のお店です。店内のいたるところにものづくりびとの心意気を感じるご主人手作りの木工細工がちらほらとならんでいるのもキュートです。自家製野菜のサラダ、とろけるようなシチューがたっぷりと詰まったパングラタン、ほっぺがキューッとなるぐらい酸味のしっかり残った自家製ラズベリーのタルト。何をいただいても、濃厚な素材の風味が身体に沁みわたりました。

 

見えないところに手を抜かないで、アクティブに仕事を楽しむ姿勢、それを何十年も続けてらっしゃるお二人はとても波長が合うみたい。聞いていてこちらも背筋の伸びる思いがしました。「チルチンびと広場」も見習いたいです。日本の若者もがんばらないといかんですよ。元気いただきました。丸一日慣れない土地を運転してくれたわが社のコーデナー、a-vanもそんな出会いのあった初出張を楽しんでくれたようです。おつかれさまでした!

 

パングラタン美味!

ご主人てづくり子犬

ご主人てづくりポスト

ご主人てづくり引出し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


続・ハチメイワク

アザミ

 花の盛り。ミツバチの集めてくる蜜は増える。産卵する。コドモも増える。巣箱のなかは、いっぱいになる。
「それやこれやで、巣わかれの準備を始めるんですね。そうして、ついには街に出かけてきたりするわけです。ですから、いっぱい貯まった蜜を取ってやるとか、管理をキチンとしてやれば、いいんですよ。ハチも管理する人の性格を反映しましてね、ふだんから、やさしくしてやると、絶対、刺しませんね。車の往来の激しいところのハチは、落ち着きがありませんしね」
 先代から、もう何十年も、養蜂業をつづけているという。 小さいころから、父親の手伝いで蜜を取っていたという。
 そうだ。ハチと話ができるというこの人に、騒動のとき、ハチはなんと言っていたか、きいてみよう。すると、「ハチは、自分たちの種族の繁栄のために、ああいう行動に出たんで、人間が大騒ぎするのはハチメイワクです、 と言っておりましたよ」と答えてくれた。