群馬県縦断!

本日は川場村~渋川市~前橋市~高崎市~太田市と周ってきました。川場村の築200年になるという古民家を移築してつくったという悠湯里庵は、建物だけでも一見の価値ありです。泊ってもみたいし、日帰り温泉を楽しんでから近くのティア・ツリーさんで自家製農園のメニューを堪能するというコースもよさそう。オオガネホームさんにご紹介いただいたTEA HOUSE SPARROWSも美しい庭を眺めながら、木の香りのする広々とした空間で美味しい紅茶を優雅に楽しめる素敵な場所でした。そのほかにも色々なお店に出会えました。チルチンびと広場上にてご紹介していきますのでお楽しみに。

茅葺屋根の古民家を移築した、風情ある温泉

取材の終わりごろに訪ねた太陽百年建設さん、突然の訪問だったにもかかわらず、しかも朝から茨城まで木を見に行かれていたにもかかわらず、さらにさらに、豪雨に打たれて全身びしょ濡れだったにもかかわらず!快く迎えてくださいました。そして工房内にひしめく材木、木を加工する機械の数々について嬉しそうに説明をしてくださいました。工房はずいぶんと広くて横に長ーくなっているなとは思ったのですが、ガレージに入りきらずどんどんアメーバのように増殖していったそうです・・・大工歴45年という櫻井さん、たゆまぬ好奇心と探究心で各地の木に出会いに行く、本物の「木オタク」です!印象的だったのは「今日は何もないかなと思っても、出かけてみるとなにか面白い人や物事に必ず出会う、だからじっとしていないで出かける」「期待されているな、と思うとそれ以上のことをしてあげようかなと思う」という言葉。

 

見学の後は「馬鈴薯」さんというお気に入りのレストランに連れて行ってくださいました。「ぜったいに口にいれても安心といわれるものを出したいから野菜も果物もすべて無農薬で手作り」「ソースは三日かけてつくるから体調のいいときでないとつくらない」と語る料理一筋30年のご主人は、根っからの職人肌、でもとても温和な雰囲気の方。サーブしてくださる奥様との息もぴったり、アットホームで暖かい雰囲気のお店です。店内のいたるところにものづくりびとの心意気を感じるご主人手作りの木工細工がちらほらとならんでいるのもキュートです。自家製野菜のサラダ、とろけるようなシチューがたっぷりと詰まったパングラタン、ほっぺがキューッとなるぐらい酸味のしっかり残った自家製ラズベリーのタルト。何をいただいても、濃厚な素材の風味が身体に沁みわたりました。

 

見えないところに手を抜かないで、アクティブに仕事を楽しむ姿勢、それを何十年も続けてらっしゃるお二人はとても波長が合うみたい。聞いていてこちらも背筋の伸びる思いがしました。「チルチンびと広場」も見習いたいです。日本の若者もがんばらないといかんですよ。元気いただきました。丸一日慣れない土地を運転してくれたわが社のコーデナー、a-vanもそんな出会いのあった初出張を楽しんでくれたようです。おつかれさまでした!

 

パングラタン美味!

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