
午後、amedioと一緒にビッグサイトで行われていたギフトショーに行ってきました。
まあとにかく広すぎてどこから見ていいのやら・・・会場案内がすでにちょっとした新聞ぐらい分厚くて、表紙に「もう迷わない!」って書いてありますが、迷います。アパレルから文具、インテリアにヘルスケア、キャラクターにIT関連って?一見脈絡のないカテゴリーが並んでいましたが、なんとか地図と首っ引きで「ニッポンいいもの再発見」「伝統とModernの日本ブランド」「ハンドメイド」部門に絞って見てきました。
老舗和菓子屋の若女将がつくる、アレルギーの人もOKなとびきり可愛い葛菓子や、東京のデザイナーさんが秋田の樺細工工房と出会って生まれたお洒落な茶筒、老舗足袋屋さんの履き心地抜群の足袋型シューズ、蚊帳織りや武道着の生地、畳の縁を再利用したもの…などなど面白くて素敵なモノに色々と出会えました。何かに惚れてしまうことは物事を活性化して、進化させる一番強いエネルギーだと思いますが、今回も回ってみて、いいな。と思うと必ず、素材とか、自分のお店とか何かに惚れ込んでるなと感じます。そういう人はどれだけ外見がクールでも、言葉が淡々としててもどこか熱くて、なにかを発しているのですぐわかりますね。こちら側も受信する気持ちでいくと話が弾んだりします。
いつもは事務所でひっきりなしのデータ作成とメール、電話対応をしてくれているamedioも、直に作家さんとお話ししたり、作品に触れてみるのが大いに刺激になったよう。たまには、野外活動も大切ですね。
2012/02/10 takeko, イベント
AUTHOR:chilchinbito

清水あすかさんから、手紙をいただいた。清水さんは、八丈島に住む詩人である。彼女については『現代詩手帖』の読者の方だったら、お馴染みかもしれない。私は、なんとなくご縁ができた。お目にかかったことは、ない。ときおり、゛1通の詩集゛をいただく。彼女の絵と詩で描いた「空の広場(クウノヒロバ)」である。今回の作品はこんなふうだった。
明日をしない支度。
チャイコバーバは年をとって年をとって
小さくというより、肉になっていくのだ。
骨もやわらかくなってしまい
人のかたちをしているのが難しいのだ。
————–
これは、ほんの冒頭の部分である。私には、この詩を批評することはもちろん、上手にご紹介することもできない。できるのは、これを好きになるということだけだ。さて、この1篇を、どう撮影しようかと考え、結局、神田の小さな公園で撮った。風の冷たい日だった。
2012/02/09 morimori, その他
AUTHOR:chilchinbito

こんなことは、受験生やその周辺のひとにとっては、ジョーシキらしいが、私は知らなかった。
Kit Katというお菓子がある。ウエハースをチョコレートでくるんだもので、ストレートの濃い紅茶やコーヒーでカリカリかじるのは、わるくない。それを買いに行ったら、売り切れていた。
「センター試験用に、受験生が買ったんですよ。Kit Kat= キットカット = きっと勝つ、というおまじないです」と、知り合いのひとがいった。そのひとにも、高3の息子がいる。
「お宅も、買ったの?」
「そんな。誰もがやっているようなことをしても、勝てませんよ」といって、彼女は、ある洗濯用の洗剤(特に名を秘す)を挙げた。「これはねえ、使ってみるとわかるけど、汚れが落ちないの。それで洗濯したオチナイ下着で、息子は試験に行かせます」
2012/02/05 morimori, その他, 食べ物
AUTHOR:chilchinbito
2月3日は節分ですね☆
毎年、我が家にも鬼が来ます…。
それも、しっかり、赤い鬼が…。
その時間帯になると、旦那くんはフラっと外へ行き。。。
数十秒後に、律儀にチャイムが鳴ります(笑)
「がおー!!」
意外と低い声の鬼…。

ちなみにこれは↑は、去年の鬼(笑)
一年に一度なので、思いっきり豆投げておきました。
(「鬼は外」が楽しすぎて、危うく
「福は内」をやりそびれそうになった(笑))
鬼が退散して、しばらくすると、旦那くんは戻ってきて
『「赤鬼がバチバチバチ~っと豆があたって痛かったよっ」
て言ってたと思うよ』と言ってました(笑)
(=’m’)くすくすっ♪
ちなみに、みんなに
「あれ?子どもいたっけ?」と
聞かれますが、コウノトリは出張中らしく
我が家は2人暮らし。
とても二人暮らしとは思えないほど
毎年、賑やかな豆まきです(笑)
玄関以外にもベランダに面した窓全ての
豆まきをして、我が家の行事は終了☆
今年はどんな鬼が来るかなぁ?
そして、皆さんにも福が来ますように☆
O(≧▽≦)O ワーイ♪
amedio(*´∇`*)
2012/02/03 amedio, イベント
AUTHOR:chilchinbito
12月に京都旅行へ行ったとき、
トロッコ嵯峨駅にあるジオラマを見たい!!と
一緒に旅した友達に言ったら
「トゥールル トゥルル トゥールル」とあの名曲?!を 歌われ
一日中「テツコ」と呼ばれました(笑)
でも、実は時刻表も読めないし、 種類も型番もわからない…。
テツコではなく、鉄道がちょっと好きな ただの子です(笑)
小さい頃から、電車は好きだったので、
なんとなく「かっこいいなぁ」っていう電車の形があったり
運転席(ほら、車のハンドルとは全然違うでしょ♪)とか興味あったり
まっすーぐ伸びた線路が心地よかったり
ガタンゴトンというあの揺れとか (今はずいぶん、静かに走るけれど…)
あと、今ではあまり聞かなくなってしまったけれど
切符を切るあの音とか、今でも好きです☆
トロッコ嵯峨駅では、本物の電車のハンドルを使って
Nゲージという電車の模型を走らせることができて
ご満悦でした☆
さてさて、実は、私の旦那さんも テツオまではいかないけれど
鉄道がちょっと好きな ただの子で(笑)
機関車とかレトロな電車とか
あと、変わった駅とかには興味を持っています。
先日も「ねーねー、なんかNゲージカフェが有楽町に
できたらしいから行こうよ!行こうよ!」と誘われ
行ってきました(^_^)

お店に一歩入ると、鉄道グッズが売っています。
そして、お店の真ん中にNゲージが走っていました。
休日だったため、家族連れも多く、
子どもたちは食い入るように走る電車を見ながら
お子様ランチを食べていて、 ほほえましい光景でした。
そんな中、大人2人(笑)は
Nゲージを見ながら
コーヒータイム♪

テツコとテツオではないけれど
傍から見たら絶対に そう思われていただろうなぁ…。(/ω\)
この中途半端な鉄道夫婦の感じが
ちょっと恥ずかしい(*ノωノ) amedioでした
2012/02/01 amedio, その他
AUTHOR:chilchinbito

『版画集:リルケ「マルテの手記」より:一行の詩のためには…』《扉-1》 1968 年 リトグラフ・紙 神奈川県立近代美術館(麻生三郎コレクション)© Estate of Ben Shahn / VAGA, New York & SPDA, Tokyo, 2011
書道の教室で一緒のお友達。不思議なテンポの後藤さん。
「今日ね、葉山の神奈川県立現代美術館へ”ベン・シャーン展”観に行ってきたの。遠くて疲れたんだけどすごく良かったんだよ。残念ながら今日までだったんだけど」と、展示内容を見せてくれた。いつも何か刺激を与えてくれる人。
いいなー観たかったな。と、思っていたら、
タイミングが合えば是非観に行きたい。
寒さにかまけて、ぼやーっと過ごしていた自分に反省し、美術館を検索。
私の独断と偏見で選んだ近日展示もしくは展示中のものをご紹介。
少し遠くても足を延ばして観に行ってみるのも良いかもしれない。
2012/01/30 vigo, イベント, ギャラリー
AUTHOR:chilchinbito

「御身あらい」を買いに、木更津の小川漁網店に行った。御身あらいの誕生については、この゛広場゛の千葉県版にくわしいが、漁業用の網を短く切って、からだを洗うために仕立てたものである。石鹸の泡立ちがよく、これでこすると、この上ない゛カイカン゛があると、女性に評判がいい。パリまで持って行って使って、忘れてきた人もいて、ホテルでなんて思ったか、と笑った。
お店に取材にうかがったのは、昨年二月。そのあとの地震と津波の被害はどうだったのだろうか。
「地震のあとすぐ、店の前の道路がどす黒い水で埋まりまして、店の中にも流れこんできました。女房は二階に位牌を持って行ったりしていました。その後、しだいに危険を感じたので、山のほうへ逃げました。ちょうど、干潮だったから助かったけど、満潮だったら、2メーターは床上浸水していましたね」
網を扱う店だから、海に近く、400メートルくらいしか離れていない。
御身あらいの゛ファン゛を代表して「お気をつけて」といって帰ってきた。
2012/01/28 morimori, 雑貨
AUTHOR:chilchinbito
チルチンびと編集部からおすそ分けでいただいた「色々米」でカレーを食べました。いつもならばカレー好きなあまり、お米もろともカレーを「食べる」というよりほとんど「飲んでいる」私ですが、この色々米は、噛まずに飲み込むのを許さない存在感。噛めば噛むほどにお米の旨味、甘み、もっちり感、香ばしさが広がって、飲んじゃダメです。もったいない。久しぶりにお米をゆっくり噛みしめました。
色々米とは、うるち米やもち米、香り米、古代米、希少米、黒米、緑米…など、なんと約50種!を混植して1枚の田圃に育てたお米だそう。さすがにカラフルです。

単品種で栽培するには個性が強くて問題点もあるお米たちを、種モミを混ぜて一緒に蒔くことで、個々の欠点が他の稲を支える長所となり、お互いに支え合い共に豊かに育つそうです。個性がありすぎる人間たちの集団にも通じるような・・・みんな違ってみんないい。こんなすごいことに気付いた生産者の上野長一さんは、20年以上も農薬や化学肥料、除草剤を使わずにお米を作っている方。
種籾も苗も葉も茎も、それぞれ独特で美しい穂揃いの稲たちはピンク、紫、白、茶、黄色など、にぎやかなお花畑です。一つ一つの品種では表現できないが、緑の葉波の上に繰り広げられる沢山の稲たちの調和です。綺麗です。花を思わせる稲作りは楽しい仕事です。農の食の文化の『稲』は全ての基礎です。百姓出来る喜びは無限です…どうぞ楽しいご飯で健やかな平和な日々の食事を祈ります。平和を祈ります。
と仰っています。流されずに自分の信じるやり方で物を作ってきた人の言葉は清々しい。食への不安は尽きませんが、こんな方が作っていると思うと安心して食べられます。何より本当に美味しいし、見た目もいい!これからもカレーのお供、いや、カレーがお供をさせていただきます。

2012/01/25 takeko, 食べ物
AUTHOR:chilchinbito