頭上に注意
信号が青になり一歩踏み出したその時、頭部に冷たいしずくを感じ、手で触れて確認する。
鳥の落し物だった。



来月頭に引っ越すのだが、時間があまりない。厄介なのが、おびただしい数の夫のレコード&CD。一生かけても私はこの10分の1も聴くか怪しい。そもそも夫もこれを全部聴いてるのか?甚だ疑問だが、ちゃんと聴いているそうだ。ある日、「これ100枚くらい残してあと処分したらスッキリするね!」と半分冗談で言ってみたら、この世の終わりみたいな、魂が抜けたみたいな顔になってしまい、ちょっと反省した。冗談でも言ってはいけないことがあるのだ。
見積もりに来てもらうと、案の定「レコードは、ぴったり合うサイズの段ボールがないんですよね。緩衝材を入れたとしても、品質の保証ができないので、ご自分で荷造りされたほうが・・・」って。やっぱりね。
引越しやさんが帰るや否や、1.5ℓx8本入りの飲料水の段ボール探しの旅に出る夫。世のレコードマニアの知恵袋で、LPレコードを収めるのにこれがちょうどよいサイズらしい。重くなり過ぎないくらいの量がきちんとおさまり、取っ手もついている。とっても便利。意外と手に入りづらいので、近所のありとあらゆるスーパードラッグストア、コンビニなどを駆けずり回る。一体何往復したのだろうか。せっせせっせと巣に餌を運ぶ、働きアリみたいだ。
どうしても捨てられないほど大事なものを、小さなトランクひとつに納まるほどしか持っていない私は、宝物のために奔走し、その面倒な作業をさも楽しそうに一心不乱に行う夫の姿が、面白くも羨ましくもある。
そんな私でも引っ越し前に必ず夢中になる作業がある。本棚整理だ。なにもいま読まなくてもいいようなものに、とっぷり読み耽ってしまう。雑誌の切り抜き地獄についついハマり、片付けるはずがどんどん散らかしてしまう。 つくづく人間って、不思議です。
日本の太平洋側の広範囲で
さらに、東京では137年ぶりに見られるとのことで
金環食、大いに盛り上がった月曜日。
私も見たいなぁとは思っていたのですが、なんだかバタバタしていて
前日に「あっ…明日だ…」と気づき
日食用のグラスを探してみたものの
近くの書店、文房具店、全て完売…
黒い下敷きも見当たらず…グラスの購入は諦めました
( ´△`)アァ-
当日の朝、外を見ると小雨で傘をさしている人もチラホラ。
しばらくすると、小雨はおさまったものの
雲が邪魔で太陽が顔を出さず…
テレビをつけると、ほとんど全てのチャンネルで生中継をしていたので
しばらくそっちを見ることにしました。
時々、ベランダで様子を見に行き、
朝から部屋とベランダを行ったり来たりの往復。
外の曇り空がちょっと薄くなるたびに、期待を持ち
また雲が厚くなるとガックリの繰り返しでした。
テレビでいよいよ東京の金環日食開始!!という声が聞こえたそのとき
分厚い雲が消え、薄い曇の中から太陽が顔を出しました。
晴天だったら、肉眼では絶対危ないので無理だったのですが
薄雲がフィルターになり、ちょうどいい感じ…。
(グラスが手に入らず仕方なかったのですよぉ…ヾ(´ε`;)ゝ)
本当に、綺麗に見えました。
神秘的なこの現象。
次に、東京で見られるのは300年後といいますが
そのときの地球はどんな風になっているのか
ちょっと不安もあります。
自然の力に触れるたび、人間が自然にしていることに
悲しくなったり、憤りを感じたり…。
ただ、綺麗だったなぁ~ということで終わらせず
この景色をまた次の世代にも見せられるよう
みんなが考えるきっかけにしてほしいと願う
amedioでした。
朝から、ずっとゲラを読んでいる。『チルチンびと』夏号は、校了間近。
昼食のときは、だから、ゲラとは調子のちがった本を持って、でる。今日は、近くに置いてあった『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』(村上春樹)です。ハンバーガー屋さんIに入り、注文して、本を読みだして、テヘッと思いましたね。なぜって、「ハンバーガー」というタイトルが、ぱっと出てきたから。こういう話でした。
—- ホノルルのスーパーマーケットの駐車場で、一人のホームレスとおぼしき中年男が言う。「すみませんが、とてもお腹が減って、ハンバーガーが食べたいので一ドルくれませんか?」目的と金額をそこまではっきり限定して言う、そのオリジナルな訴え方に感心して、求めに応じて一ドルをさしだす。 —-
読みながら、ハンバーガーを食べる。パンのふっくらしたカンジ。野菜と肉のここちよい歯ごたえ。口の中にひろがる味。おいしい。しかし、困ったことに、いかにも舞台が揃いすぎた。私は、すっかり、中年のホームレス男になった気分、なんですよ。
気持ちの良い季節に浮かれ、久ぶりの捻挫。ふと足元をすくわれ、ばったり倒れた。やれやれと思いながら、ゆっくり自宅休養したGW後半だった。
ところで私は、靴底が減ると、とても気になるのですが、みんなの「靴底」は、減ってしまった後、いったいどこに消えてしまうのか、こちらもとても気になります。
おからドーナツを食べた後は、宝登山へ
(といっても、ほとんどロープウェイで連れて行ってもらえます (^∇^))
とても良い天気だったので、景色もばっちり♪
山頂で、朝、作った手作りお弁当を食べました☆
旦那くんが作ったおにぎりは、男の人が作ったとは思えないかわいらしいサイズ(笑)
そして、本日のメニューは、
かぼちゃの煮物と
鶏肉炒め
ピーマン&にんじんのいり卵
ほうれん草のおひたしでした♪
食後のお散歩は、宝登山動物園。
園内で売っているえさを買えば、えさやりもできます。
ここのヤギが、これまた立派!
大きな角を持っていて、三匹のヤギのガラガラドンを思い出しました!!
園内には、豚と鹿が放し飼いになっており、
特に豚ちゃんは、人がいてもお構いなしにマイペース♪和みました。
たまたま、求愛中の雄のクジャクにも遭遇して立派な羽を開き
「バタバタバタバタ」と音を立てて振るわせるところを見ることもできました!
(見ている人間は大喜びでしたが、
肝心の雌クジャクには、無視され…ちょっとかわいそうでした…汗)
アップダウンの激しい園内だったので、軽いハイキングにもなりました♪
下山後は、1軒たたずむ射的場を見つけ、二人で射的大会!
(なんでも〝大会〟をつけるamedio家(笑))
商品のぬいぐるみは、必要ない年頃の大人二人だったのですが、
夫婦ともども負けず嫌いの血が騒ぎ、旦那くんが見事景品をゲット!
そのため、結構大きめサイズの人形をもらってしまい
リュックにも入らないので、リュックの外側へカッチリつけて
秩父日帰り旅を続けることに…
(射的場のおじいさんが、とっても良い人で、景品はやっぱりいらないなんて
とても言えなかったのです(^_^;)…)
さてさて、この日は、一日フリーきっぷというのを利用し、乗り放題の旅でした。
そして、長瀞駅から、御花畑駅まで秩父鉄道に乗って向かう途中SL電車と駅で
すれ違いました。やはり目の前でSLを見るとその迫力にドキドキします!
(以前、このSLに乗るために秩父へ来たこともあるのです♪)
御花畑駅から徒歩15分!山羊公園に到着し、園内に入ると一面が春らしい色の絨毯!!
特に、私のお気に入りは、ピンクと白とのコントラストがあるこの部分♪
奥には山も見えて、本当に景色のよいところでした!
観光客も多く、物産展もあり大賑わいでした♪
こういうところでお花を見ていると、日常のいろいろなことが忘れられますね…
小さいのに、こんなに力を持っているお花ってすごいな~と思う
amedio!(^^)!でした♪
プレミアムドラマ『伊丹十三と宮本信子』を見た。伊丹さんは、懐かしい人である。
お宅へ電話をする。「ハイ、イタミです。遊びに、いらっしゃいませんか」。行く。「ちょっと、出ましょう」と、そばやへ。もりそばと酒。そして、ビリヤードへ。そして、本屋へ。そして、珈琲屋へ。それは、ステキに退屈な午後だった。
その番組は、宮本さんが伊丹さんを語り、夫婦の再現ドラマが挿入される。ドラマのなかで、うつ伏せに寝ている伊丹さんの足に、宮本さんがアイロンをかけるシーンがあった。私は驚いた。いかにも、気持ちよさそうに見えた。何人かの友人に話した。そのうちの1人が、こう、言った。
「あ、それ、この間ハワイでやったホット・ストーン・マッサージだ。温かくしたコブシ大のすべすべした平らな石を、おねえさんが、絶妙の力加減で、からだの上を滑らせたり、一か所を押したりする。あまりの気持ちよさに、いつの間にか、寝ちゃった。それのアイロン版ね。健康雑誌なんかで、アイロン健康法とかすると、流行るかも。命の洗濯という言葉もあるし、さ」
北村宗介先生の個展を観に世田谷「SEN ART GALLRY」へ。
天気が不安定なこのごろ。この日はちょうど良い天気。
こちらの建物はもとは1942年に建てられた日本画家 郷倉千靱氏の和風建築によるアトリエ。
作品はもちろん建物から見える景色も楽しめます。
6月2日(土)~6月30日(土)は「酒巻洋一展」が開催されます。渋谷駅からバスで約35分、お時間のある方は是非。
vigoの故郷能登からは、ありがたいことに毎度びっくりするような大きな、しかも風味満点のしいたけやなめこやら海の幸山の幸をおすそ分けいただくのだが、今回は待ってました、大好物の筍!万歳!!
どうも長時間茹でるのがめんどうでスーパーで見かけても素通りしていた。でもこんなピチピチの採れたて筍ならそのまま丸かじりでもOKかも。。
さすがに丸かじりは無理でしたが、通常の半分ぐらいのゆで時間でもOKの柔らかさ。新鮮さ。ほっくりもちもちのタケノコご飯に化けました。
蕨のほうも新鮮!重曹を溶かした熱湯につけて半日ほど水で寝かせたら、すぐにえぐみが抜けて佃煮に。
春の香り満点の、山の幸を満喫いたしました。こんな贅沢な自然の恵みが実家の裏山で採れるとは、ウラヤマし~い!ご馳走様でした!