2012年8月19 の記事一覧

オトナの工場見学

子どもの頃は、ただの苦い炭酸水、なんで父親はあんなものをおいしそうにゴクゴクと飲むんだろう? 不思議でたまらなかったのに、いつしか、これなしで夏を乗り切ることは、焼き鳥を食べることは、宴会がはじまることは、無理です!というほど日頃お世話になっている。素晴らしい飲み物、ビール。発明した人、エライ。

 

引っ越してまだ日が浅いので、周辺の目ぼしい場所を少しずつ開拓中なのだがその中に、某社ビール工場がある。ここで工場見学を行っているという情報をなぜだか飲めない夫が嬉々として発見。予約をしてくれた。私も久しぶりの工場見学、そしてなんといっても「試飲」という響きに惹かれて楽しみにしていた。幸い今日は快晴、入道雲も夏ムードを演出してくれて、これ以上はないビール工場見学日和になった。夏休み中とあってか、親子連れも多く、送迎バスも大賑わいで遠足気分を味わった。

 

いつも何気なく飲んでいるビールだけど、環境に配慮し、美味しい水を大切にし、ホップも厳選し、発酵から熟成、ろ過、そして缶詰作業後の幾度にもわたる検査、それらの工場から出る廃棄物を20数種類にも分別してリサイクルをしていることなどなど、初めて知ることだらけ。そして、お待ちかねの試飲タイム。確実にいつも飲んでるのよりも美味しい!出来立てだからなのか、保存温度がいいのか、注ぎ方がうまいのか、そのすべてなんだろうけれども、表現ながら泡だけずっと味わっててもいいぐらいのクリーミィな泡。そのあとにくるビール本体?も薫り高く、のどごしまろやか。なんと3杯までお代わり自由の太っ腹ぶりで、しかし与えられた時間が短いので、みんな一気に飲み干す飲み干す(笑)少しほろ酔い、いい気分なので、帰りのバスは当然行きよりもにぎやかだった。

 

たった60分だったけど、大人にも楽しい、夏の工場見学ツアーでした。

 

☆ビールの美味しい注ぎ方

1 まずビールグラスは冷蔵庫でよく冷やしておく

2 グラスは真っ直ぐのママ、できるだけ高い位置から思い切りよくビールを注ぎ、泡立たせる。

3 泡が落ち着いたらグラスを傾けて静かに注ぐ。

4 ビールと泡の比率が7:3がベスト!