2012年8月7 の記事一覧

金曜日の夜

金曜日の夜

 

ある金曜日の夜。首相官邸周辺に集まった人たちの数は、主催者側の発表で、20万人。警視庁の話では、1万2千5百人だったという。

なぜ、そんなに違うのか、という記事を新聞で読んだ。たとえば、「さようなら原発10万人集会」の場合、主催者は17万人と発表、警視庁側は7万5千人とした。主催者は会場を10区画に分けて概数を目測。

その後に増えた分を推定して17万人。警視庁側は、公園出入り口で手作業のカウンターで数えたという話。それにしても、こうも違うのは— 夏の夜のフシギである。

金曜日の夜。阿佐ヶ谷七夕祭りに行った。かなりの人出。商店街のまんなかを、川の流れのように進むのである。私の概算、3千人。

両脇の店を横目に、上の飾りを見上げて。七夕さまの歌に、五色のたんざく わたしが書いた—- とあるが、いまは、どんな願いを書くのだろう。七夕飾りのコンクールがあったらしく、脱原発飾りも、なにかの賞をうけていた。