イベント

秋の太鼓

秋の太鼓

地下鉄・大手町駅の改札口を出て、いざ、目的地へ行こうとしても、いつも、迷ってしまう。この日も、そうだった。「C‐5」の出口ですよ、といわれていたのに、あっちへ行きこっちへ行き。疲れてドトールでアイスコーヒー200円。それでもやっとC‐5出口を抜けると、外は青空だった。台風一過。道を左へ。将門塚の標識。「将門公は、承平天慶年間に活躍され、武士の先駆けとして関東地方の政治改革を行ないました」と、立札にあった。今日は、その将門例祭。amedioが、仲間たちと太鼓を披露する。「小学生のときに、池上本門寺のお会式に参加して以来だから、もう20年やっています」と太鼓歴を話したあとで、ひとりごとのように「太鼓、好きだなあ」と言った。ドンドンドドン、エーイッ、カッカッカッ、ヤァー、トンツクトンツク—- いつもと同じカオで、叩く、動く、叫ぶ。気負いも衒いもなく。

女のからだは お城です
なかに一人の少女がかくれている
と、寺山修司は、書いていた。


密教展と手仕事展

 

東京国立博物館で 「空海と密教美術展」を観てきた。日本に密教をもたらした空海ゆかりの書(直筆も!)、曼荼羅、仏像と、貴重な国宝が大集合。まずこれほど弘法大師関連の書が集まる機会もないのではなかろうか。長い年月を経て弓なりになった、空海直筆「聾瞽指帰」にゾクゾク来ていた人は多かったみたいだ。尋常じゃない反応をする人もいて、私はその人にかなり気をとられてしまったけれど、vigoは自分が書を始めたときに見本にしていた「風信帖」を観ることができていたく感動していた様子。書の持つパワーというのもすざまじいものがあるなと思い知らされた。そのバランス感覚たるや奇跡的。実物を目にすればこその感慨が味わえる。

奥に進むと両界曼荼羅、仏像、立体曼荼羅と、奥深い密教の教えを紐解く作品の数々があった。絵画などを用いなければ理解できないと空海自身が言ったとおり、確かに作品を見ているとその複雑さを感じる。とてつもなく怒って鬼やシヴァ神を踏みつけにしている不動明王、斜めになって居眠りをしているみたいな姿勢でリラックスしている如意輪観音菩薩坐像(醍醐寺)・・・仏様といえどいろんな役割を担っていて、ただ有難がるということではないような気がする。この奥に秘められた物語のあれこれを想像させる。個人的には、醍醐寺の大威徳明王を背中に乗せた、無表情ながら素朴な可愛らしさのある水牛がとても気になった。

表情豊かで美しく、面白い展示でいまさらおすすめするまでもなく大大人気の展覧会。会期終了も間近でひっきりなしの人人人。しかしまあ、あんなに大勢の人の目に晒され、可愛い女子集団に「おしゃれすぎる!(???)」と言われたり、後姿も露わになって、仏像たちもきっとちょっとうれしはずかし、困惑の非日常を味わっているに違いない。もう寺に帰ってゆっくりしたい。と思っているかもしれない・・・

 

その後、松屋銀座「銀座・手仕事直売所」へ。雑誌「チルチンびと」や、「チルチンびと広場」上でもすでにご紹介させていただいている作家さんも数名いらしたのと、全国の作家さんとの新しい出会いもあるかなと思い、足を運んでみる。どのブースも和気藹藹としたムード。デパートの催事場がこんなに面白くなっているなんて新発見だった。ちょうどブースにいらしたpfutze プフッツェさん、Bowl Pond Platz -ボウルポンドプラッツ-さんとお話することができたり、残念ながら接客中やたまたまいらっしゃらなかったりしたけれど、作品を実際に見ることができたり、新しく各地の作家さんと出会えたり、楽しかった。日本の手仕事、素晴らしいです。普段は制作で忙しい作家さんと、直接お話しできる貴重なチャンス!9月26日まで開催されているので、ぜひ行かれてみてはいかがでしょう。

 

大きさが自由に組み合わせられるプフッツェさんのピアス

新作「光」。いぶし仕上げで鉄みたいなシルバーが面白い

Bowl Pond Platzさんの作品。鉄とは思えない表情

作成途中に浮かんだアイデアが形になったというハンガー

 


F1☆

ちょっと前のブログで、元町でのF1カーのブログを掲載しましたが、

そもそも、なぜ、私がF1を好きになったかというと

旦那さんの影響が強いです。

 

F1なんて、同じ場所をグルグル走るだけだし、危ないし…

というイメージしかもっていなかったのですが、

旦那さんから「F1を一緒に見に行こう!!」と

強く誘われて、行ってきました。

 

…それもベルギーに。

 

ベルギーのコースは、オールージュという坂道を

かけあがるコースになっていて、すごい角度をマシンが登っていきます。

それも、とんでもない速度で…(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-

 

下から見たオールージュ

上から見たオールージュ

 

マシンの音は、ジェット機のような音で初めて聞く

私には衝撃的でした!!

 

 

目の前を一瞬で通過していきますが、

現地で借りた「カンガルーTV」を使えば、

手元で、レースが見られたり選手の情報が見られます。

 

カンガルーTV

カンガルーTV

 

マシンの形のかっこよさと、鳥肌が立つような迫力で

すっかりF1にハマり、今では応援する選手もできました。

F1は、ひたすら速さだけを競うものだと思っていましたが、

タイヤの状態や、天候など本当にいろいろな周りのことを

しっかりと把握しながら、チームと協力してつかんでいく勝利なんだなぁと

観ていて実感すると同時に、あのスピードで走れるドライバーのすごさに驚きます。

 

ベルギーのバスの運転手さんが、まさかの寝坊をして、

急遽、現地に電車を乗り継いで行ったというプチ事件も

ありましたが、とても良い経験でした♪

 

ベルギーの町並みは、かわいらしくて、

どこを撮影しても、ポストカードになりそうなほど。

 

街は、朝からチョコレートの匂いがただよい

ほんわかとした素敵な国でした☆

 

世界の壁は厚く、なかなか、日本人が表彰台に立てる

チャンスが少ないのですが、

ここに立っている日本人レーサーを見てみたいものです♪

 

amedio(^_^)


高円寺阿波おどり

 

今年は節電対策のため、夕方に開催時間をずらしての「高円寺阿波おどり」。55年の歴史の中で初の昼間の開催だったそう。家から近いこともあり、自転車で行ってみた。雨もあがって、涼しくて、踊り手にも観客にもいい気候。といっても商店街は熱気むんむん!どのお店も明るいうちから威勢のいい声で呼び込みをかけていて、お祭り気分満載でした。

 

阿波踊りは「連」というのが一つのグループの単位で、「~連」と書いた提灯を持った先頭の人の後から、おなじみ浴衣に編み笠、下駄姿の「女踊り」隊がきて、はっぴにねじり鉢巻き姿でうちわや扇子、提灯などをひらひらさせながら踊る「男踊り」隊、そして三味線、太鼓、笛の「鳴り物隊」が後からくっついてくる。男踊り隊(といっても半分ぐらい女性)は、かなり自由に動きまわっていて、女踊り隊と鳴りもの隊の間に入って行ったり・・・その構成や振り付けや着物も「連」ごとそれぞれに違って面白い。ヤットサー!ヤットヤット!って掛け声も、笛や太鼓の音色も、いかにも日本の夏!という感じがして、いいもんです。阿波踊り。本場徳島のも生で見てみたい。

 

でも、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら・・・たしかに踊ったほうがおトクかも!女踊りの格好もちょっとしてみたいけど、暑そうだなぁ。下駄でずっとつま先立ちっていうのも、つんのめりそう。。自分でやるなら裸足にはっぴで、威勢よく「男踊り」で行こうと思います。

 

 

 


引越し

さよなら 日貿ビル

 引越しというと、キャンディーズの「微笑がえし」が、聞こえてくる。
 これまで入居していたビルの建て替え工事のため、風土社も、引越し。引越しのタイヘンさは、荷物を運び出すことより、それまで溜まっていたイロイロを、捨てることにある。

 キャンディーズの歌では、片付けているうちに、タンスのかげで迷子になっていた、ハートのエースが出てきたりするのであるが、オヤオヤ、なんでこんなものがこんなところに — ということが、今度も、いくつもあった。

 で、8月20日、午後2時。すべての荷物が運び出された部屋を最後に出るとき、振り返って、1枚シャッターをきった。

 そのとき、折口信夫の
 葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり
 という歌が、突然、頭に浮かんだ。


だまこ鍋とババヘラアイス

毎年、お盆の時期になると、五城目町のお祭りに参加するために秋田に行きます。

 

amedio…実は和太鼓やってます(笑)

 

もう、10年以上前から、秋田での演奏は、私の夏の恒例行事。

 

お祭りの後に、秋田の方々が用意してくれる「だまこ鍋」をいただきます♪

だまこ餅といわれる、お米をつぶして丸めたものが入った鍋。

暑い夏に、この鍋を食べるのがとっても楽しみ♪

八郎潟周辺が起源のようで、五城目町では家庭で作ることもあるけれど、

だまこ鍋のお店もあるそうです。

 

毎年、お祭りのメインステージあたりと宿舎の往復になるので

狭い範囲しか移動をしたことがなかったのですが…、

今年はお祭りの会場が、五城目朝市の場所だったので行ってきました(^_^)

 

すると…

なんと…

ご当地キャラクターができていました!!

 

だまこマンファミリー!!

 

 

サングラスが素敵♪(^_^)

 

 

あと、秋田での楽しみといえば、ババヘラアイス。

 

「ばばぁが、ヘラで盛りながら作るアイスだから、ババヘラなんだよ」

 

最初に聞いた時は、衝撃を受けたこのアイスの名前。

ほっかむりを被ったおばちゃんたちが、パラソルの下で

ヘラを使いながらアイスを盛りつけてくれます☆

 

最近は、「ギャルヘラ(アルバイトの女の子)」とか「アネヘラ(おばさんと呼ぶには若い女性)」もあるらしいです。

 

アイスはすごく懐かしい味で、バナナ味とイチゴ味のミックス。

舌触りはちょっとシャーベットに近い感じ。

 

盛りかたは、いろいろとあって、薔薇盛りやチューリップ盛りなどもあります♪

 

今回のは薔薇っぽい♪

 

太鼓の演奏は、ステージ1回と、パレード1回。

怪我もなく無事に終わりました♪

今回の演奏も、秋田の人たちの心に残ってくれるといいな~(^_^)


ムーミンと仲間たち―作家トーベ・ヤンソンからの贈り物―

お盆は夫の実家に帰省。その間、山梨県立美術館に行ってきました。

夏休みということで親子向けの特別展「ムーミンと仲間たち―作家トーベ・ヤンソンからの贈り物―」というのをやっていた。ここにあるミレーの作品もとてもいいので何気なく立ち寄ったのが、これがなかなかどうして大人向けの内容だった。原画を元にした、130点余りのデジタルリトグラフ、小粒でもスパイスの効いた作品ばかりが集まっていて見ごたえがある。登場人物の誰もがそれぞれに独特で、変な癖があったり、何か気になる興味深いキャラクターばかり。自然の描写力もすごい。海の大波の迫力とか、ムーミン谷の季節ごとの景色、ムーミン一家の家の間取り図の細かさにいたるまでどこにも手を抜かない。カラーの作品も、初版絵本の表紙も全部欲しくなる、食べたくなるような絶妙の色合い!まさしく神は細部に宿るのだ!

作者本人がムーミンの世界に夢中になっているのがよくわかる、愛情を感じる絵ばかりだった。世界の多くのファンを虜にしてしまう秘密はそこかもしれない。往年のファンには常識なのだろうけど、私は作者のトーベ・ヤンソンを女性だったことすら知らなかった。若いころから「グラム」という風刺雑誌の表紙で、ヒトラーやスターリンの風刺画を描いていたらしい。風刺画の片隅に小さな小さなムーミントロールが顔をのぞかせている絵もあった。深い人間に対する洞察力があるからこそ生まれた鋭い政治批評と、愛すべきムーミン一家が暮らす理想郷、ムーミン谷の世界。

つらいことから目をそむけず批判精神も持ちつつ、いつもユーモアと愛情も忘れないで。というトーベ・ヤンソンからのメッセージを感じた。親子連れやファンの人たち以外にもぜひ知ってほしいこの世界。彼女の書いた小説も読んでみたいのです。

 


神保町で「版十展」

 10数年前、ぴかぴかの社会人1年生だった私の勤務先は神保町。気づけばその魅力にどっぷりはまり、6年後、会社の移転とほぼ同時に転職を決めたときには会社が移転するから辞めるんだろうと疑われたものです。その後、色々な場所に勤務したけれど、神保町以上の街はめったにないです。昨年「チルチンびと」編集部との出会いを機に、再びこの神保町を訪れる機会が増えました。ここは一週間、いや一か月でも毎日違う店で美味しいカレーが食べられる、カレー天国。老舗の素敵な喫茶店もたくさん。かつて私(の胃袋)を支えてくれた街。そして膨大な古本屋がひしめく、知的好奇心をも満たしてくれる街。

 そんな愛すべき神保町の老舗文房具屋&ギャラリー「文房堂」にて、友人の節風歩(せつ かざほ)さんから版画展をしているとお便りをいただいたので、観に行ってきました。せつさんには以前お仕事でイラストを描いていただいたことがあり、「思いっきり変な怪人みたいなキャラクター」をオーダーしましたが、どこかぽわんとして、可愛くてとぼけていて、思わず笑ってしまうゆるーい独特の世界。淡い色が重なり合ったところに、ワンポイントがくっきりと浮かび上がる感じなどは版画ならではの味わいなんだろうと勝手に想像してますが、そのせつさんらしさは変わらず、とても素敵な作品でした。

グループ展なので個性の違う作品を色々観られるのも面白いです。10人の女性による「版十展」は8月13日(土)まで。ノスタルジックな夏の版画展で、涼しい気持ちになれますよ。 神保町散策がてらに立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

 


怪しい箱

舞浜のイクスピアリにて、見つけたのが…

この怪しい箱…。

 

表には「1曲200円で,おためしで半分演奏で100円」の文字

 

人間ジュークボックス

 

恐る恐る100円を入れ…

 

脇に貼ってある曲名から「ピンクパンサー」と言ってみる。。。

 

すると中からオジサンがニョキっと現れて

片手にトランペット、片手にタンバリンを持って登場。

 

周りにものすごい音で響き渡るトランペット…。

オジサンと向かい合って、ちょっと恥ずかしい私…。

 

だって、近すぎる…(笑)

 

ちなみに、動画を探してみたら見つかりました!(下記参照)

どうやら、全国いろいろなところで演奏しているらしい…。

ここで会ったのも何かの縁なのかもしれないなぁ…。(笑)

YouTube Preview Image

 

amedio (^_^)


続・ああ、熱戦

暑いグラウンドに納得を追い求める男

 アッチッチ。 選手も、観客も、応援団も、みんなアッチッチだ。しかしまあ、いざとなったら、日陰に避難できる。どうにもならないのが、審判員だ。以前、その一人に、話をうかがったことがある。

 「そりゃ、くたびれますね。肉体的疲労より、精神的疲れが、大きいです。首筋なんか、コチコチですよ。でも、 これをやることによって、ずいぶん、私という人間がつくられた気がするんですよ」と、彼は言った。

 「審判というのは、誰が見てもアウトというのを、アウトというだけであってね、審判がアウトにしてはいけないわけですよ。でも、きわどいボールがくれば、打者はボールと思い、投手はストライクと思う。それを、ぼくは、どちらかに言わなければいけない。観客にも、両軍の選手にも、つまり、利害の反する人たちみんなに、そして、私自身にも、納得できる判定をしなければいけないんですね」 納得とは何か。

 暑いグラウンドに、納得を追い求める男がいる、ということに感動した。