雑貨

神保町の「キッコロ」

神保町の「キッコロ」

 

オミヤゲは、神保町交差点わきの「神田達磨」で、タイヤキを買った。この“広場”でおなじみ、木の小物を楽しくつくる「キッコロ」が、三省堂の「いちのいち」でお店をだしているのだ。いちのいちは、三省堂を入って左手、書籍売り場の反対側にある。


「あ、どーも。今日から来週月曜日(9日)まで、一週間やるんですよ。やっぱりココは、屋外の手づくり市などとは、お客さんのカンジが、違いますね。動くものも、違います。時計とか、大きなものが、動いたり。外の市だと、1000円、2000円台の、一輪挿しとか赤ちゃんのガラガラとか、小物が、多いですけど。お客さんには、どういう木ですか、とよく訊かれます。あ、コレは、ヨーロッパのブナ。あと、ウオールナツト、チェリー……  電動糸ノコで一つひとつ切り抜いて、つくっていきます。ウイークデーにつくり、週末に出店するというペースですが、今度みたいに一週間出店するとなると、直前まで、つくりっぱなしでしたよ。暮れも、31日まで出店、お正月はひたすら寝ていましたね。あっ、お客さま…… どうぞ手にとって、ごらんくださーい」。

 


奈良井宿の藤屋さん

先日「和の手ざわり」取材で伺った奈良井宿の手作りの店 藤屋さんで一目ぼれした土人形。

棚にちょこんと飾った、おかめひょっとこの仲睦まじい?姿を見るたびに、ニンマリしてしまう。

お店にあった木のからくり人形や、版画や絵などもすべてご主人の手によるものだった。あまりの愛らしさに道行く人が次々に足を留めて見入っていく。とても時間をかけて、最初から最後まで一人の手で生み出される、とても時間も労力も使う作品だけれど、これはあくまでもおもちゃだから、といって何十年もの間良心的なお値段で売り続けていく姿勢がかっこいい。店をきりもりする奥さんは言葉少なめだけれど包容力があって、ご主人とご主人のつくる作品と、奈良井宿の人や街がほんとうに大好きなのがじんわり伝わってきて、また戻ってきたくなった。

何かを守っていくことの方が大変になってきた時代に、この美しい町並みが一層ありがたくかんじられる。

 


こころづかい

大工箱

先日、お店で購入した大工箱が届いた。
開けて見れると大工箱の中にはきれいな葉っぱとメッセージが。
決して、高価な買い物ではなかったのにこのこころづかい。
もの以上にうれしかった…。


すぐれもの

東屋/醤油差し

先日、三重県を訪問の際に立ち寄ったギャラリー やまほんさんでご紹介頂いた醤油差しとお酢入れ。

「本当に不思議と切れがよいんですよ!」と言われたものの、この口の形で本当に?と正直うたがっておりました。しかし、使ってみるとまさにすぐれもの。全然、垂れません。

 

東屋/醤油差し・お酢入れ

制作:東屋
デザイン:猿山修
製造:白岳窯(長崎県波佐見)
型:金子哲郎(佐賀県有田)
素材:天草陶石

 


嬉しか

ウレシカ

二月、テレビ東京の『アド街ック天国』で、西荻窪が、特集された。そのなかで、坂本屋という店のカツ丼が、登場。お客さんの注文があってから、カツを揚げ、タレに浸し…… と、おいしそうに、手順が放映された。それから約1カ月。店の前を通ると、ナント、行列30 人。寒風に肩をすくめて立っている。私は、それを横目に通り抜け、坂道を下って「ウレシカ」へ。絵本 + 雑貨 + ギャラリーの店である。

世田谷の経堂から引っ越してきて、今日が、開店だ。この “ 広場 ”でもおなじみである。12時少し前につくと、ナント、店のあくのを待っているひとが何人かいる。新しい場所にきて、商売を始めるとき、これは「嬉しか」ではないだろうか。私は、「行列ができるのは、カツ丼とウレシカくらいですね」と、店のコバヤシさんに、つい余計なことを言った。そして、小さな姪のために、  『どうぶつだいすき』(イジー・ジャーチェク)と『チキンスープ・ライスいり』(モーリス・センダック)の二冊の絵本を買って帰った。


我が家の一員

昨年秋、手仕事雑貨屋風土さんで出会って、ひと目で気に入った釜定さんの鉄瓶。



随分前に読んだ平松洋子さんのエッセイに出てきて、以来憧れの品だった。鉄瓶を育てる間の忍耐と緊張感の日々、そしてやっと錆に打ち勝って白い湯垢(この白い皮膜が鉄瓶の内側に張ると、御湯がまろやかになって美味しくなる)に覆われた達成感が強く印象に残った。でも扱うのが大変そうだし、たまに目にするものは内側にさび止めが塗ってあったり、モダンにアレンジされていたり、あまりに玄人っぽかったりと、これというものに出会わなかった。それが、ある日理想的なのが現れた! と思ったらやっぱり釜定さんので目が離せなくなり、風土さんも「私たちもこれを使っていますよ。コーヒーもお茶もほんとに美味しいですよ」とおっしゃるし、「次に入ってくるのは来年の5月なんです」なんておっしゃるし、そういえば最近貧血気味だったから(前からだけど)鉄分が必要だし、一生物(ばっかりだけど)だし・・・結局、連れて帰ることになりました。

 

先のエッセイで刷り込まれたこともあり、ずぼらな自分とはおさらばして、ていねいに向き合おうと覚悟を決める。添えられていたお手入れ方法通りにお茶の葉を何度か煮立てる。こうするとお茶に含まれるタンニンが鉄と結びついて臭いや味を抑える効果があるそう。それから毎日湯を沸かし、お手入れ方法通りに育っているかとやっきになって鉄瓶の中を覗き込んでいたのだけれど、生来のずぼらは抑えきれずに、たまに空焚きもしたりしながら、がんがん毎日使っていたら、いつのまにかうっすら白い湯垢が張って、外側にも手垢で鈍い艶も出てきて、近頃はだいぶこなれてきた感じ。想像していたよりもずっと気楽につきあえる。早くお湯が沸かせるし、なんといってもまろやかだし、白湯も美味しくて、もう他の道具で湯を沸かす気になれないほど。眺めても眺めても飽きない美しいフォルム。鉄とは思えない柔らかな肌。なぜか気に入ったものから壊したり失くしたりして、何度も心に痛手を負っているので、なくならないよ。そばにいるよ。どっしり。というこの重みも嬉しい。

 

今年のお正月美術館「えき」で観た 「御釜師400年の仕事」(とても素晴らしい展示だった!)のギャラリートークで、16代目大西清右衛門さんが「みなさん釜を大事にしすぎです。さびたらすぐ怖がって仕舞ってそのまんまにしてしまう。多少錆びてもよく洗って拭き取って乾かして、よく使ってあげることがいいんです」とおっしゃっていた。

大切にするということは、触らないということではなく毎日愛情を持って接すること。怖がることないよ。人も道具も、おんなじだよ。そんなことも教えてくれる、我が家のたいせつな存在です。

 

お茶の時間がもっと楽しみになりました

 


消しゴム党

消しゴム

漫画家というものが、どのくらい消しゴムを消耗するかというと、私の場合、だいたい一作品で一個、である。一学期間に二個買えば間に合った小学生時代に比べ、それは破格の量である。……(『書斎の宇宙』ちくま文庫 「消しゴムのよしあしは消しカスの量で決まる」柴門ふみ)

 

寺山修司、楠田枝里子といった方々も、消しゴム好きで知られている。建築家の大野正博さんも、そうであって、写真中央の消しゴムは、昨年、「クリスマスプレゼント」と言って、大野さんがくださった。その右はチェコ、左はロシアの消しゴムで、私はこれを、経堂のハルカゼ舎で買った。大野さんに、さしあげるつもりだ。そして、そのときに、家一軒をつくるのに、消しゴムが何個必要だったかを、聞いてみようと思っている。

 


鍵がない!!

玄関の棚

鍵がない。
自転車の鍵がない。
車の鍵がない。
家の鍵がない!!

いつもの私の朝の玄関での一声。
それに見かねてか、旦那が玄関の角に小さな棚を作ってくれました。
金具はアンティークショップで購入、棚に白くペンキを塗ってもらい、今ではとても気に入っている場所です。
「鍵がない!」と言う回数も減りました。

 


ハチミツを買いに古本屋へ

数年前、三十もだいぶ過ぎてやっと一人暮らしを始めた’あまちゃん’な私。行きつけの店なんかできたらいいなと思っていた。そんなとき友人に教えてもらった代々木八幡のカレーバー、zanzibar。京都出身の女主人は天然で別嬪で、絶妙なタイミングで激辛の発言とカレーを繰り出す。当時の常連さんも優しくておかしな人ばかりで、まもなく会社員を辞めて小さな編プロの丁稚奉公生活に入った私にとって、オアシスみたいな場所だった。猫が扉のところにいたりして。あのゆるーい空気が漂う雰囲気は、今思うとリトルキョウトだった。

その女主人に教えてもらった、ギャラリーみたいな素敵な美容室のお姉さんとnowakiさんに、異口同音に「コトバヨネットさんには、ぜひいってみて」と不思議な名前の古本屋さんを薦められた。二人のおすすめならばと行ってみると、住宅街の中にひっそりとある古いビルをうまく工夫して使っていて何か雰囲気がある。店内には古道具、家具、器、文具とか、変わった人形、柑橘類、野菜などいろいろ置いてある。何屋さんなのか?

 

人形は人気だそうで、メンバーがよく変わる。

 

店主の松本さんは帽子にメガネで飄飄とした風貌だけれど、すこし話しをし始めたら「あ、この人しゃべってくれるひと!」 とわかり、いまや近所のおばちゃんと井戸端会議をするような気分で訪ねている。衣・食・住にはかなりのこだわりがあると見受けられ、音楽に関してはレコードマニアの夫と私にはまるで内容がわからない話をしていたし、映画や美術にも造詣が深く、ではインドア派かと思えば、周辺のお店の人々と面白そうなイベントを次々に企てたり、本をつくったり、京都の空家情報にも詳しく、アクティブな感じ。いったい、何屋さんなのか?

 

高知のアハナベックさんの山野草リースで、秋めく店内。

 

同じビル内には、偶然にもここにアトリエを構えている 西淑さんや、珈琲屋さんmiepumpさんが居て、たまにほのぼのと現れてくれたりして楽しい。松本さんに教わった天土オルガニカさんの野菜は、味も見た目も芸術的だし、先日買った松山産の百花蜜は薫り高く美味(※ハチミツは現在売り切れ中)。もうじき檸檬が入るみたいでまた行かなくては。何屋さんかはともかく、何かがありそうだから行ってみる場所となっている。

 

松本さん曰く、周囲のお店とつながってイベントを企画したりするのが、これだけ盛んになってきたのは震災後が顕著だけれど、以前からこの辺りには「物々交換文化」がわりと生きているんだそう。お金は、なさすぎてもしんどいけど、ありすぎれば胡散臭さも漂う、ちょっと面倒なもの。その力を過信せずに知恵と感覚と経験をちゃんと使って生活に楽しさを生むことを体現している。あんまり自分やお店をカテゴライズしないで、いろんな役割を担っている。そうするとこんな風に自然にヒト・モノ・コトの循環が起こり始めるんだなと思う。 よくみたら、店名のところに“古書と生活/文化雑貨”屋さん、と書いてありました。

 


100円ショップでプチリメイク

家の中の棚を整理するため

100円ショップでプラスチックケースを購入

プラスチックケース

うーん…サイズはぴったりなんだけれど

何か味気ない…。

 

再び100円ショップに行ってブラブラ商品を見ていたら

ビーズを見つけてひらめきました♪

ビーズ

まず、ゴムに好きな色のビーズを付け表に通し、

反対側にも取れないように1つだけビーズをつけて完成!!

リメイク

約5分のプチリメイクです♪

 

ビーズでの引き出し取っ手ができましたO(≧▽≦)O ワーイ♪

リメイク

色を変えると雰囲気もちょっと変わるし

棚に入れた時に、とってもかわいい☆

リメイク

100円ショップでのDIY♪

簡単だし、自分でちょっと手を加えるだけで

愛着がわきますv(。・ω・。)ィェィ♪

 

今度は、電球カバーを何か工夫して作りたいなぁと

ひそかに思っているamedioでした♪