クリスマスコンサート@近江楽堂
彫刻家・舟越保武のブロンズ作品
『セシリア』、『聖マリア・マグダレナ』が設置されている、
近江楽堂に行ってきた。
特に、クラヴサンという楽器の音色
(見た目はグランドピアノのようだが、ハープのような音)が素晴らしく、
音がすっーと頭上に抜ける、神秘的なホールだった。
彫刻家・舟越保武のブロンズ作品
『セシリア』、『聖マリア・マグダレナ』が設置されている、
近江楽堂に行ってきた。
特に、クラヴサンという楽器の音色
(見た目はグランドピアノのようだが、ハープのような音)が素晴らしく、
音がすっーと頭上に抜ける、神秘的なホールだった。
コトバヨネットさんのところで気になっていた高知のアハナベックさんの山野草リース。優美で可愛らしいけれど野性味を感じる、とても印象的なものだった。そのリース作りが、この11月に恵文社さんにopenしたばかりのcottageで体験できるというので、参加してきました。
まずは、高野川で材料探しから。スーパーの袋を片手に20名が道端の草を観ながらぞろぞろと進む光景は、周りからみたら異様だったかも!? 講師はアハナベックのオーナーで、リース作家の林のりこさん。
「宝物がいっぱい落ちてるから、よーく探してね」「こういう枯れかけたのも、ほら、可愛いね」「あっちのほうに、いい場所、あるから」・・・とてもチャーミングなのりこさんに言われると、山野草が好きでたまらない病が伝染してテンションが上がってきて、これも、あれも、使えそう! と夢中になり、寒さも時間も完全に忘れてしまった。
ひとやすみして川べりで青おにぎりさんの美味しいおにぎりを食べながら団らんしたり、帰り道に「あれ欲しいねえ。でもひとんちのだから怒られるね」などなど言いながら、歩くのも楽しかった。
午後は制作タイム。まずベースとなるヒバの丸め方や材料の留め方を教わって、あとはめいめい仕上げる。乾燥した手に樅のとげとげが刺さるのだけれど「これもキリスト様の受難を思って、ここは頑張るとこ」ということなので、素手でぐいぐいと頑張って丸める。その後の仕上げは材料とにらめっこしているうちに軽いトランス状態に入ってしまった。たぶん皆同じ状態で、夢中だったと思う。我に返って周りを見ると、同じ場所で拾ってきたものと思えないほど、それぞれ個性があって素敵なものが出来上がっていた。道端や川べりに生えたり落ちているものだけで、こんなリースができるとは!! という驚きと感動が会場中に満ちていた。
ひとつひとつ見て回りたいほどだったけど、時間切れ。おやつにミナルスイさんのビジュアルも味も抜群なマフィンと、日土種雨(ひとしう) さんの濃厚なカボチャポタージュをいただき、のりこさんの「みんな天才! 」という評をいただいて、あっという間の4時間が終了してしまいました。
このワークショップ以降、道端や川べりを観る目が変わった。珍しい草や木の実の宝探しも楽しいし、頼りなげに風にそよぐ草花の葉先がうっすら紅葉しているところや、すっかり葉が落ちた枝にちいさな冬芽がついているのに気付いたり、散歩しているだけでも時間も気温も忘れるくらいに遊べることを教えてくれた。材料費をかけないからこそ、思いがけない独創的なリースができるのも大発見だった。林のりこさん、こんなに充実&満腹のイベントを企画運営してくださったみなさま、ありがとうございました!
「いまだ知られざる寺山修司展』が、(~ 1月25日・早稲田大学125記念室)開かれている。かつて、話題になったテレビインタビュー番組『あなたは……』が流れていて、懐かしく楽しかった。
マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありやは、有名な寺山修司の歌だが、『チルチンびと』78号の「火と調理が脳を活性化する!」を読んでいると、現実に驚かされる。山下満智子さん(大阪ガスエネルギー・文化研究所)の話は、こうだ。
近ごろの子どもは「火が熱いことも知らない」という話を聞いて、子どもが火を扱う様子を観察することにしたのだ。それは、「七輪でじゅうじゅう焼いて秋刀魚を食べよう」という実験である。しかし、参加した多くの子どもがマッチを持って「シュッ、シュッ」と口では言いながらも、なかなか擦ることができない。マッチに火がついても、七輪の火をおこすためには、新聞紙に移さなければならない。それもまた、ままならない。そういう子どもたちに火を教える必要を思い「火育」と名づけるのである。「カイク⁈」という寺山修司の声が聞こえる。
………
『チルチンびと』78号は、定価980円。特集・火のある暮らしの豊かさ。12月11日発売です。
大森貝塚を発見したことで有名なエドワード・モース。
全米最古といわれるピーボディー・エセックス博物館とボストン美術館の収蔵から、
モースが収集した様々な明治の生活道具などが里帰り。
コレクションの展示数に圧倒された。
当時の写真に写る人々の表情は、そのほとんどが笑顔で、
自然にあたたかい気持ちになる展示会場だった。
12/8(日)まで
今夏リニューアルした京都・彩工房の森本さんと再会でき、「これからは住まいを外側から学ぶ見学会やセミナーだけではなく、その中で起こっている“暮らし”にまつわるイベント、参加していただいた方と意見を交わしながら、豊かな暮らし・心地よい家づくりを一緒に考えていけるようなイベントを積極的にしていきたい」という思いをうかがう。 豊かな暮らしとは?? 人それぞれの好みといえばそれまでだし、住む場所や職業や家族構成によっても変化するし、一概にも言えず結論も出ないテーマだけれどなんとなく浮かんでくる「自然回帰」「農業志向」「セルフメイド」「お金で買えないモノや繋がり、時間」・・・というキーワード。そんな暮らしを実践している人々を訪ねて、里山の原風景が残る京北で活動されている、高木剛さんや、山の家具工房さん、天土オルガニカさんに会いに行ったり、京都内のチルチンびと広場に登場していただいているお店にお邪魔したりしてきた。みなさんとお話しているうちに、豊かさとは無理や背伸びをして追い求めるものでなく、自らが心地よくなる環境を家族や地域とともに作り、育てるものになってきているように感じた。
イベント当日(11月2日)は快晴! 場所は、同志社大学近くのバザールカフェ。1919年(大正8年)にウィリアム・メレル・ヴォーリズによって設計された、旧B.F.シャイブリー邸を改装した建物で、現在は国籍、年齢、性別を問わない雇用の場として、市民グループやNPOの活動の場として、情報発信の場として、など多目的に活用されている。緑豊かでゆったり、広々とした空間。大通りが近いのに、喧騒とは無縁の静かで落ち着いたカフェです。
室内も暖炉があったりして素敵なのだけれど、この日はとても陽射しが暖かかったので、迷わず屋外での朗読&コンサートとなった。鮎川めぐみさんによる暮らしにまつわるエッセイの朗読と、石川順治さんの幻想的なmidバイオリン。微睡みを誘うような優しい声と音色に、皆さんじっくりと聴き入っていた。
その間、庭の別の場所で準備していた薪や炭で、演奏後にふるまわれた焼き立てのおやつ(焼き芋、焼き栗、焼きりんごの豪華3種類!)は、想像以上の美味しさ。
美味しいモノと火のあるところに人は集まる。本能ですね。 あちこちで「美味しい! 」の歓声が上がり、書く欄がたくさんあったアンケートの回収率も高く、参加者の満足度の高さがうかがえた。 「チルチンびと広場で知って」と名古屋から来てくださった方がいらしたのも嬉しかった。
実りの秋の、贅沢で豊かな時間を味わいました。 参加者のみなさま、彩工房さん、バザールカフェさん、ありがとうございました!
「今年は紅葉を見にどこまで行こうかぁ。。。」
そんな話を旦那くんとしていたところ
友達から「夫婦2組でどっかドライブしにいかない?」
とのお誘いが!
早速、紅葉シーズンの場所を調べ、わたらせ渓谷へ。
前もって予約していたトロッコ列車に乗るために
朝7:00に東京を出たものの、その日東京は雨…
自分の晴れ女を信じ、車に乗ること2時間
信じられないくらい晴れてきました!!
(o^∇^o)ノ
今回のブログは日帰り紅葉の旅の模様をお届けします♪
ちらっと寄ったわらべ工房というところで
木工体験をしましたが
久しぶりのモノづくり!!
久しぶりの釘とトンカチ!
久しぶりの糸鋸!!
夢中になり時間を忘れてしまいました♪
o(・ω・´o)
真ん中のブックスタンド部分が
スライド式になっているのがポイントで
早速、我が家で使ってます♪
紅葉の渓谷のきれいな
コントラストに癒され
木工体験の間は、木の香りに癒され
帰りは日帰り温泉に癒され
秋を満喫したamedio家でした♪
(*´ω`*)のぽぽん
前代未聞の3会場同時開催、という豪華さで、先月、牧野伊三夫氏の個展がやってきた。2月の日田ヤブクグリ活動以来の再会ということもありとても楽しみだった。
メリーゴーランド京都では装丁やライブペインティングなどで手掛けられた抽象画、nowakiでは絵本の挿絵や国内外の風景画、ガケ書房ではコラージュや版画、映像など。と、それぞれのお店にぴったりと似合う展示だった。牧野さんはいつも自然な感じで、呑むとさらに自然体になるし、ヤブクグリ や『雲のうえ』、『飛騨』、『四月と十月』・・・それ以外にもいろいろと企画したり呑んだり、取材を受けたり、呑んだりして忙しいうえに、会えば「やあやあ」とほんわか気さくな人でつい忘れてしまうけれど、ほんものの画家だったのだ。面白げな、楽しげな絵でも淋しさや厳しさや孤独があんまり鋭くない感じで含まれていたり、ちょっとさみしい感じの風景画にも温かさが滲んでいたり、心の奥まで届く静かで深い迫力があって、観ているとしん、とした気持ちになる。「年月を経て、いろいろな変遷があって、この年齢になったから、今回みたいに三つの会場での展示ができた」と重みのある言葉をふわっと放つ牧野節も変わらず。
個展に合わせてイベントも盛りだくさん。nowakiでは、スナック林業と称し、日田からヤブクグリプロデューサーの江副直樹さんが、東京から『飛騨』編集長の佐野由佳さんが、大阪からマスナガデザインの増永明子さんが、多忙な中、各地から集まってのトークイベント。牧野さん直伝の特製ハイボールを呑みながら、林業の話、絵の話、会社員時代秘話などが飛び出した。徳正寺では、オクノ修さんのライブ。透明な、ちょっと哀しくて優しい歌声が洞穴みたいな空間に静かに響いて、外のしとしと雨までが一つの空間みたいで印象的だった。ガケ書房では似顔絵屋さん。
なかでも大きなイベントは、橙灯の坂崎紀子さん率いる小石川植物園スケッチ会の皆さんが、なんと東京から20名も参加、総勢30名でのスケッチ会。直前の雨の予報で吉田山が急遽動物園になったりしたけれど、結局雨に降られることもなく、舞台が動物園というのがかえってよかった。私はちょうど昼ご飯を終えたワオキツネザルの、満腹なときのオッサンらしい仕草と機敏で可愛い仕草のギャップから目がはなせなくなり、初めて使うパステルにも悪戦苦闘して、日田から届いた貴重なきこりめし弁当も5分ぐらいで食べ終えて4時間目いっぱい集中して描き続け、終わると放心状態になっていた。。
というわけで他の人が何をしているか全くわからなかったので、講評会で初めて他の人の絵をみる。「動物園なのに網に停まったカラス」「パステルカラーの観覧車、小高い場所から」「象の背中毛」「天皇植樹の松」「動いてる途中のオランウータン」・・・と、みなさん視点が自由。 個性炸裂で刺激的な絵がどんどん飛び出した。本名より何を描いたかで、今もその人の顔が思い出せる。 「これは滑稽派、こっちはグリグリ派」「これは動いているのを描こうとして、うまく描けないっていうのが出ていていいね」「小さい紙に描いているとうまくみえるときがあるから、大きいので描いてみたらいいよ」と、牧野さんの講評は愛とユーモアがこもってほのぼのしつつ核心を突いている。「時間内に仕上げなくていい。自分に似合った道具とペースで、自分らしく自由に」という、絵から人生にまで通じる、だいじなところを教えてくれるものだった。
それにしてもよくこんなメンバーがそろったなぁ、と思うほど皆やさしくて面白くて気持ちのいい人々だったので、初参加でも居心地がよかった。牧野さんはその理由を「坂崎さんの人柄だよ。それと俺と紀子のコンビネーションだよ♪ 」と言い、坂崎さんは「画伯の人柄からくるものですよー。あと伊三夫と私のコンビネーションですか(笑」と陰で言い合っているのが可愛かった。
そこにいるだけで西から東から人が集まってくるわ、二週間近く朝から夜までフル活動でパワー落ちない牧野さんはもちろんだけれど、3会場の店主さん、とくにヤブクグリ・京都宣伝係として目まぐるしい働きぶりだったnowakiのきくちさんや、橙灯の坂崎さんはじめ周囲の方々の連携プレーもアメージング! 個展がお祭りみたいにいろんな形でどんどん盛り上がっていった。私はそれに便乗して新しい京都を発見したり、日田以来の嬉しい再会があったり、素敵な人々との出会いもあって、振り返ると夢のような日々。楽しんでばかりで申し訳なかったけど、ありがとうございました。
いつも、いろんな人や出来事を連れてきては楽しい何かを巻き起こす牧野画伯旋風。京都でも健在なのでした。
石造の重要文化財なかで、ニコライ堂(東京復活大聖堂)は国内最古。
そのニコライ堂が 「文京・千代田はしまつり」の一環として
10/5~10/14までライトアップされていた。
ライトアップの演出は多々あるが、こちらは幻想的だった。
先月、代々木公園で
U-1グランプリ2013が開催されました。
全国から24店舗のうどん屋さんが集まり
売上と評価を競います!!
私が行ったのは2日目のラスト!
16:30くらいだったこともあり
比較的すいていました!!
うどんは1杯500円均一♪
まず、一番に食べたのは
群馬県のひもかわうどん
店名は「花山うどん」
お次は、旦那さんが食べていた
東京都の武蔵野うどん
店名は「じんこ」をおすそわけしてもらい
3つ目は団欒食堂 あいそ家の
味噌コロきしめん
最後は、売切れの店や閉店する店も
出てきていたので
中華街牡丹園のふかひれうどん
いやぁ・・・もうおなかいっぱいでした(^_^;)
旦那さんが大食いなので、
食べたいものをいろいろ買ってみて
一口もらえるっていうのはうれしい!!
暑さもやわらいだ日だったので
冷たいうどんも熱いうどんも食べられました~♪
(1日目はあまりの暑さで、冷たいうどんを
買う人が圧倒的に多かったらしい…)
ちなみに、購入すると店名の書かれた投票券を
渡され、それをボックスに入れます!!
私は、最初に食べたひもかわうどんが
一番好きだったのですぐに投票♪
投票が締め切られてから2時間ほどで
結果が出ましたが・・・
評価部門の優勝はひもかわうどんでした!
!(^^)!
うどんといっても、味付けもさることながら
太さや歯ごたえ、うどんつゆの種類の
多さにはビックリです…
これを機に、家でもいろいろ工夫して新しいうどんに
出会えるかも♪
来年も開催したら絶対に行きたいなぁと思う
amedioでした♪(*^_^*)
nowakiさんで木工作家・須田二郎展を開催中。自分の好きな器に木の蓋をつくるワークショップに参加した。玄関前には研磨機が、店内の土間部分には木工旋盤機がでーんと設置されていて、いつもとかなり様子が違う。舞い散る木屑。あたりには木の香りが漂い、小さな木工房と化している。
ワークショップでは、まずは木屑除けのメガネを着用。コンパスのようなもので須田さんが器の直径を図ってくれ、木に鉛筆で印をつけて、そこから旋盤機でシュルシュルと削っていく。すごい勢いで機械が回転しているので、刃が木に当たった時、しっかり支えているつもりでも結構な手ごたえを感じて手がぶれてしまう。私の器がいびつな円形だったため、結局ほとんど最終調整を須田さんにやっていただいた。 複雑な形の器にパクっと絶妙な感じではまるのがさすが! ぽってりと厚みのある木の蓋が愛らしい。
当然ながらこのワークショップは大人気で、訪ねる人もひっきりなし。お弟子さんも見学にきていた。動画を見てこの人に教わりたい、と思い、ある日ゲリラ的に須田さんの工房訪問をしたというガッツガール! 来る者を拒まず、誰にでも同じようにやさしくて、惜しみなくその技術を伝授してくれて、独立した後も応援してくれる、そんな面倒見のよい須田さんを慕ってくる人は多いのだとか。こうやってよきモノが脈々と受け継がれていくのは嬉しい。
斬り倒される街路樹や庭木など、身近な端材でつくられる、おおらかな須田さんの作品は、どれも自然の木のもつダイナミックな美しさが生かされていて思わず触りたくなる。そして触ると滑らかで、軽くて、手に馴染んできてもう欲しくなる。ファンが後を絶たないのもうなずけます。
店内のあちこちに、須田さんからの”木の器愛”に満ちたメッセージがありました。
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木のうつわを食卓へ
日本中のテーブルの上に木のうつわが乗る様になるなら、どうしようもなくなった日本の森が再生されるのではないか? と夢を見て、木のサラダボールを作り始めました。 (中略) 生木を活かすヨーロッパの知恵を楽しんでいただけたらうれしいです。
サラダ油しか塗ってないサラダボールを大切にする方法
いきなり熱い汁ものを入れてはいけません。割れの原因になります。最初はサラダを何回か食べましょう。ドレッシングが木にまわり だんだんと水もれしなくなり、シミもつかなくなります。普通に洗ってよくかわかしてくだささい。ざらついたらサンドペーパーをかけてください。 (中略) 一つ木のうつわがあると、テーブルが生き生きします
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須田二郎展@nowakiは9月16日(月)まで。