イベント

長崎旅行 -市内観光・お土産編- ※長崎最終編

最終日は、旅人茶屋で

美味しいホットサンドをいただき

そのまま、一度は訪れなければと

いけないと心に決めていた

平和記念像と原爆資料館へ

 

絶対に辛いと思っていたけれど

それでも自分の目でしっかりと

見なければと覚悟をしていきました。

 

覚悟をして行っても…

展示されている写真や資料に

目がウルウルしてしまい…

何も言葉が見つかりませんでした。

 

溶けてしまったビン

ゆがんだ鉄柱

炭のようになってしまっている遺体

 

本当に本当にただただ悲惨でした

そして、今、平和であることに

もっと感謝して生きようと思いました。

長崎に行く機会があれば

必ずみなさんにも足を運んでみてほしい

資料館でした。

 

わかってはいたけれど、

旅行中にちょっとどよんとしてしまったので

近くの天主公園でちょっと休もうと思ったら

不思議な遊具を発見

(下の写真参照)

階段をちょっとのぼってロープにぶら下がると

1周ぐるりと下りながら下りてくる

単純なものなのですが

思った以上にでるスピードと遠心力♪

長崎の意外な穴場スポットかもしれないです

(説明下手なので「天主公園 遊具」で

動画探してみてください♪)

 

その後、眼鏡橋&眼鏡珈琲店で

ほっと一息♪

 

お土産には、チルチンびと広場にも掲載されている

「たてまつる」さんで、

自分たちのお土産を購入♪

長崎の名所がロゴになっているものと

ロープウェイ柄の2つの

手ぬぐいを買いました♪

お店の方とも少しお話をしましたが

チルチンびと広場を見てきましたと

おっしゃる方もいるそうで♪

長崎でほっこりと嬉しくなりました♪

 

たくさん遊んでたくさん考えて

たくさん美味しいものを食べて

幸せいっぱいのamedioでした(*^_^*)


『食べること・生きること・死ぬこと 〜ツバル離島の映像とともに〜』 もんでん奈津代・ナツさんのお話会

 

先月、スコップ・アンド・ホーさんで開催された、もんでん奈津代(以下ナツ)さんのお話会に行ってきました。テーマは『食べること・生きること・死ぬこと 〜ツバル離島の映像とともに〜』と、とてもストレートなだけに、どんなお話会になるのやらかえって想像がつかない。店内に展示された写真を観ると、南国らしい植物や海や、人の表情がどれも生命力に満ちていて、ここでどういう暮らしをしているのか知りたいと思った。

ナツさんの言葉は直球で、手振り身振りも顔の表情もとても大きい。自分の生き方に対して本当に誠実で、こんなもんだろう。という妥協や誤魔化しが全然ない。いきなり話に惹きこまれた。学生時代からずっと自分が何になろうとしているのかを探し、もがき、鬱々とすることからも逃げず、働きだしてからも直観の赴くままに世界を歩き、探し続けて、あるときツバル離島の人々とその暮らしに出会って、理屈抜きでこれが生きているってことなんだ!と実感できたという。そして、現地でとある一家に家族として迎えられ、幼い娘さんとともに、ツバルと日本を行ったり来たりの生活を始める。

生物を獲り(漁り、または採り)食べて生きる、子が生まれれば周囲のみんなで面倒を見る、離島には病院もなく薬も簡単には手に入らないので、人もよく亡くなる。埋葬をして人間が土に返る姿も、子供のころから目の当たりにする。日本でも一昔前まではそうだったのかもしれないけれど、映像で見るとやはりショックを受けた。不思議なことに、同時に話を聞きながら、解放感なのかどんどん気持ちが楽になっていく。

ナツさんは、このお話会にあたり、「昔のままの暮らしがまだ残っていて、人間本来のあるべき姿があって、日本人が忘れてきたものがここにはあって、素晴らしいね、大事にしたいね」というような話にまとめるのは違うと感じ、何を伝えようとしているのかをずっと当日まで考えていたそう。住み慣れた人にとっては素晴らしいこの島にも、都会の暮らしにあこがれ、島を出て、稼いで家族を裕福にすることに喜びを感じる若者たちがいる。幼いころから転勤族で、都会の中で土にあまり触らず育った人間だからこそ、土に憧れ、自然の恵みに感動し、ツバルの離島で自由と喜びを感じたけれど、逆の立場だったらその若者たちと同じ行動をとったかもしれない。とナツさんは言う。

誰一人同じ人間はいないし、同じものを見ても考えることは違う、世の中は善悪で判断できないことだらけ。迷いなく自分の道だと思えることが、探し続ければ必ずどこかにあるということを伝えたい。周りの人や、大量に入ってくる情報が、どれだけ自分の考えと違っていても、自分が間違っているのだとかおかしいのだとか思わなくてもいい。

考え続けて、行動し続けて、自分のゆるぎない生き方を見つけた人の言葉は力強く温かで、勇気が湧いてくる。悩み多き若き人たちに、ナツさんのお話をぜひ聞いてほしいと思いました。ナツさん、スコップ・アンド・ホーさん、ありがとうございました。

 

今回のような「食べること・生きること・死ぬこと」のほかにも離島の暮らしを通した「子育てのこと」「クラフトのこと」などさまざまなテーマでお話をしていただけるとのこと。お話会をご希望の方は、ナツさんまで直接ご連絡ください。

もんでん奈津代さんご連絡先:

TEL&FAX 075-712-6867

住所:〒606-0943 京都市左京区松ヶ崎東町30-1

 

ナツさんのHP:http://monden.daa.jp/01tuvalu/2011/2011top.html

ツバル離島日記、ご感想・ご意見求めてます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 


長崎旅行 -市内見物編- ※長崎編②

長崎2日目は、長崎市内へ!

 

旦那さんがお誕生日ということもあり

調べてみたところ

長崎お誕生日プロジェクト

というものを発見!

このバッジをつけて歩いたので

出島では、めったに入れないという

展望やぐらにも入れてもらえました♪

ロープウェイでも

絵葉書やキーホルダーをもらったり

お誕生日がうれしくなるバッジです♪

 

初の長崎ということで名所を

グルグル~と歩きました!!

出島は、今後、大規模な再現工事が

行われるとのことで

また、行くたびに違った長崎に

出会えそうです♪

 

夜景も本当にうっとりするほど綺麗でしたし

諏訪大社に行ったときは

近所の方が長崎くんちについて教えてくれたり

路面バスについても教えてくれたりと

とても親切にしてくれました!

 

初長崎にたくさん良い思い出ができた2日目でした♪

 

amedio♪o(^▽^)o

 


こどもと暮らす家づくり

 

彩工房 暮らしと住まいのセミナー」も回を重ね、先週末13日に行われた第5回は、いよいよ家づくりがテーマ。チルチンびと編集長・山下武秀氏と建築家・松本直子さんを恵文社一乗寺店COTTAGEさんに迎えて、「子育て」と「家づくり」についてのお話をしていただきました。

 

午前の部は、20年近くに渡り日本各地での取材を通してさまざまな人、家族に出会い、その暮らし方や地域のありかたを見つめてきた山下編集長のお話。国産材と自然素材の家づくりを選択した彼らに共通するのは、大量消費社会とはある程度距離を置き、精神的な豊かさを求めて、ていねいで自分たちらしい暮らし方を見つけているところ。衣食住の根本的なところをきちんと理解していて、自分や家族はもちろん、ご近所や地域、環境にもやさしい。病気や怪我などのリスクも、赤ちゃんのうちから体で覚えて免疫をつけ、五感を鍛えられるような家や環境で子どもたちを育てている。どう暮らしたいかがわかっていると、住む場所も、家も、食べるもの着るものもおのずと決まる。国産材を使って、大工・左官・建具職人の技術で家を建てることは、地域の経済と文化を育てることでもある。

これから日本の各地で、信頼のおける工務店が担う役割はとても大きいというエールを受け、その山下さんと『チルチンびと』を通じて長く活動を共にしてきた彩工房の森本さんから、京都の風土を生かした家づくりについてお話があった。

 

たま木亭さんの美味しいパンでランチを楽しんでいただいた後、午後は豊富な設計事例と、ご自身の3人の子育て経験をもとにした松本さんの家づくりのお話。家族のコミュニケーションが子どもたちの成長とともにどう変化するか、子供たちの心理や習性を本当によく知っておられ、それぞれの家族の歩みに合わせて階段や窓や空きスペースなどを使った楽しい仕掛けをいろいろと編み出されている。都会にありがちな、狭い土地に高い建物を作った場合でも、自然光や風、植物を上手に取り入れた心地よい家づくりが可能であることも示してくれた。たくさんの事例を使ったわかりやすく、具体的で実践的な松本さんのお話に、会場の熱心にメモを取られている方も多かった。

こどもにやさしい家づくりを真剣に考えていくことは、細やかな配慮と工夫を重ねることで、それはすべての年代の人や環境に優しいということでもある。生活文化を育てて、地域経済を循環させ発達させることにも繋がる。昔は当たり前だったそんな考え方も、いまは強く意識して継承していかないと途絶えてしまう。あらゆる地域で多くの人にこんな話を聞いてほしいと思った。

 

回を重ねるごとに参加者の方へ楽しんでもらう工夫を進化させている彩工房さんだけれど、今回はお子さん連れの方々にもゆっくり聞いていただけるようにと保育士さんをお呼びし、恵文社コテージさんのご協力で庭をお借りして野外保育所を設営されていた。参加者の方々親子ともども充実した時間が過ごせたと喜んでいただけて、これはほんとうに素晴らしいアイデアだった。

今回のイベントの様子は次号『チルチンびと 80号』(6月11日発売予定)に掲載されます。また、現在発売中の79号では「子育てのための家づくり」について、子どもが楽しく育つ家の事例、住まいの中の危険、温熱環境、メディア、おもちゃ、食育などさまざまな観点から特集しています。子育てに特化した別冊27,33,29号の『チルチンびとkids』もぜひご覧ください。

 


長崎旅行 -ハウステンボス編- ※長崎編①

「九州に行ったことないねぇ…。」
その会話から、次に国内旅行をするときは
九州地方に行ってみようと決めていた
amedio家

 

長崎へ2泊3日の旅行をしてきました!
初日は友達がお勧めだよと言っていた
ハウステンボスへ♪

 

チューリップ畑がお出向え♪

チューリップ畑がお出向え♪

 

ちょうどチューリップ畑とイルミネーションと
両方みられる季節だったので
お昼も夜も楽しめました♪

 

絵葉書のような景色♪

絵葉書のような景色♪

 

広い広いとは噂で聞いていましたが
園内の広さは想像以上で、
結局一番奥までは回りきれませんでした…汗
巨大迷路やアスレチックで体を使い
チューリップ畑に癒され
最近できたというハウステンボス歌劇団では
歌とダンスを鑑賞♪
宝塚出身者などが出演する歌劇団

宝塚出身者などが出演する歌劇団

夜はきれいなイルミネーションと
プロジェクションマッピングに
にぎやかなダンスパーティー!!

 

観覧車からの景色♪

観覧車からの景色♪

イルミネーションが美しい♪

イルミネーションが美しい♪

気分は海外旅行♪

気分は海外旅行♪

 

日常を忘れられる素敵な一日でした♪

植物力日記

毎年けだるくモヤモヤするこの時期。花粉症とまではいかないが、なんだか目耳鼻周りもモゾモゾする・・・でも、今年は植物パワーに助けてもらっているせいか、いまのところとても快適に過ごせています。

 

3/8 AM

第4回彩工房暮らしと住まいのセミナーのお手伝い。今回は植物を楽しむクラフトや、個人宅、お店の庭津造りを手がける奥田由味子さんを講師に迎えてガーデンクラフト講座と庭づくりのお話。形が自由に作りやすいワイヤーと、あまり頻繁に水をあげなくてもいい多肉植物の特性を生かした可愛い作品ですが、籠を作る作業はなかなかハード。みなさんワイヤーと格闘していました。

 

同じ材料でも個性が滲み出るのが、手づくりのいいところ

 

宇治「たま木亭」の美味しいサンドイッチとほとり・ポトリの和久さんが淹れてくれた美味しいフェアトレードコーヒーでランチの後は、奥田さんが参加者の方の庭づくりや植物の育て方などさまざまな疑問やお悩みに答えてくれる質問タイム。園芸店や専門書とはまた違って、暮らしにとりいれやすい解決法を、ご自分の経験をふまえてわかりやすく教えてくださるので、次々に質問が飛び出した。

 

3/8 PM

帰り道、小さい部屋さんに「静かな春」展を観に寄る(ここで奥田さんにバッタリ遭遇!)。とりことりさんの細い細い糸で編んだ種子は、隣に双子のように置いてある本物以上に形状が深く印象づけられ、名前も覚えてしまう。センダン、イロハカエデ、シャリンバイ。道に落ちた実を見て「あ、センダン」と思うようになった。美しい種子の立体図鑑でした。

金属に見えたこちらの箱は蝋引きした紙で出来ており、近くのlagado研究所さんで作られているというので行ってみた。こんなところに・・・という意外な場所にひっそりある骨董&bar? cafe? 古いヨーロッパのお伽噺に出てくる物知りじいさんの部屋のよう。

 

3/9 PM

お松明(東大寺修二会)を観にいく。752年から数々の戦火や災害をくぐり抜け、一度も途絶えることなく続けられてきたという奇跡のような行事。童子(といってもベテランさんは70歳近い!!)という世話役さんが、大きいもので長さ8メートル、重さ60キロという自ら作った巨大松明を持って二月堂の欄干を走る。暗闇に浮かぶ炎が流れていく様子はとても神秘的。天下泰平、無病息災を祈り火の粉をかぶりました。餅花つくりのときに教えてもらった染司よしおかさんの和紙の椿が、この奥に咲いているのだな、と思いながら見た。神事と植物にも古来から伝わる深い縁がありそう。

3/14 AM

アトリエミショー鞍田 愛希子さんのメディカルアロマテラピー講座に行く。プレ講座で良質の精油の見わけ方、抽出方法、禁忌事項など、アロマを効果的に楽しむための知識を教えてもらう。精油の、ほんの数パーセントの分析しきれない未知数な部分が希望でもあり危険も孕むという鞍田さんのお話が心に残る。薬にも毒にもなる植物の奥深さ。その後今回のテーマ「柑橘系」の植物についての講義を香り嗅ぎながら聴き、最後に自分の好きな香りのオイルや洗剤、シアバターなどを作る。私がつくったマッサージオイルはカロフィラムというすこしカレーの香りのする植物油に、辛めな香りの柑橘系オイルを垂らし、仕上げにカルダモンを2滴。インド風。少しスパイシーなこの香りを嗅ぐと体がふっと軽くなって、さぼりがちだった睡眠前のストレッチまで俄然やる気になる。この日は植物をモチーフにした素敵なアクセサリーをつくっているAFLO+さん、革工房Rimさん、植物の香りの研究をしている現在臨月妊婦さんなどなど生徒さんも多彩で、楽しく充実した講義でした。

 

植物パワー溢れるアトリエミショーさん

 

 

3月某日

テノナル工藝百職さんに教わったたま茶さんの「春のおとずれ」というハーブティー。ほのかに花の香りのする緑茶のよう。爽やかでリラックスできて、頭もすっきりする。癖になる。ほぼ珈琲、ときどき三年番茶というお茶ライフに、かなりの頻度でこのハーブティーが食い込んできています。

 

植物の力を感じる日々は、まだまだ続きそうです。 そういえば、「植物色図鑑」も本日更新。春の香り立つような桜色が素敵です。

 

 


東京マラソン2014

東京マラソンの応援に行ってきました!

途中で少し雪が降ったり

後半は急に日差しが強くなったり

ランナーも応援する方も

体力勝負の一日がスタートです

 

 

亡き妻を思って走ったランナーや

筋力が弱くなる病気をかかえ

東京マラソンに挑む外国人ランナー

みんないろいろな想いを胸に

自分と闘ったり誰かのために走ったり…。

完走率も95%とのことでした。

メダルがもらえた人も

今回はもらえなかった人も

応援している人達も

みんな一人ひとりが主人公の一日でした!!

(*^。^*)amedio

 

 

 


まちなかを楽しく歩く

まちふらり

今度の栃木県無垢杢工房㈱イケダさんの完成見学会は3月8日(土)、9日(日)に足利で行われます。

足利と言えば、足利学校や足利尊氏が有名ですが、ほかにもいろいろと見どころのあるまちのようです。

「足利いいところですよ」と今回 無垢杢工房㈱イケダ 高山さんにご紹介頂いたのは、栃木のまちなかを楽しく歩く。そのきっかけを若い人たちに向けて発信するフリーペーパー『まちふらり』。

こちらのフリーペーパーをつくっているのは、県内の若いデザイナーやフォトグラファーたち。実際にまちなかへ赴き、自分たちが「良い」と思ったまちや営む人の魅力を紹介しています。取材している人たち自身が、楽しみながらまちを歩いているなぁ。読んでいると、そんな様子が目に浮かびます。

『まちふらり』はこちらからpdf形式でダウンロードが可能です。
是非一度ご覧になってみてください。

 


東京マラソンEXPO2014

去年に引き続いて、驚異のくじ運により

今年も東京マラソンに出走することになった旦那さん

 

東京マラソンの3日間前からランナーの受付があり

出走しない人も参加できる

「東京マラソンEXPO2014」も同時開催だったため

一緒に行ってきました!!

 

ランナー受付の脇に

東京マラソンEXPO2014」の入口があり

中に入ると東京マラソンの

参加企業のPRや、東京マラソンの歴史紹介コーナー、

東京都のPRや世界のマラソンPRもありました☆

中でも驚いたのが有名ランナーの歩幅!!

会場の床に足跡がプリントされていて

自分の歩幅と合わせることができました!

(特に高橋直子さんの歩幅は

小柄な体型からは想像がつかないほど広く

これが世界で戦う人の歩幅…

そしてこの歩幅を2時間以上ずっと

キープして走るのか…と

本当にびっくりしました)

 

写真は、企業さんの宣伝が多くて撮ることが

出来る部分が少なく…涙

少しだけしか撮影できなかったのですがご紹介します♪

※特に歴代トロフィーはいろいろと細かいところが

違っていて面白いです♪

画像をクリックすると拡大できますので是非

ご覧ください♪

2/23(日)の東京マラソン♪

参加者の皆さんが楽しみながら

自分の走りができますように

そして、なによりも良い天気になりますようにと

心から願うamedioでした!

フレーヾ( ̄^ ̄ゞ)( 尸 ̄ー ̄)尸_フレー

 


出汁力

 

2月8日、彩工房 暮らしと住まいのセミナー 「オーガニック野菜と簡単おだしでつくる ミニ料理教室」に参加してきました。講師はRelishの森かおるさん。場所は恵文社COTTAGEさん。雪にもかかわらず参加者22名の方々、遅刻もなく集まっていただいた。

2時間ほどのミニ料理教室だけれど、お出汁の魅力を存分に伝えたい、と考えていただいたレシピは「小芋と白ねぎと菜の花の揚げびたし/水菜と油揚げの和風ゴマドレサラダ/コロコロ大根のきのこあんかけ/たっぷり白菜の味噌汁/ごぼうとおじゃこの混ぜごはん」 の5種類。5班に分けてコンロ回りを交互に使うスケジュールを計算し、それぞれの班を縦横無尽に動き回り、教えつつ、作りつつ、ときに笑わせながら、森さんはスーパーマンのような八面六臂の活躍ぶり。生徒さんたちもどんどん自発的に動いて片づけまで積極的にお手伝いもしてくださり、すこしだけ時間オーバーしたものの無事完成です。

いい昆布と削り節で丁寧にとったお出汁の香りに、会場にいる人々の鼻孔も膨らむ。出汁の旨みが、瑞々しいオーガニック野菜(今回の調達先:スコップ・アンド・ホーさん、ONE DROPさん、HELPさん)の美味しさをさらに引き立てる。つかう調味料はとても少ないのにしっかりした味。白菜のみのシンプルなお味噌汁でも、香りを嗅いだだけで身体が目覚め、飲めば身体のすみずみに沁みて、細胞が喜ぶ感じ。森さんのレシピはふだんからあまり変わった材料や調味料を使わず手に入りやすいもので、家族のだれもが美味しく食べられて身体にいいものを心がけているそう。今回教えていただいたのも、どれも舌にも胃にもやさしく、野菜中心なのにお腹も満足。家ですぐにリピートしたくなるものばかりでした。

 

「料理人ではないのだから毎日いい材料ばかり使って立派な献立をつくるなんてとても無理。でもきちんとお出汁だけはとって、新鮮な野菜とできるだけ材料欄がシンプルな、添加物の少ない調味料を使うことに気をつけると、サプリメント要らずで元気でいられる」という森さんの言葉に、皆さん大きく頷く。女子力、鈍感力、驚く力に聞く力・・・いろんな力があるけれど、日本人ならやっぱり出汁力! と改めて感じました。

 

彩工房さんの提唱する「持続可能な環境を守る、自然素材の家づくり」に「楽しく作れて美味しくて、家族皆が元気になる食」を伝えてきた森さんが賛同してくださって実現できた、内容の濃い出張料理教室でした。また恵文社COTTAGEのマネージャー永井さんは、イレギュラーな注文のあれこれに臨機応変に対応してくださった。ありがとうございました。

 

※彩工房さんは、今後も3月8日(土)にワイヤークラフト作家の奥田由味子さんのガーデンクラフト講座と庭づくりのお話、4月13日(日)に雑誌『チルチンびと』編集長 山下武秀さんと建築家 松本直子さんを迎えて子どもと暮らす家づくりについてトークイベントを恵文社COTTAGEさんで開催予定。ぜひご参加ください。