桃のシャーベット
桃と豆乳を
撹拌して、凍らせて
ひんやり冷たいシャーベット。
生誕100年ということで、ちひろ美術館と同時に、東京ステーションギャラリーでも「ちひろ展」が、始まった。『いわさきちひろ、絵描きです。」(9月9日まで)というタイトル。
このタイトルは、のちの伴侶と出会ったときに、自己紹介をした、彼女の言葉であるという。
「私の娘時代はずっと戦争のなかでした」から始まって「働いている人たちに共感してもらえる絵を描きたい」「私は、豹変しながらいろいろとあくせくします」「童画は、けしてただの文の説明であってはならない」…… とつづいていく。
見る自伝、でしょうか。
浜田知明さんの訃報が伝えられた。
〈旧日本軍に入隊し、戦地に赴いた体験を基に、戦争の不条理などを表現した作品で知られる版画・彫刻家の浜田知明さんが十七日、老衰のため死去した。百歳。……〉(『東京新聞 』7月17日夕刊)
今年の春、町田市立国際版画美術館で「 浜田知明 100年のまなざし展 ー 戦争を経て、人間を見つめる」がひらかれた。そのとき、この “ 広場 ” でも ご紹介した。ポスターの「月夜」という作品が忘れられない。
暑いのなんの。八王子駅から美術館へ歩いて行く途中、アイスクリームと水を喫茶店で飲む。やっと一息。『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』展(八王子市夢美術館、9月2日まで)に、辿り着く。
モノクロームの世界。著書、挿絵、ポスターなど、作品の数多く、それも、小さめのものが多く、みんな、顔を近づけて、線画にみいる。
帰りに ショップでクリアファイル(380円)を買う。ゴーリーさん、これが、三連休の遠出でしたよ。
豆腐の水気をきって
ピクルス液に漬けておくと
フレッシュチーズのようになる。
その後冷蔵庫で保管し
水分を飛ばすと
さらにチーズらしくなった。
他にも
味噌に漬けたり
塩麹に漬けたり
オイルに漬けたり
いろいろな方法があるようだ。
京急で発売している「葉山女子旅きっぷ」で
小学校からの同級生と
ぶらりリフレッシュ旅へ♪
この切符を買うと、
新逗子駅までの往復チケットと
葉山エリアのバス乗り放題チケット
そして、ランチチケットと
お土産チケットもついてきます\(^o^)/
ランチとお土産は
掲載されているお店の中から
好きなものをチョイスできるので
自分たちのオリジナル旅が作れます♪
ちなみに、女子旅きっぷという名前ですが
男性も使えますよ~\(^o^)/
美味しいものを食べて
海をボーっと見て
おしゃべりして…
充実した一日になった
amedioでした\(^o^)/
『ミケランジェロと理想の身体』(国立西洋美術館、9月24日まで)に行く。
4ページほどの展覧会のパンフレットに、キャッチコピーが、いっぱいだ。
〈「神のごとき」と称えられた史上最高の芸術家。〉
〈天才の生み出した傑作 ー 奇跡の初来日。〉
〈20歳。早くも古代の理想美に到達。 ー ミケランジェロ初期の傑作〉
〈あの「ダヴィデ像」を超えた? ー ミケランジェロ壮年期の傑作〉
〈力強さと気品、躍動感と安らぎ、清らかさと色香 ー その完全なる調和は、ミケランジェロが50代半ばを過ぎてようやくたどりついた美の境地だ。〉
〈幼さを残しながらも、大人への成熟を予感させる肉体の生命力 ー〉
〈古代より受け継がれた理想の身体〉
見終えて、ミュージアムショップへ立ち寄る。肉体の理想美を追求する催しらしく、「糖質をおさえた ようかん」が並んでいる。製造元も、「からだに えいたろう」である。864円であった。
夏休みの前だからか、人の少ないキャンパスを通りぬけて、エンパク(早稲田大学演劇博物館)へ。開館90周年記念。
『ニッポンのエンターテインメント 歌舞伎と文楽のエンパク玉手箱』という長いタイトルの催し。(8月5日まで)。
I 歌舞伎の玉手箱 II 人形浄瑠璃劇場 III きらびやかな歌舞伎舞踊の世界 と三部にわかれ、衣装や人形のかしらや浮世絵が、楽しませる。
それとは別に、入ってすぐの部屋で、「女優 京 マチ子」の特別展示もひらかれていた。映画『八月十五夜の茶屋』のスナップ写真がある。雨の日、傘をさした京マチ子さんの姿が、懐かしい。
2年前の七夕の日。永六輔さんは、旅立たれた。
『見上げてごらん夜の星を』という歌をつくっておいて、七夕に亡くなるなんて。
大ベストセラーとなった「大往生』(岩波新書)では、こんな、どなたかの言葉を紹介している。
「死ぬということは、宇宙とひとつになるということ」
「うちは仏教ですから、父は天国へ行ったんじゃなくて極楽に行っているんです」
いい旅を。
『西郷どん』展(東京藝術大学大学美術館 、7月16日まで)へ行く。
「NHk大河ドラマ特別展」というサブタイトル。そのせいか、会場には、どちらかというと年配の、いかにも、大河ドラマファンという人が多いような気がした。入ってすぐの「西郷隆盛肖像画」に群がり、「アームストロング砲の砲弾」に感心している。「船出」「流転」「飛翔」…… と展示は進んで行く。
『西郷どん』の原作者・林真理子さんが、「青年時代は年上の人にかわいがられているけれど、年齢が上がるにつれ、慕われたり、頼りにされたりするキャラになっていく。そのあたりの変化も見どころでしょうね」と、ドラマについて語っている(『本の旅人』4月号)のを思い出しながら、回った。