2018秋 スチューベン

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有機肥料で育て

農薬を控えて栽培された

北会津産のぶどう

スチューベン。

実が多く

香りがよい。

 


“豪華絢爛仰天手仕事” 展

“豪華絢爛仰天手仕事” 展

“豪華絢爛仰天手仕事” 展

LIXIL  ギャラリーへ行く。

そこは、地下鉄銀座線・京橋駅から、歩いて 4 、5 分のところだと、知っている。京橋駅を降りたところで、迷ってしまった。地下街なんかに入ってしまい、明治屋もどこかわからない。やっと教えてもらって、地上に出たが、右も左も、わからない。どうしたんだ、この京橋の変わりようは。
というわけで、『海を渡ったニッポンの家具』展(11月24日まで)に、やっと辿り着いた。

会場にある説明によると  ー  明治時代、欧米人向けに輸出用としてつくられた家具は、西洋の人々を魅了した。絹と並んで、工芸品は、この時代の二大輸出品であった、という。里帰りした家具などが、展示されている。寄木細工、芝山細工、青貝細工、横浜彫刻家具、仙台箪笥。…… ライティング・ビューローがある。チェス・テーブルがある。衝立がある。……

展覧会のサブタイトルは「豪華絢爛仰天手仕事」である。

 


SFアニメ誕生まで

王立宇宙軍  オネアミスの翼 展

『王立宇宙軍 オネアミスの翼 展』(八王子市夢美術館で、11月11日まで)へ行く。

「SFアニメができるまで」というサブタイトルがついている。この『王立宇宙軍 オネアミスの翼』は、1987年、SFアニメ映画として劇場公開された(監督・山賀博之)。展覧会は、その映画の製作過程の素材資料を紹介していくものだ。
監督の制作メモがある。イメージイラストがある。絵コンテがある。オープニング、エンディング用の絵がある。さまざまなアイデアやデザインから、徐々に作品を構築していった、部分から全体をつくる手法をたのしむ仕掛けであった。

 


樹木希林さんが、セツの生徒だった頃

樹木希林さんが、セツの生徒だった頃

 

樹木希林さんが、亡くなった。そのニュースは、テレビでも新聞でも大きく伝えられた。しかし、彼女がセツ・モードセミナーに通っていたことは、あまりふれていないようだ。「僕は、同期でした」という、星  信郎さんが、想い出を語ってくれた。


………
それは、セツの高樹町時代ですから、1960年代の初めですね。悠木千帆(樹木希林)は、セツの生徒で、同時に文学座の研究生でした。僕より、少しあとに入ってきました。後に知ったことですが、セツ先生のファッション関係の仕事のパタンナーだったOさんの姪とのこと。それが、セツとの縁になったのかもしれませんね。
快活なひとでした。当時セツの事務をしていたNさんに、何かのことでひどく叱られて、Nさんが好きになってしまったと笑って話してくれたことがありました。オトコの好みは、一貫しているように思いましたね。文学座で初めて女中さん役についたとき、その写真を見せてくれたこともありました。ファッションは、アイビー調。なかなかステキでした。
一緒にデッサンをしたりしたのですが、残念ながら彼女の絵については、記憶がありません。卒業してからも、アート展やセツ先生の出版パーティには、何度も来ています。一升瓶など、ぶらさげて。
最近はもう、テレビで見かけるくらいでしたが、亡くなったと聞いて、想い出が遠ざかっていくなあ、という寂しさを覚えました。(カットは、『サンケイスポーツ』9月17日付の紙面から)


『JOJO』荒木飛呂彦原画展とスマホ

『JOJO』荒木飛呂彦原画展

 

 

〈 スマホで変わる美術館 / 「撮る」で世界に開かれる / 存在、揺さぶる事態 〉というタイトルの記事を読んだ。(『東京新聞』9月6日夕刊)

筆者は、木下直之氏(静岡県立美術館長)。
去る7月に「スマホで覗く美術館  ー  鑑賞体験のゆくえ」というシンポジウムを開催したことに触れ、文章の最後に、こう書いている。

…… 美術館の堅牢な壁がゆらいでいる。なぜなら、撮った写真はその場から世界のどこへでもつながるからだ。それをまた無数の人が鑑賞する。多くの館が「開かれた美術館」を目指してきたが、スマホによってすでに実現したのかもしれない。いや、だからこそ美術館には閉じる道もある、という意見が交わされた。

『JOJO』荒木飛呂彦原画展(国立新美術館、10月1日まで)に行く。たくさんの作品、たくさんのファン、たくさんのスマホ。

 


「昆活」しました

『昆虫』展

 

 

『昆虫』展(上野国立科学博物館、10月8日まで)へ行く。

子どもたちが夏休みの間は、混んでタイヘンだから、やめたほうがいいと言われていたけれど、あいかわらずの賑わいだった。子どもなんて、いつでも休みのようなものだし、昆虫好きのオトナも多いのである。
巨大模型から始まって、美しいもの、奇怪なもの、不思議なもの、珍しいもの。

たっぷり、昆活してきました。

 

 


デッサン会の愉しみ

代々木デッサン会のグループ展 2018

 

この「広場」でもおなじみ、「代々木デッサン会のグループ展 2018 デッサン行進とペインティング」が、吉祥寺のカフェ・キチムで開かれる(9月19日~9月30日)。
デッサン会のレギュラー・星  信郎さんに、“ 描く気持ち”を聞いたら、こんな答えだった。

「デッサン会でデッサンをするのは、楽しみ、習慣、人生…… どれも当たっています。ほかには何もできないので、よく続いています。毎回、変わるモデル、入れ替わるメンバーたちとの予期せぬ出逢い。それも、楽しい。ことに、メンバーをモデルにして描く、友だちデッサンが、面白い。人間の形や様子は、限りなくフシギですからね。面白いはずです。いまさら、観念的に上手になろうとは思いませんが、それでも作品をホメられたりすると、うれしいものですよ。
人間相手と風景相手とでは、どこが違うか ? ですか?   ぼくにとって、風景写生は、自然相手に色と構図の直接取引ですからね」
…………

ぜひ、吉祥寺・キチムへお出かけください。展覧会の詳細は、コチラから、どうぞ。

 


行くぞ ! 秋田県鹿角市 移住体験ツアー

行くぞ ! 秋田県鹿角市  移住体験ツアー

 


秋立ちぬ。『チルチンびと』97 号から、ステキなページをご紹介します。

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〈『チルチンびと』× 秋田県鹿角市 移住体験ツアー〉というユニークなレポートは、いかが。

今年の夏は、秋田ブームでした。甲子園。準優勝。金足農業。吉田輝星投手。それにちなんだ、というわけではないのですが、〈『チルチンびと』× 秋田県鹿角市 移住体験ツアー〉が、企画されたのですね。

秋田県の北東部に位置する鹿角市。ぐるりを山々に囲まれ、見わたす限りの田園風景。移住促進に力を入れる同市は、県外からの希望者を対象にした移住ツアーを随時行っている。「さらに地域に密着し、鹿角の魅力をより伝えられるものに」と同市の移住コンシェルジュ(地域おこし協力隊)は、『チルチンびと』と、移住をめざす家族のための体験ツアーを企画。
その日、東京駅に集合した二組のご家族。まちなかに近い「大湯・十和田コース」、豊かな自然に囲まれた「八幡平コース」に分かれ、いずれもホームステイ先に宿泊。2泊3日。地元の人たちとの交流を楽しみました。環境、施設の見学から、ブルーベリー狩り、きりたんぽを味わい。大満足。

秋田ブームを、飾りました。
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『チルチンびと』97号絶賛発売中。

 

 

 


カフェ・mikumari の家づくりのレシピ

カフェ・mikumari  の家づくりのレシピ

 

秋立ちぬ。『チルチンびと』97号、まもなく発売です。〈特集・花と緑を愛でる家〉から、ステキなページをご紹介します。

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「カフェ・mikumari の花と暮らす家づくりのレシピ 」は、いかが。そこには、こんな夢の世界が広がります。

カフェの窓辺から見える田園を借景に、みずみずしい草花がユートピアへと誘う。ヤロウ、ボリジ、レースラベンダーなどの多年草が野原を思わせるように、花を咲かせている。アプローチには、敷石の隙間を埋めるようにヒメイワダレソウが生い茂り、石でやんわりと区切られたスペースに、数多くのハーブが育つ。
最初はハナミズキ、ヤマボウシ、モミジの3本の和の樹木から始まったという。今は溢れんばかりの草木が育ち、ツリーハウスなど複数の建物と相まって、夢の世界が広がっている。………

素晴らしき人生の設計図。
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『チルチンびと』97号は、9月11日発売です。お楽しみに。

 


ウッドデッキ快適術

ウッドデッキ快適術

 

秋立ちぬ。『チルチンびと』97号、まもなく発売です。〈特集・花と緑を愛でる家〉から、ステキなページをご紹介します。

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「ウッドデッキ快適術 ー 花と緑をもっと楽しみたい」は、いかが。

庭の花や緑を眺めたり、家族やお友だちと楽しいひとときを過ごしたり。リビングの延長として人気のウッドデッキですが、思ったほど活用できていない、という声も、意外に多く聞かれます。ウッドデッキを、めいっぱい楽しむためのアィデアをいくつか。
たとえば、虫対策。蚊やハチなどの虫は、やはり気になるもの。蚊は、夏に発生するイメージですが、実はその活動期間は4月から11月と長いのです。
では、防虫ウッドデッキをつくるには、どうする。図解で、わかりやすく、ご説明します。

時は秋。庭に涼風。
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『チルチンびと』97号は、9月11日発売です。お楽しみに。