さよなら「包子 餃子」スヰートポーヅ

スヰートポーヅ

スヰートポーヅ

 

えーっ  あーっ という声。前を歩いていたサラリーマンの二人連れの視線の先には   こんな 貼り紙。

閉店のお知らせ  長い間の御愛顧  誠にありがとうございました 
という店主の方のご挨拶。神保町  すずらん通りの「包子 餃子 スヰートポーヅ」である。サラリーマンは、あの熱くさっぱりしたギョーザの食感を頭と口の中に思い浮かべ、歩いてきたに違いない。店内、いつも、満員でご相席だった。手際よく座る場所をつくってくれたお店のひと。お疲れさまでした。あ、いつか食べようと思いながら、水餃子は、まだだった。

また一軒、ですか。……

 


Galerie LIBRAIRIE6 10周年記念展

Galerie LIBRAIRIE6 10周年記念展

Galerie LIBRAIRIE6 10周年記念展

 

LIBRAIRIE6 10周年記念展 第2部「日本のアーティストたち」へ行く。

2010年4月2日が、開廊の日だという。その10周年記念展のはずが、コロナのおかげで、開始したと思ったら、休み。再開したと思ったら、もう6月14日で最終日。恵比寿のギャラリーを訪ねると、店主・Sさん、元気だった。休みの間、四年前に暮らし始めた愛犬とずっと 家にいたという。おなじみ金子國義さん、四谷シモンさんたちの作品が迎えてくれる。あ、ここは、シス書店だと思う。
これからも、お元気で。


燻製日和

鉄鍋でゆっくりスモークすること約2時間。

よく晴れた週末に燻製作り。


おさらば、酔の助

酔の助

酔の助

 

夕刊一面トップを見たら、こんな見出し。〈ロケ聖地居酒屋「酔の助」幕。神保町  老朽化  コロナ追い打ち〉(『東京新聞』5月23日夕刊)。
店は緊急事態宣言の出た四月八日から休業している。現在は後片付けなどをしており、再開することなく、のれんを畳む。「売り上げが二千九百円という日があって……。それで心が折れてしまった。融資の制度があっても、今、借金して頑張ろうなんて気力はもう湧いてこない」という店長さんの話が載っている。大衆居酒屋として、映画、テレビのロケでも、おなじみだ。
神保町は、裏通りに古本屋、コーヒー屋、居酒屋など個性的な店が並ぶ。そこにも、不景気の風が吹いてきた。


デッサン会も自粛解除!

新聞に、大きな見出し。緊急事態解除。
待ってました、という人たちの中に、毎週デッサンを愉しむ人たちもいた。
デッサン会再開します、というお知らせに、明るい気分が描かれているように思った。
そして、このキチムのデッサン会のあと、6月6日、6月13日も、千駄ヶ谷区民会館で、「代々木デッサン会」開かれる予定とのこと。

代々木デッサン会

緊急事態宣言の解除、並びに都知事の会見から判断し、5/30(土)「キチムのデッサン会」からデッサン会を再開することにしました。

再開にあたって、新たな注意事項を「スケジュール」に書きました。ご一読の上参加下さい。

https://nrck.amebaownd.com/pages/1535189/blog

 

 


タラの芽のソテー

苦い味が

美味しく感じる季節。

タラの芽は山菜の王様

とも 言われている。


菜の花

無農薬の菜の花。

さっと茹でて

ほろ苦さを味わう。


カレー・ライフ

サジロ クローブ

サジロ クローブ

サジロ クローブ

 

ウイルスに対して免疫力を強める食品というのが、テレビや雑誌で、語られている。ブロッコリー、ニンニク、イチゴ、キノコ、緑茶……というのが、その常連だ。おや、カレーはないのかなと思っていた。なんとなく、あの熱さ辛さが、力強いような気がしていたのである。
もう一つ、その証拠に、この騒動の中、あちこち閉店をしているのに、カレー屋さんは、いつものように平気な顔をしている。すくなくとも、カレーの街・西荻窪ではそうだ。そのうちの1軒、サジロ クローブへ入った。今日のランチは、バターチキンカレー。1100円。客は1人もいない。店のドアは開きぱなし。天井の扇風機は回り、換気よく、テイクアウトの看板もあり、それなりの設えだ。ゴロンと大きなチキンの入った辛い、熱いカレーを食べていると、なんだか免疫力がついてくるような気がした。
「オイシイ?」と店の人(ネパールのひと?)が二度聞きに来た。

 


貝原益軒の予防心得

貝原益軒『養生訓』(中公文庫)

 

外出は遠慮、となると、家で読書か。この時期に向いた本は貝原益軒『養生訓』(中公文庫)かな。本箱から引っ張り出して、読む。1712年の作といわれるこの著は、たくさんの項目があり、おもしろい。初めの方に「予防が大事」という項があった。これ、これ。こういう訓えです。

〈「聖人は未病を治す」というのは、病気がまだおこっていない時に、あらかじめ用心すれば病気にならないことである。…… 病気のない時に、あらかじめ養生をよくすれば病気はおこらず、目に見えない大きい幸福になる。孫子がいうのに「よく兵を用うる者は赫々の功なし」と。その意味は、兵を用いることの上手な人は、そとに見える手柄がないということだ。なぜなら、いくさのおこらぬさきに戦わずして勝つからである。また「古の善く勝つ者は勝ち易きに勝つ者なり」ともいう。養生の道もこのようにしなければならない。心のなかで、ただ一すじに心がけて病気のまだおこらないさきに、勝ちやすい欲に勝てば病気はおこらない。よい大将が戦わないで勝ちやすいものに勝つようなものだ。これが、上策である。……〉

おわかりかな。

 


「はまぐり」のお吸い物

冷凍保存しておいた

千葉県産の「はまぐり」をお吸い物に。

「はまぐり」だけなのに

驚くほど美味。

簡単なのでオススメです。