2013年7月28 の記事一覧

4人の作法

『チルチンびと』別冊43号「東海で建てる本物の木の家  '13」

4人の建築家が、東海で建てた木の家についての想いを書いた言葉がある。(『チルチンびと』別冊43号 )

…… どこの国の家も最も手近にある自然素材で建ててきている。手に入れやすく値段も適当だから自然そうなる。家もまた、自然の産物なのである。(吉田桂ニ)

…… 設計の進め方はどこへ行ってもおなじだ。まず、土地を読む。次にその土地の気候風土を読む。そしてさいごに土地柄と建主の人を読む。いわば、それらを総合したものが設計要素という次第だ。 (大野正博)

…… 瓦の産地である三州が近いことから周辺には瓦葺きの家が多く、この家もその地域性に合わせ瓦で屋根を葺くことにした。   (横内敏人)

…… 年はじめの私の設計手帳には「家は、社会とのつながりのなかで考え、人とのつながりのなかでつくる、という思いをもち、人と街と自然となかよくする家をつくっていきたい」と書いている。   (田中敏溥)

 

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『チルチンびと』別冊43号「東海で建てる本物の木の家  ’13」は、7月29日 発売です。