能登に帰る
能登に帰って必ず行きたい場所は珠洲市にある「gallery 舟あそび」。
今回開催されていたのは、「全 日根 陶展」。
硯と水差しセットが欲しい。しかしながら、持ち合わせが足りずお香入れでがまん。がまんと言っても気にいってる。
特に、合わせたところに薄く朱色の線が見えて、それが乳白色の面に良い具合にあっているところ。といのも、わざわざなのか釉薬のまわりに朱色を引いている感じなのです。
せっかく、全日根さんご自身がいたのに聞き忘れてしまいましたが。
次回の企画展は「正倉院の夢展 ~つくり手との古の旅~」9月 2日(金)~ 9月11日(日)。
正倉院をテーマに4人の作家さんの作品が展示されるようです。郡司慶子さんのボタンが楽しみです。
全日根さんに触発され、家に帰り蔵探索。
古九谷茶碗を発見。あまり上手な作品とは言えませんが、手書きのなんとも言えない風合いがあります。
左の茶碗の裏には角福印があるところをみる江戸時代後期のもののよう。九谷というともっと派手な色合いをイメージしていましたが、こういう普段使いの藍九谷と呼ばれるものもあるみたいです。
印もなければ、蓋をあけた内側の絵なんかはなんとも適当なのですが、どちらかと言うと右側の茶碗の方が好き。
そんなことで、陶器を抱きかかえて帰ってきました。
そして、チルチンびと広場は来月、北陸[富山、石川、福井]にお店探しに行ってきます。