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お待たせ、ビュフェ

ベルナール・ビュフェ回顧展 - 私が生きた時代

ベルナール・ビュフェ回顧展 - 私が生きた時代

 

自粛していたら、どんどん会期ギリギリになってしまった。展覧会に行くのは、不要不急なのか。
『ベルナール・ビュフェ回顧展 - 私が生きた時代』(Bunkamura  ザ・ミュージアム、1月24日まで)に行く。
〈  ビュフェがデビューした時代、人々が心に大きな空洞を抱え未来を探しあぐねていた空気は、今の時代、私たちが感じているものにも通ずるのではないでしょうか。…… 〉と、会場のパンフレットにある。
〈私は大海原を航海する一隻の小舟のようなもの。…… 波にもまれながら進んでいるのです。〉というビュフェの言葉も紹介されている。

 


ラジオでも『金沢ばあばのまほう手帖』が、おたのしみいただけます!

金沢ばあばのまほう手帖

 

tableside story

 

ラジオ J-WAVE  の夕方、『GOOD  NEIGHBORS』というワイド番組がある。「ご近所さん」とでも訳す、気楽な番組である。そのなかにTABLESIDE  STORY  というコーナーがある。もうじき夕飯、美味しい料理によりそうショートストーリーを、クリス智子さんの朗読で、という趣向だ。

そこに、『金沢ばあばのまほう手帖』(マスダさん著、小社刊、発売中)が
1月18日~21日  16時10分~16時15分 
登場することになった。

ここまでお読みになって、えっと思われた方、そうなんです。昨年、『料理旅から、ただいま』(minokamo 著、小社刊、発売中)が、流れたその時刻に、ふたたび。
どうか、みなさん、ダイヤルを合わせてお聴きください。

 


コロナの現在

『透明な力たち』展

 

『透明な力たち』展(東京都現代美術館、2月14日まで)に行く
入り口付近で待ち構えたように、手の消毒をさせられ、体温を測ります、と言われる。オデコを出すと、そうではなく、手首で体温を測る方式であった。
さて、これは、〈現代の表現の一側面を切り取り、問いかけや議論の始まりを引き出すグループ展…… )  …ということである。

 

 

 


チコちやん、ありがとう!

新宿伊勢丹門松

 

昨年暮れのこと。NHK『チコちゃんに叱られる』のスタッフの方から電話がありましたよ、と言われた。 ???  なんでも、「広場」に載った新宿伊勢丹の門松の写真を、番組で使いたいそうです。 ???
正月に、新宿伊勢丹の門松を見に行くのが恒例となった。キッカケは、こうだ。この「広場」のコラムに「あの竹、この竹」という竹工家・初田 徹さんの連載がある。竹にまつわるさまざまな話題をチクコウカの目で描いて、愉しかった。連載の29回「冬の青、春の青」は、各地の門松を見て回つた話。そこで、ナンバーワンは、新宿伊勢丹の門松だったという結論。
それを読んで以来、正月になると、伊勢丹に出かけて、門松の写真を撮り、プログに載せている。チコちゃんから頼まれたのは、そういうイキサツの写真。今年も行きましたよ。今年は門松よりも、入り口はコロナ予防の仕掛けの目立ったのが残念だった。さて、その写真、どんなふうに登場するのかは???  おっと、放送日を書かないと、チコちゃんに叱られる。


………


放送予定
1月9日(土)08:15~

 

 

さて、その後日談。
初め知らされた放送日には、8 日夜もあったが、その日は、コロナの番組に変更され、9日朝。『チコちゃんに叱られる!』の「門松の竹に歴史秘話」のコーナー。なぜ、門松の竹は斜めにカットされているか? それは、徳川家康の八つ当たりにあり、という話。門松の竹はもともと、ずんどうであった。いまでも、銀行や百貨店では、ずんどうの門松が見受けられる。というところで、伊勢丹の門松の写真が、登場!  ほんの一瞬であったが、たしかに登場。
このブログのあの写真に、目をとめてくれたチコちゃん !ありがとう!

 


『金沢ばあばのまほう手帖』ベストセラー1位に!

金沢ばあばのまほう手帖

 

12月5日付の『朝日新聞』読書欄の「売れてる本」のコーナーに『ベニシアと正、人生の秋に』(小社刊)がとりあけられたことは、 このブログにも書いた。ベ二シアさんと夫・梶山正さんの京都大原の暮らしが、飾り気なく描かれていることが、好評の原因だろう。
それにつづき、また「売れてる本」つまり、ベストセラーの1位に『金沢ばあばのまほう手帖』が、顔を出した。ブック宮丸 めいてつ・エルザ店調べ、である。地元でしょう、などというなかれ。堂々、中野信子、高樹のぶ子、和久峻三、北方謙三、池井戸潤……という作家たちの作品を抑えての快挙である。
いっぺんに、春が来たような気がする。その春について、この本の中でマスダさんは、書いている。〈来るか来るかと待ち遠しい  大寒過ぎて、節分来れば、芽吹いて来るのはふきのとう。……〉

 

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金沢ばあばのまほう手帖』(マスダさん著)は、小社刊。好評発売中。

 

 

 


石岡瑛子さんの記憶

EIKO 石岡瑛子 展

EIKO 石岡瑛子 展

 

『EIKO  石岡瑛子』展(東京都現代美術館、来年2月14日まで)に行く。たくさんのポスター、映像、衣装……。


パンフレットに曰く 〈サバイブ(生き残る)」を口癖としながら、自らと外の世界との化学反応に賭けつつ彼女が生涯をかけて磨いていった「石岡瑛子の方法」の意義について、本展を通して広く問いかけるとができたら幸いです。〉


その上に置かれたタイトルは「血が、汗が、涙がデザインできるか」である。

 


コロナと口紅

『日本の美邸』 「Art & Culture」

 

『日本の美邸』の 「Art & Culture」欄に「現代デザインのパイオニア 松葉孝夫」という連載がある。1980 ~ 2000年代を切り拓いた、松葉孝夫の仕事を振り返るという趣向。松葉さんは、クルマ、化粧品など幅広い分野で仕事を手がけている。今号のページをひらいていて、先日聞いたニュースを突然、思い出した。
それは コロナという荒波にあらわれた今年。売れた商品、売れなかった商品はなにか、という小売店調査。もっとも落ち込んだのは、口紅で、前年同期56%減、頬紅34%減。化粧品でも、マスカラ、アイライン、アイシャドウは、落ち込みは小さいという。これすべてマスクのおかげ。売れたのはマスク、といえば、ナットクの話。そして、『日本の美邸』を飾っているのは、懐かしいように鮮やかに紅い、唇。コンセプトはインパクト「キッス・オブ・ファイアー」とある。

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『日本の美邸』7号は、特集「水と庭」。風土社刊。好評発売中です。

 


“心の書画家”伊藤一樹さんからのカレンダー・プレゼント

“心の書画家”伊藤一樹さん

 

「2021年  心の書画カレンダー」プレゼント !
 
かれこれ10年近く、ご縁をいただいている堀内さんという方がいます。そのご夫妻が所有している藏を改装して、三重県菰野町に「藏ギャラリー  糸」が誕生しました。そしてこれからは、このギャラリーで、作品の常設販売をすることになりました。トヤオ工務店の手により、古民家をリノベーション、ステンドグラス風の引戸や窓がステキです。先日『チルチンびと』の取材があり、来年の春号に掲載予定、ギャラリーの運営も来年からスタートです。楽しみが潜んでいる来春。
 
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その来春「2021年心の書画カレンダー」を先着5名の方に、プレゼント。
 
※ご希望の方は[お名前・郵便番号・ご住所・ご連絡先]を明記の上、株式会社 風土社 「E-Mail」chilchinbito@fudosha.com までお申し込みください。なくなり次第終了とさせていただきます。
 

 


美味は、美邸にあり ー フランス料理店「ぎんきょう」の場合

日本の美味を訪ねる 東京都「ぎんきょう」泉幸甫建築研究所

フランス料理店「ぎんきょう」


『日本の美邸』7号に、「日本の美味を訪ねる」というページがある。登場するのは、小田急線 東北沢駅から徒歩1分のフランス料理店「ぎんきょう」だ。設計を手がけたのは、建築家 泉 幸甫さん。「ブルガリアやルーマニアで見たロマネスク建築に独特のにおいのようなものを感じたのですが、その印象を参考にしています。各所にとりいれた木の温かみもポイントの一つです」(泉さんの話)。 さて、料理は? レストランからビストロへ。一流の味をカジュアルに親しめる、フランス料理を日常に、というのか根本精神であるという。お好みのものを1品ずつオーダーできるビストロ形式。さ、召し上がれ。

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『日本の美邸』7号は、特集「水と庭」。風土社刊。好評発売中。

 


北欧の旅へ行こう

 

街に似合う季節、というものがある、とすれば、吉祥寺のここは ちょうど今、冬だろう。
吉祥寺駅北口、東急百貨店の裏。「北欧通り」といわれるところ。北欧料理レストラン    ALLT  GOTT   をはじめ、雑貨、カフェなど北欧系の店が並ぶ。そのあたりを中心に、「北欧 WALK」のイベントが展開されるなか、コビス吉祥寺A館7階、PENNY  LANE  GALLERYでは、サクラチエ「北欧の旅のつづき」展(12月18日~24日)も、開催。安全で楽しい北欧の旅へ。