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手作りマヨネーズ
昔はマヨネーズを手作りするなんて聞くと、
ちょっと驚いてしまったけれど、
今はいろいろなレシピがあるので、
添加物なしのマヨネーズを簡単に作ることができる。
酸味を調整できるのもうれしい。
たくさんの有機野菜といっしょに、
いただきます。
チョコレートムース
この季節は、なんだかいろいろ作りたくなる。
お豆腐とキャロブパウダーとはちみつを撹拌して、冷蔵庫で冷やしたら、
チョコレートムースの出来上がり。
キャロブパウダーはイナゴ豆を粉末にしたもので
ノンカフェインで鉄分含有量が多い、ということで
最近はこれをココアの代用にしている。
初巻鰤
お土産にいただいた「巻鰤」はわら納豆のようにわらに包まれ、
さらに縄が巻き上げられている。
縄を解くと中から脂がのった鰤が登場。
かつての京の都や加賀藩にも献上したと言われる伝統の保存食だそう。
現在は衛生上、真空パックしたものが入っているが、
わらと縄で巻いた形式は、これからも継承してほしいと思いながら、
おいしくいただいた。
サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡へ
5月の土曜日、友人に誘われて初夏の陽気に品川にある原美術館を訪れた。「サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡」の初日だ。日本での個展は初めてで、今回81点の紙に描いた作品を観ることができた。
作品タイトルの半数以上が「無題」で、鉛筆、色鉛筆、ボールペン、アクリル絵の具、オイルスティックなどでチョークボードをひっかいたようなものや、コラージュ、暗号のような表記や数字の羅列などが独特のカリグラフィー作品、絵画作品だ。難しいことはぬきにして、緊張感と解放感をいったりきたりしながら、原美術館の空間も一緒にたのしんだ。原美術館を訪れるのは10年ぶり位なので、常設展がとても懐かしく感じた。1938年施工の原美術館は重厚で内装も、お庭もとてもすてきだ。
サイ トゥオンブリー(Cy Twombly、1928-2011)はアメリカ合衆国バージニア州出身の画家、彫刻家で、1979年にニューヨークのホイットニー美術館で回顧展が行われ世間に名前が知られるようになった。晩年には高松宮殿下記念世界文化賞、ヴェニス ビエンナーレ金獅子賞などを受賞。ルーブル美術館の天井画が2010年に公開された。
サイ トゥオンブリー:紙の作品、50年の軌跡@原美術館 8/30(日)まで
マロンシャンテリー@東京會館
東京會館 丸の内 本館が建て替えのため営業終了となり、
カフェテラスでの丁寧なデコレーションが美しい「マロンシャンテリー」が
しばらくおあずけになった。
クラッシックな内装のイメージをあまり崩さず、
どこか鈍い光のような雰囲気を残したリニューアルにしてほしいなと思う。