食べ物

シュトーレンの季節

シュトーレンの季節

 

小さいときから、 このシュトーレンという、菓子というか、パンというかが、好きだった。ふだんは見かけないのに、暮になると現れて、やがて消えていく。どういうものかと思っていた。
いま、辞書なんかをひいてみると、語源は坑道を意味して、そのカタチがトンネル状であるからだ、という。また、外側を覆う白い砂糖は、雪かと思ったら、産着を意味するともいわれている。
パンの店  DONQ のチラシに、「薄めに切ってクリスマスまで、少しずつお楽しみください」とある。そうなのか、そういうものなのか。
ま、とにかく、12月に入って、あちこちの店頭に顔をだしたから、待ってましたとばかりに買い、いま、在庫は4個。こうして、ツリーはなくとも、クリスマスの準備なれり、と思うのだ。

 


幸せの黄色いカレーパン

幸せの黄色いカレーパン

 

「幸福の黄色いカレー」という特集を、北九州市が舞台の雑誌『雲のうえ』27号で読んだ。そこに、「街のカレーパン巡り。」という記事がある。たとえば、「ベーカーバイツェン」の「本気のカレーパン」。同社・遠山政章さんの商品開発ぶり。

…… まずはあらゆるカレーパンを食べ歩くことから始めた。出張先でも研究は欠かすことなく、評判の店にも足を運ぶこと数え切れず。具は肉や野菜など素材感がある方がいい。子供たちにも美味しく食べてもらいたいから、スパイスは効かせても辛さは抑えたい。目指すはジューシーで深みのある味。ジャガイモを素揚げにして歯ごたえを出し、フルーツの甘みを加えてルーにコクを出す。パン生地はサクサクとしながらふんわりとさせたい。……

うーん。カレーパンが食べたくなってきた。買ってこよう。

 


餃子パーティー♪

「なにかやりたいね~」

amedioの太鼓の仲良しメンバーは

ときどき、急にこの話で盛り上がります。

 

前回は、鍋パーティー

その前は、京都旅行

どこかにいったり、何かを作ったり

ワイワイするのがだーいすき♪

 

「餃子なんてどう?」

この言葉に全員がうなづき、早速開催されました!

 

具は、定番のひき肉&ニラ餃子♪

もう1種類は、エビシソ餃子♪

むき海老と、大葉と、はんぺんを使ってみました!

はんぺんに味がついていて、

むき海老と大葉との相性も良く

箸が止まりません~\(^o^)/

餃子のレシピを見ることもなく、

おいしそうだな~と思うアイデアを

出し合って、作りました♪

餃子 

ちなみにamedioは小さいころから、

餃子を作るときにお手伝いをしていたので

包むのは、なかなかの腕前!!(`・∀・´)エッヘン!!

やり方を教えあったり、焼き加減を相談したりしながら

一緒に作って、みんなで食べるご飯は

また一段とおいしいです♪

ギョーザ6 

「なにかやりたいね~」

次にこの言葉を誰かがつぶやいたとき

今度は何を企画するのか・・・

今から楽しみなamedioでした\(^o^)/

 

 

 


ビーツとフムス

b

ボルシチで有名な野菜「ビーツ」を

スーパーで見付けたので

鮮やかな色を活かして

フムスに混ぜ込んだ。


武田百合子さんのカレー日和

カレー

 

カレーを食べたい気持になるとき。

○カラリと晴れた日。雨の日などはならない。
○体力のある日。(そうはいっても、こんにゃくを食べたくなるほどの体力まではない日)
○強気の日。
○反省していない日。
○気分のいい日。
○気分のふさぐ日にも。(ふさいでもお腹は空く。これを食べて元気を出しましょうと食べる。ふさいでいる日には、悪酔するからお酒類は飲まない。このての食べものは、カレーのほかにもう一つある。鰻重)

『日日雑記』(武田百合子・中公文庫)に、こういうカレーの話がでてくる。今日は、このほとんどが当てはまる気がして、昼にカレーを食べた。

 


神保町の秋

ランチョン

 

昼に、ランチョンに行って、ハンバーグを注文して『神保町が好きだ!』という雑誌を読んでいたら、ランチョンの話がでてきたので、そのグーゼンに驚いた。
「神保町を世界遺産に!」というタイトルで、鹿島 茂・森まゆみ対談が、載っている。
………
   ビアホールのランチョンの二階から見ると目の前に並んでいた丸窓の風景が楽しかったですよね。昼間に飲むビールがまた美味しい(笑)。あそこも古いですよね。
鹿島   明治四十二年からある。一九七二、三年にランチョンが火事になった時に、僕の友人がその前を通るとビールを持って逃げ出してきた吉田健一に遭遇したそうです(笑)。
   中央大学の先生でしょう。テストの採点をランチョンの人にやらせて自分はビールを飲んでいたとか(笑)。その話を書いて見せに行ったら、そこだけは書かないでくれと言われたことがありました。ランチョンから見える鞄屋さんも古いですよね。
………
間もなく、神田古本まつりと神田カレーグランプリが、開かれる。そうすると、いつもとは少し違った賑わいが通りにあふれ、あ、秋も暮れるなと思うのだ。

 


ノーベル賞・クリスティ・ピラフ

牛肉ときのこのピラフ

 

神田のカフェ「クリスティ」に行ってきました。というと、ああ、と思われる方も多いでしょう。

ノーヘル文学賞のカズオ・イシグロ作品をはじめ、物理学賞、経済学賞にちなんだ本も出版。ニュースでは、トリプル・クラウンなんて、いわれていた。
書店、取次からの注文電話殺到だったという、その早川書房のビルの1階に「クリスティ」はある。
ランチメニューから、牛肉ときのこのピラフ(アイスコーヒー付き 850円)を注文。素朴な味で、わるくない。食べているうちに、なんだか、いい風が吹いてくるような気がしてきた。

 


金糸瓜

そうめんカボチャ

能登の里山「うしやち農園」の

金糸瓜・別名そうめんカボチャをいただいた。

一見、瓜のような形状だが、

茹でたり蒸したりすると、

実が麺状にほぐれる不思議な野菜だ。

鮮やかな黄色が目にも新鮮で

シャキシャキとした食感が楽しい。

マスダさんのレシピを参考に

野菜のだし漬けで美味しくいただいた。


「えのき」で「なめたけ」

 

なめたけ

 

えのきと調味料をお鍋に入れて

しんなりするまで煮るだけ。

独特のぬめりが自然に出て

なめたけに変身。

 


サヨナラ、アンゼリカ

アンゼリカ

 

シモキタ名物パン屋に幕 ー 「アンゼリカ」半世紀  今月閉店 ー  池波正太郎さんも愛した味 ー  という見出しがあった。(『東京新聞』7月27日夕刊)

カレーパンやみそパンで人気の店が、7月31日、50年の歴史を閉じるという。店舗が老朽化し、店主の方も1人でやり繰りするのが限界だという。『池波正太郎の銀座日記』(新潮文庫)に、

×月×日
朝七時に起き、コーヒーとトーストで腹ごしらえをすませ、紋服を着る。下北沢のパン屋〔アンゼリカ〕の息・林大輔君の婚礼の仲人をつとめるため、芝のプリンスホテルへおもむく。……

とある、その店だ。シモキタの南口へ出て、歩いていくと 、暑いなか、お店の前から角を折れて、数えてみると27人が列をつくっている。28人目の客になった。