モローと宿命の女
『ギュスターヴ・モロー展』(パナソニック 汐留美術館、6月23日まで)に行く。
〈 サロメと宿命の女たち 〉 のサブタイトル。そして、「パリの宝石箱からこぼれ出た、幻想世
〈…… 神話や聖書に登場する、男性を死へと導くファム・ファタル(宿命
『ギュスターヴ・モロー展』(パナソニック 汐留美術館、6月23日まで)に行く。
〈 サロメと宿命の女たち 〉 のサブタイトル。そして、「パリの宝石箱からこぼれ出た、幻想世
〈…… 神話や聖書に登場する、男性を死へと導くファム・ファタル(宿命
『ゆかた 浴衣 YUKATA ー すずしさのデザイン、いまむかし』(泉屋博古館、7月7日まで)
〈 …… ゆかたは、江戸時代に入浴後のくつろぎ着として着られるようにな
ゆかた美人、江戸時代のゆかた、町方女性のゆかた、人間国宝のゆ
浴衣着て少女の乳房高からず 虚子
『時代 立木義浩写真展』(上野の森美術館、6月9日まで)に行く。
勝新太郎がいる。夏目雅子がいる。黒澤明がいる。大原麗子がいる
「人間は割り切れない。写真は、割り切れない人間を、四捨五入す
「写真のために存在しているものは、ない」
という、言葉が添えてある。
熱い時代。暑い日。館内のカフェで、アイスコーヒーを飲んで、帰
『竹久夢二という生き方 明治・大正・昭和を駆け抜けたロマンチスト』が、竹久夢二美術
展覧会のパンフレットに、「二つの肉体の一つが死んでも愛は残る
以前、画家であり友人である有島生馬が「何をみてもかいても所謂
『ニッポン制服百年史』展( 弥生美術館、6月30日まで)に行く。
「女子学生服が ポップカルチャーになった !」というサブタイトル。そして、こういう解説が……。
〈 今から一〇〇年前に欧米からもたらされた洋装女学制服。日本の学
江口寿史「Kawaii」の絵葉書を買い、隣の「港や」で、カレ
『美を紡ぐ 日本美術の名品』(東京国立博物館、6月2日まで)に行く。
「絶対に見逃せない !」というキャッチフレーズの作品展示マップを見ると、「浜松図
ショップで、榮太棲飴を買い、外の植え込みで記念撮影。ツツジも
「ブブノワさんの絵画展』( 早稲田大学 會津八一記念博物館、6月16日まで)に行く。休日のキャンパス
えっ ? ブブノワさん ? という方も多いだろう。展覧会の図録に、こうある。
〈 ワルワーラ・ブブノワさんは一九二ニ年六月に来日した。 …… 来日後間もなく二科展などに油彩や版画を出品し、構成主義の理論
1886年5月、サンクト・ペテルブルグの生まれ。ポスターの絵
日比谷線の六本木駅から、新美術館へ向かって歩いていたら、壁面
眺めているうち、作品の展示とは無関係に、山頭火の句が浮かんで
草のそよげば何となく人を待つ
『キスリング展 ー エコール・ド・パリの夢』(東京都庭園美術館、7月7日まで)に行く。
〈…… 丁寧な筆致による洗練されたレアリスムと、静謐なムードに満ち、
帰りに、クリアファイルと絵葉書を、おみやげに買う。5月の風が
『information or inspiration? 』展(サントリー美術館、6月2日まで)に行く。「右脳と左脳で
〈人は美しいものに出会った時、2種類の感動のしかたをします。
1粒で2度おいしい、というお話。
帰りにショップを覗くと、なぜか、金沢の郷土料理・治部煮がある