食べ物

古民家を味わう旅 奈良五條市「農悠舎王隠堂」へ

築400年の古民家を住み継ぐ 重要文化財 栗山家住宅

 

禁じられている 遠出も、会食もなんのその。チルチンびと別冊62『民家の再生と創造』⓶ さえあれば、自由に旅の空へ。
たとえば、「後醍醐天皇の隠れ里に佇む旬の野菜レストラン ー 農悠舎王隠堂」のページを開いてください。レストランを訪れる人たちにとって、築150年の旧家を改修した空間も大きな魅力だ。立派な門をくぐると美しい前庭が続き、土間玄関に迎えられる。広い敷地内には茶室や蔵もあり、歴史を物語る調度品を見学することもできる。
農悠舎王隠堂がある五條市賀名生は、奈良県の三大梅林の一つとして知られ、かつて後醍醐天皇が京都を脱して吉野へと向かう際に滞在した地でもある。さて、そのレストランで、ある日のランチは、朝掘りの筍、つくし、山菜など旬の野菜を中心に多数の皿がならび、2000円!いかがですか。

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このほか、
京町家の再生 ー もみじの小道
パッサージュとしての「もみじの小道」文・木下龍一
築100年の古民家を住み継ぐ 重要文化財 栗山家住宅
チルチンびと「古民家」の会 会員事例
古建具のいろは

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など、古民家愛いっぱいの、たまらない内容。

チルチンびと別冊62「民家の再生と創造』⓶は、風土社刊。6月3日発売。お楽しみに。


昨日の初氷〈神楽坂デイズ〉

氷

氷宇治金時

 

神楽坂を登りすぐの右手。紀の善に、氷の旗がひるがえっている。これは、これは。入って注文。氷宇治金時。初氷。写真のように重量感のある氷が運ばれて、まだちょっと早かったかなと思いながら、すくって食べる。お腹いっぱい。961円。
俳句歳時記に
初氷何して過ぎし昨日かな       中村汀女
というのがある。むろんこれは、ちょっと違うけれど、これが昨日の出来事であった。


アシタノカレッジ・シシャモパイ・ウレシカ

ウレシカ

シシャモパイ

 

夜「アシタノカレッジ」(TBSラジオ)を聞いていたら、「西荻窪を散歩していて、いい本屋さんに出会った」という話が聞こえた。話しているのは、司会のキニマンス塚本ニキさん。おや、どこかな。絵本と、ギャラリーと雑貨のある店で、そこでマンガの本を買った。帰りにおみやげをもらった、という。話の最後に、ウレシカとその店の名前を言った。
ウレシカなら、この“広場”のお馴染みだ。なんとなくうれしくなって、翌日、店に行った。聞きましたよ、昨日のラジオ。おみやげもくれるそうで。ああ、おみやげって、これですよ。北海道の友人が送ってくれたシシャモパイ。あのひと、また来てくれるといいな。

 


長崎フォーカスと長崎カステラ

長崎カステラ

 

この 「広場」におなじみの方なら、長崎市の「カメラのフォーカス」を覚えていらっしゃるだろう。
フィルムの影が薄くなり、町のカメラ屋さんもつぎつぎ姿を消していく。そんななか、カメラのフォーカスは、頑張った。撮影会を開き、作品を持ち寄る会を開き、年末には写真入りの年賀状づくりをすすめ……と、毎月企画を考えて、町の人に呼びかけていた。私たちも、精いっぱい声援を送った。 しかし時の流れ、お別れの時が来た。それから、一年半が経つ。
今日、突然カメラ店の元スタッフ前田さんからお便りをいただいた。そこには、当時のお礼の言葉と、いまも、撮影会、写真持ちより会を続けていると、近況が書かれていた。そして、現在は老カステラ店にお勤めとあり、カステラを送ってくださった。ありがとうございました。カステラは、甘く胸にしみた。

 


Go To パンケーキ

TAM  TAM

 

新総理大臣の好物は、パンケーキであるという。そういうことから、なにか庶民的で親しみやすいと思われ、支持率も高いのではないか、という人がいた。いやしかし、お好みのパンケーキは、ホテルニューオータニのもので、2800円するという。「パンケーキといえば、神保町の TAM  TAM でしょう、もう行ったかな」といった人がいる。でも、この夏も、開店前から日傘をさした人の行列ができていたから。それに、注文して運ばれてくるまでに、1時間かかりましたからね。忙しい総理には無理でしょう。でも、高さ5センチの石窯焼きは、Go  To  パンケーキ の価値ありますよ。並んで待って食べてこそ、庶民。


スティックカリフラワー・カリフローレ

花束のような野菜カリフローレ。

カリフラワーの茎の部分がすらりと長い。

小房に分けてさっと炒めた。

 


河内晩柑のマーマレード

 

別名「和製グレープフルーツ」とも言われる

「河内晩柑」の皮を洗って茹でこぼし

適当な大きさにカットして

黒糖とラム酒とジェニパーベリーを入れて煮詰めた。

部屋中が柑橘の香りでいっぱいになった。


さよなら「包子 餃子」スヰートポーヅ

スヰートポーヅ

スヰートポーヅ

 

えーっ  あーっ という声。前を歩いていたサラリーマンの二人連れの視線の先には   こんな 貼り紙。

閉店のお知らせ  長い間の御愛顧  誠にありがとうございました 
という店主の方のご挨拶。神保町  すずらん通りの「包子 餃子 スヰートポーヅ」である。サラリーマンは、あの熱くさっぱりしたギョーザの食感を頭と口の中に思い浮かべ、歩いてきたに違いない。店内、いつも、満員でご相席だった。手際よく座る場所をつくってくれたお店のひと。お疲れさまでした。あ、いつか食べようと思いながら、水餃子は、まだだった。

また一軒、ですか。……

 


菜の花

無農薬の菜の花。

さっと茹でて

ほろ苦さを味わう。


カレー・ライフ

サジロ クローブ

サジロ クローブ

サジロ クローブ

 

ウイルスに対して免疫力を強める食品というのが、テレビや雑誌で、語られている。ブロッコリー、ニンニク、イチゴ、キノコ、緑茶……というのが、その常連だ。おや、カレーはないのかなと思っていた。なんとなく、あの熱さ辛さが、力強いような気がしていたのである。
もう一つ、その証拠に、この騒動の中、あちこち閉店をしているのに、カレー屋さんは、いつものように平気な顔をしている。すくなくとも、カレーの街・西荻窪ではそうだ。そのうちの1軒、サジロ クローブへ入った。今日のランチは、バターチキンカレー。1100円。客は1人もいない。店のドアは開きぱなし。天井の扇風機は回り、換気よく、テイクアウトの看板もあり、それなりの設えだ。ゴロンと大きなチキンの入った辛い、熱いカレーを食べていると、なんだか免疫力がついてくるような気がした。
「オイシイ?」と店の人(ネパールのひと?)が二度聞きに来た。