イベント

ミツバチの日のお話会

 

3月8日(ミツバチの日)にAu Bon Miel さんで開催された、京都大学名誉教授で生態学研究者の清水勇先生によるミツバチのダンス言語についてのお話会に行ってきました。

 

「こんな用途に使いたい」という具体的なのから「なんとなく美味しいの」という漠然としたリクエストまで、ご店主の大久保さんは、いつも気分や季節や体調にぴたりとあった、とても美味しい蜂蜜をすすめてくださるので信頼度大。養蜂家でもあり、ミツバチにも大変詳しくて、いろいろと興味深い情報を教えてもらえる。初めてお店にうかがった日に「ミツバチを飼ってみませんか?」と言われたときはびっくりしたけれど、お店でアマチュア養蜂家の方々にも出会い、そんな方が増えつつあることも知り、飼うには至っていない私もだいぶミツバチとの距離が以前よりも近く感じられるようになった。そんな大久保さんも、最初からミツバチに詳しかったわけではなく、京都大学で働いていた時に清水先生に出会って、ミツバチの生態を愛情こめて情熱的に語られるのを聞いているうちに、どんどん知りたくなっていったのだそう。ミツバチのことを知りたいと思う気持ちはなぜか伝染するらしい。

 

ハチとヒトの関係はかなり古く、なんと紀元前6千年ごろのスペインの洞窟壁画に人間がミツバチの巣を取っているらしい図が残っている。紀元前1450年ごろには、ミツバチの巣を飼育、彩蜜している壁画がエジプトの王墓で見つかっている。清水先生の著書『日本養蜂史探訪』には、明治の初めにウィーン万国博覧会のために編纂された『教草』第24「蜂蜜一覧」にある江戸期の養蜂技術が紹介されている。このころから日本でも、今と同じく人々が蜂を研究し、知恵を駆使して貴重な蜂蜜を集めてきたことがわかる。そして、いまやアメリカでは農作物の送粉者の80%がミツバチであり、一年間の経済価値1600億ドルと言われるのだとか。

ミツバチは社会性昆虫と言われていて、郡単位で動く。この群がひとつの生命体になっていて、この中の一匹の女王蜂に産卵能力が集中する。女王蜂が産む卵は一日1000~2000個。群を維持するため雄雌の産み分けができるのだ。女王蜂以外の雌蜂はすべて産卵の機能を失って働き蜂になり、巣づくりや掃除や子育て、花粉と蜜集め、新しい蜜源探しや、女王交代期の新しい巣探し(分蜂)にと忙しく働いて、約1か月の一生を終える。ちなみに雄蜂は交尾のためだけに存在し、受精が終わると死んでしまうそうです・・・。この、新しい蜜源や巣となる場所をみつけた偵察役が、仲間たちにそのありかを知らせるために行うのが「ミツバチのダンス」。

動画を見ていると、巣の表面で数匹のミツバチが八の字にくるくると回転し、八の字が交差するところでお尻をフリフリッと動かすのがわかる。オーストリアの動物行動学者、カール・リッター・フォン・フリッシュという人が、このミツバチのダンスを観察し何度も何度も繰り返し蜜源との距離を測る実験を行って、どうやらこのダンスを行う角度が太陽の位置と関係し、また15秒間にどれだけ回転するかで、蜜源や巣の方向と距離を仲間に知らせているのではないか、ということを発見した。1973年にはノーベル生理学・医学賞も受賞している。さまざまな未解決の謎を残しつつ、この法則は現在でも通用している。「このダンスを、長いときはずーっと3時間もやっているのがいますけれど、よっぽど疲れるでしょうけど、まあ人間だって中には変わり者もいますからね」と先生のお茶目な見解も挟みながら、複雑なミツバチのダンスについてわかりやすく解説してくださった。

 

質問コーナーでは「分蜂するときの兆候はありますか?」という、さすが養蜂家さんならではの問いが出たり、それに対し、まさにそのことを研究中の学生さんから「音によって感知できるのではと言われています」と現在進行形の研究課題に話が及び一同「おおおー」と感動。その後もあちこちで蜂談義が止まりません。お話しながら、たっぷり蜜のつまった巣蜜をいただきました。濃厚なのにしつこくなくて、自然の豊かさを味わえる。唸ってしまう美味しさ!

こうやってバクバク食べていると、あれだけミツバチたちが苦労して作った巣、集めた蜜を横取りしているようで悪いけれど、やっぱり美味しい。栄養抜群、ときには薬にもなる蜂蜜。今後もずっとお世話になると思います。そうでなくても受粉を担うミツバチから受ける恩恵ははかりしれない。ミツバチたちが安心して蜜を集められる環境をつくれるのは人間しかいないということを、心に留めていたいと思う。

 


岡崎京子展へ

岡崎京子展

岡崎京子展「戦場のガールズ・ライフ」(世田谷文学館、3月31日まで)に行く。平日の午前中なのに、かなりの人。根強い人気がうかがわれる。たくさんの作品。ところどころに、独特のセリフ。出口に、「ありがとう、みんな。」というメッセージ。

帰り、いつものように、そばやへ寄り、喫茶店に入り、会場で買った、盛りだくさんの本『岡崎京子  戦場のガールズ・ライフ』(平凡社刊)を、うしろから読んでいく。そこに、「もし岡崎京子が事故に遭っていなかったら」という、弟さん(岡崎忠)の文章が、ある。〈岡崎京子の作品には携帯電話もインターネットも出てきません。〉と書き、コミュニケーションの仕方が変化したこの時代に、もし、現役で仕事をしていたら、どのような作品、どのような風を、もたらしていたかと、つづけている。事故からの、19 年という歳月を思う。戦場、というコトバの感覚もずいぶん変わった。

 


初スキー

今まで、スノボに何度か行ったのですが

どうにもこうにも…上達の兆しがなく

怖いし、痛いし、つらい…

もう、絶対雪山なんて嫌だ!!と 思っておりました…

…が…

旦那さんは、そんな私を見て

「スノボだからきっと苦手なんだよ~!

今年はさぁ、スキーやってみない?

無理だったらまた考えればいいし

やってみなきゃわからないじゃん!」と

すごいポジティブさで私をぐいぐいと引っ張り

福島のスキー場へ2泊3日行ってきました

 

当日は天気も良く気温も高く 良い天気でした♪

スキー場

スキー場

スキースクールに入り数時間

写真を見ると、初心者感丸出しですが

私…笑ってますね(笑)

初スキー

初スキー

実は、とても楽しかったです(笑)

全然速度は出ていないのですが

シューっと走れている感覚(自己満足☆)

スノボの時は怖くて転びまくったリフトも

スキーだと一度も失敗なく大丈夫でした♪

 

一緒に初心者スクールを受けていた方と

リフトに乗っている間、話をしていたところ

「この年になって初めてスキーをするとは…

でも、東日本大震災で、友達をたくさん亡くし

いつ死んでしまうか本当にわからないと思って…

《人生やれることはやっておこう》

《レッスンを受けて少しでも上達して

家族一緒にスキーを楽しみたい!》と思ったの」

と話してくれました

 

そうですよね…

こうやって毎日過ごしていること

毎日が来ることは本当に奇跡

 

ちゃんと日々過ごせることに感謝しながら

私もやれることは たくさん挑戦して

悔いのない毎日を過ごそうと

改めて思ったamedioでした!


「チルチンびと住宅建築賞」授賞式

「チルチンびと住宅建築賞」授賞式

3月12日。風土社で、第3回 2014年度「チルチンびと住宅建築賞」の授賞式が行われた。

まず、審査委員長・泉幸甫氏の挨拶から。……「設計の上手な工務店、そうでない工務店とありますが、全体的には上がってきていて、うまいところは、本当にうまいです。でも、なぜ、工務店の設計が、なかなか上達しないかと考えると、やっぱり個人の名前を出さないから、工務店の中に埋没しているんです。ぼくは、工務店に勤める設計者に光を当てたいと思うんですね。野球だってそうでしょう。新聞に誰がホームランを打ったとか、書いてあるからおもしろいので、巨人と阪神どっち勝った、というだけでは、おもしろくない。個人の名前が出てくると、そこに花が開くんですよ。建築だって、そういうことがあるから、個人の名前を大いに表に出してあげたい。工務店は、それを大事にする。そういう仕組みをぜひつくってもらいたいなと、ぼくは思っているのです……」

優秀賞 渡部要介さん(左)と審査員・藤井章さん

優秀賞 渡部要介さん(左)と審査員・藤井章さん

優秀賞 西浦敬雅さん(左)と審査員・大野正博さん

優秀賞 西浦敬雅さん(左)と審査員・大野正博さん


今回は、優秀作が、家工房/渡辺要介氏と建築工房en/西浦敬雅氏 の2作だった。なお、受賞作品、審査員の講評は、発売中の『チルチンびと』83号に掲載されています。ぜひ、ご覧ください。

 


「準と早織のディス古」に行ってきました

 

一昨年、Routes*Rootsでお会いした奥田早織さんは、古布を生かした作品づくりやアトリエづくりのお話をとても楽しそうにしていたのが頭に残っていて、またお話を聞いてみたいと思っていた。今回‘大森準平X奥田早織 「考える古 伝える古」展’に先駆け「準と早織のディス古」という、何やら変わった名前のトークイベントが開催されるというので行ってきた。会場となる恵文社コテージには本物の縄文土器(大森さん私物)と、超合金ロボットみたいなカラフルな大森さん作の火焔式土器が並び、ミラーボールがキラキラし、DJ大爆笑さんのかけるプリミティブな音のBGMが流れる、不思議なムードが漂う。

学生時代、縄文土器を研究するうちに、火焔式土器に興味が沸いたのを機に、どんどん作品作りが進化して現在のようなポップな火焔式土器を作るようになった大森さんと、古道具屋さんをしながら、古布を使った服やカバンの制作をしている奥田さんは、作風は全く違うけれど、学生時代からの長い付き合いで、よくお互いの作品と人柄を理解している雰囲気だった。


大森さんは、建築家であるお父様が作った、当時はかなりモダンで斬新なデザインだったという家にいまどき珍しい4世代同居スタイルで暮らしている。好奇心旺盛で少々エキセントリックな父を大らかに見守る元気のいい祖母が一家を明るく照らす存在であったという。とにかく家族みんながポジティブだったそうで、確かにそんな雰囲気が作品にも表れている。奥田さんは、祖母が和裁洋裁となんでもこなし、たいていのものは作ってくれる人で、それを見て育ったことがいまの作品づくりの根っこにあるという。家族や生活環境が、意識せずとも作風に影響を及ぼすことが、話を聞いているとよくわかる。

奥田さんは古いモノを心から愛しんでいる。理屈ではなく「なんか良い」んだそうだ。戦争をくぐりぬけて残った古いものは運が良いという話を聞いて、とても納得したとお話していた。けれど、彼女の創る服は、「古さ」を超えて進化している。シンプルで着心地が良く、心に余裕が出てくるような安心感と力強さがある。ものづくりを始めた当初、お金が本当にない時期に苦しみつつも、妥協なくいいものをつくることと豊かな生活をすることの両立を、知恵と行動力を駆使して実践してきた。その発想や技術を、誰でもできるよ、と惜しみなく周囲に分け与える感じも清々しい。

彼女は祖母から学んだ「なんでも自分でやってみる」という姿勢が今の仕事や生活に非常に役立っているので、ワークショップを通じてそのことを伝えていきたいという。逆にワークショップで子供たちから学ぶことも多い。大量の情報に浸されてすぐに器用で効率的なやり方を選びがちな大人たちが、決してやらないことを、子供たちは思いつきですぐにやる。頭で考えずにぱっと手を動かしてやりたいことをやるから、面白いものが生まれるという。古いものに新しい命をそそぎこんで洗練を感じる作品へと蘇らせる、ものすごいパワーの源は彼女の「暮らし力」にありそうだ。

全く異なる個性の二人を、「古」というキーワードで結んだRoutes*Rootsのご店主安井くまのさんのセンスと、ご主人で建築家の安井正さんが、ご自身の古材を取り入れた家づくりのお話を踏まえつつ二人の魅力を引き出す話術も素晴らしく、あっという間の二時間だった。

 

大森準平X奥田早織 「考える古 伝える古」展は、3月1日(日)までRoutes*Rootsで開催中です。

 

 

 

 


春の香りのする茶会

みたてさんで展示中の、全日根さんの器を使った茶会に伺いました。

 

全日根さんの作品は川口美術さんで拝見したのが始まりで、窯見学にもご一緒させていただいたり、その後も数回の回顧展に伺い、観るたびに新たな魅力を発見して惹きこまれていく作家さんです。今回のみたてさんでは花入れと人形を中心に、また全さんの未知なる魅力が引き出された素晴らしい展示をされています(~2月15日まで)。

会期中のイベントとして陶々舎の中山福太朗さんが選んだお抹茶椀で、川口美術の川口滋郎さんのお話を伺い、みたてさんが花入れにお花を活けるのを眺めるという趣向の一日限りのお茶会。全さんの器とお茶とお花を存分に楽しめて、ド素人の私でも冷や汗をかかずにすむような、気楽で遊び心たっぷりのお茶席をつくっていただきました。

 

待合では梅の枝にお湯を注いで、ふんわりと梅の爽やかな香りたつ白湯をいただきつつ春の山野草を眺めます。お茶席に入ると、まずお菓子が配られますが、その前に今回は、楊枝用になんと本物の黒文字の枝を自分で伐ります。枝を持って帰ってもいいということで少し大きめに。本日のお茶菓子はふきのとうの入ったお味噌を包んだもっちりとしたクレープのようで、フキの香りが漂う季節感あふれるもの。

お抹茶椀は、一人一人全然違うもので、骨董のようにも、モダンなものにも見え、どこかしら可愛らしくお茶目で、空にも海にも大陸の景色のようでもあり、アジアやアフリカの香りがしたり、描かれた生き物たちが踊り出しそうであったり。どれも亡くなられたとは未だ思えない躍動感が作品に宿っています。飯椀かお抹茶椀か、どちらだろう?と少し考えるような形のものもあり、その形式にこだわらない自由な解釈や豊かな表情に惹きつけられ、どれを持ってこようか迷った。とお話されていた福太朗さんも、普段の暮らしにもっとお茶を取り入れたいと、自由なお茶席を提案し続けている方。品が良いのに少しとぼけた味わいがあって、使うこちらを緊張させない全さんの器と、とても相性がいいのも納得です。

 

 

長年、全さんとお付き合いのある川口さんはもちろん、生前には面識のなかった福太朗さんとみたてさんからも、器を通して感じられる全さん像が様々に浮かび上がり、それを聞きながらいまだ星山窯にいらっしゃって作品が生まれ続けているような気がしました。誰かを偲ぶことにも様々な形があるけれど、こうしてその人を愛する人たちとともに魅力を語り継ぐことは、ほんとうに心慰められるものがありました。

ひと足早く、爽やかな春を感じるような朝の豊かな時間を、楽しませていただきました。

 


家具から生まれる、豊かな暮らし

 

第13回の彩工房 暮らしと住まいのセミナー「山の家具工房」田路宏一さんを迎えて、家具作りや家具の選び方、お手入れ方法、家具との暮らしなど、多方面からの家具のお話をうかがった。

田路さんは京都市旧京北町というところで無垢の木を使って家具や木の道具を作られている。庭には大きな栗の木があり、大きなヤギが3匹いて、工場跡地のような広い建物の中に工房と自宅があり、自宅内装はご自身の手による木のぬくもりが感じられるとてもすてきなお住まい。仕事の合間を縫って少しずつ変化しながら完成中だ。工房には木をストックしたり加工するための場所と道具が揃っていて、たいていのことはお願いすればできるような理想的な環境で制作をされている。(詳しくは田路さんのブログから)

そんな田路さんがつくる家具は、洗練されたフォルムを持ちながら、触ってみると柔らかく、素朴さ、強さ、温かさが感じられて、どれも使ってみたくなる。椅子の心地のよさと扱いやすい軽さ、テーブルの角の部分、足の部分のカーブや天板の裏に設置された反り止めなど匠の技が目立たぬようさりげなく生かされていて、見えないところまで美しく機能的。眺めているだけで家具が本来持つ意味を教えてくれるような作りになっている。木は生き物なので、必ずしも人間の思い通りにはならない、そのことを十分理解し木の命に尊敬を払った家具作りは、手間や時間がうんとかかるけれど、その木が本来持つ強さ、しなやかさや色合い、木目の美しさ、など性質が生かされ長持ちする。

それは木の家づくりとまったく同じ、と彩工房の森本さんも頷く。速さや安さを求める世の中の流れは止められないとしても、置いてきてしまったものは大きい。無垢の木の家や家具は使うほどに味わいと美しさが出て、壊れても直して使えるし、暮らし方の変化に合わせてリメイクやリフォームがしやすい。大切に育てていくという楽しみ方がある。まずはお気に入りの家具をひとつ探して使ってみることから、無垢の木のある生活をはじめてみるのがいいかもしれない。お二人からはそんな共通の課題や提案が出ていた。それもハードルが高そうだったら、器など生活雑貨から取り入れて、お手入れの仕方や木の特性を知るのも楽しいと思う。

修行時代にシェーカー家具の師匠のところで教わった、美しいチェストをひとつ持ち、その中に納まるものだけで生活していく、という話は田路さんにとても影響を与えたという。家具作りだけでなく、そこから生まれるシンプルな暮らし方を教わったことは、いまの田路さんご一家の暮らし方とご自身の家具作りに繋がっているそうだ。それでも、独立したてのころは、自分の好きなものを作っていていいのか、お客さんの希望はなんでも叶えてあげるべきなのじゃないかと迷うこともあった。いまは自分の作りたいものがわかってきた。信念を持って好きなものを作っているとそれが形に表れ、しっかり言葉にできるようになるし、相手にも伝わる。大切な家具ひとつ持って、そこから始まる暮らしがあってもいい。というお話が心に残った。

 


遅ればせながら・・・あけましておめでとうございます♪

いやいや、年末に体調を崩しまして

後厄の恐ろしさを知ったamedioです

やっとこさ、2015年久々に厄年から

抜けたので、さらにパワーアップして

充実させた日々を送ることを

宣言します!!

 

今年最初のブログということで

昨年(2014年)の話になりますが、

人生初の伊勢神宮旅行で

夫婦岩から見た日の出を

みなさまにもお届けします♪

友達に伊勢へ行くと伝えたところ

「伊勢のどの辺に泊まるの?」と

聞かれたので

「バス!!」

と答えたら

「・・・・え???」と聞き返されましたが(笑)

夜行バス(車中泊)のバスでの弾丸ツアーで

伊勢神宮ツアーをしてきました!!

 

日の出♪

じゃじゃーん♪

 

夫婦岩には朝5時に到着。

天気がイマイチという予報で

バスの窓にも雨がチラホラついていたのですが

到着をしたら雲がスッとなくなり

すごく綺麗なご来光を

見ることが出来ました!!

 

ツアー内容は

夫婦岩・二見興玉神社

月讀宮

伊勢神宮・外宮 [豊受大神宮]

猿田彦神社

伊勢神宮・内宮 [皇大神宮]

と、ぐるり一周のツアーでした。

式年遷宮の翌年はおかげ年と呼ばれ

一番ご利益がある年ともいわれているそうです

外宮・内宮ともしっかりと参拝しましたが、

特に猿田彦神社の向かいにある佐瑠女神社が

芸能の神として信仰されているということで

「これからも、和太鼓を頑張れますように」と

お祈りしてきましたよ(*^_^*)

 

皆さんは、どんなお願いをしましたか?

2015年も、皆様にとって

すてきな一年になりますように!と

心から願っているamedioでした(^^♪


89歳の青春

平良敬一氏(写真右)が、建築家・大野正博さん

『チルチンびと「地域主義工務店」の会』全国定例会が、14日 、ひらかれた。いろいろな企画の中で、トリはやっぱり、この方。平良敬一氏(写真右)が、建築家・大野正博さん相手にトーク。

……  僕が自信があるのは、僕の感覚とか情熱とか情緒とか、コトバというより、見て感じるというところ。長い間、いろんな建築家とおつきあいして、そのなかでも、影響を受けた人、親しくつきあうことができた人は多いんですけど、みんなそれぞれ違う。その違いがあることをわかる人間には、少しは、なっているんですよ。
……  最初は、誰かの模倣で始まるんです。ぼくから見ると、ね。だけどいつの間にか、模倣を脱して、自分の地でつくるようになる。素材の選び方から、その素材をどう生かしてどういう空間に持っていくか、ということが、だんだんわかるようになる。そういうプロセスを建築家たちは、みんな身につける。
……  みなさんも、いい設計例をたくさん見ることだと思うんですね。たくさんいいものを見ていく間に、それをマネする感覚が出るんです。イメージをカタチにしていく、そういう感覚が生まれてくるわけだから、だんだんそれが自分の考えで、自分の感覚で、自分の情熱で、感情で、モノをつくることになったときに、そこで設計者は、一つ進歩するんです。ちょっと高いレベルになるんですね。

まだほかにも、建築の直線、曲線の話。建物のシワの話。そして、僕は、建築史の勉強が、ちょっとたりなかった、いま、いろんなものを、読み始めています、まだまだ勉強、という話。3月に、89 歳になるとうかがった。

 


師走の手創り市

雑司ヶ谷手創り市

今年最後の手創り市へ行った。薄曇り。さむい。それでも、午後になれば、人出もあるだろう。今日の目的は、道草庵、山本さんのところで、縁起物のカメを買うことだ。今年のカメは、稲の種類とデキの具合で、グリーンっぽい。昨年、このカメと輪飾りを “ 広場 ” のプレゼントにしたのだった。もう、一年たつんだと思った。カメは、人気があり、よく売れる。なかには、2200円のカメを、200円まかりませんか、と聞く人がいた。

……   どこの国でも、どんな祭りでも、にぎやかなところは、なぜか侘しさがつきまとう。提灯もって、橋を渡ってゆくおんなの子。そっちへ行っても、月見草はまだ咲いていないよ、いまはまだ冬だから。…… と、書いたのは、寺山修司だった。