その他

ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏

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「孤高の芸術家」とも呼ばれている、静物画が有名な画家、モランディ。

彼は、ほとんど故郷イタリアのボローニャから出なかったという。

公式インタビューを受けたのは2回のみで、

「ほっておいてくれ」と言いながら制作に没頭したそうだ。

 

画面の中のコントロールされた空間。

静物を正確に同じ位置に配置し、同じ光があたるよう、

テーブルにマーキングしていた。

 

モランディは黒しか着なかった。

ネクタイも黒か、ネクタイなしの開襟シャツだった。

というのも印象的だった。

 

・2015年12月8日~2016年2月14日@兵庫県立美術館

・2016年2月20日~4月10日@東京ステーションギャラリー

・2016年4月16日~6月5日@岩手県立美術館


えんどう豆の新芽

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貝割れ大根をはじめ、

ブロッコリースプラウト、そばスプラウト、マスタードスプラウト、空芯菜スプラウト

など、

近所のスーパーにも、陳列されるスプラウトの種類が増えた。

 

スプラウトとは発芽した新芽野菜のことで、栄養価が高いそうだ。

 手軽に利用出来るので、とても便利だ。

 

今日は、えんどう豆の新芽、『豆苗』にさっと火を通していただきます。


自家製 バニラ・エクストラクト

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奮発して、マダガスカル産のバニラビーンズ2本を、ウォッカの瓶に入れる。

自然な香りの自家製 バニラ・エクストラクトになるまで数か月。

熟成し、変化する様子を観るのも楽しい。

 

 


干し柿、クリームチーズとともに

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ドライフルーツめぐりも追加され、引き続き、乾物めぐり。

干し柿もドライフルーツの一種だな、と思いつつ、

美味しいと噂に聞いたので、クリームチーズといただく。

白ワインといただく。

 


みかんを焼いてみる

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風邪のひき始めのようだったので

いろいろ調べていたら、みかんを焼いて食すとよいそうで、

早速試してみた。

みかんを焼くの??と半信半疑だったが、

風邪をひかず、体調が戻った。

焼いたみかんは、黒糖のような濃厚な味だった。


焼カレー

昨日のカレーが「焼カレー」に変身。

鉄のフライパンで焼きつけるだけなのに

ご馳走になるし、寒い日にぴったりだ。

温泉卵にするはずが、ゆで卵になってしまったけれど、

そんな事は許せてしまう。

 


少しずつ春

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節分、立春を過ぎ、

2月だというのに春らしい日があったと思えば、

昨夜は雪が舞って急に寒さが戻ったり。

そして今日、事務所近辺は

昨日の寒さが嘘のように晴れている。

 


85歳女性建築士 奥村まことさんの遺した言葉

奥村まことさん
 
 
リチ・キタイという詩を70年前に読んだ。すごい!  詩人になりたいと思った。その後、材質と寸法と色の世界に入ったので言葉と決別した。感性は言葉では表せないと思ったからだ。病を得て、感性の世界から言葉の世界にちょいと飛び移ってみた。1回で終わるか、2回で終わるかわかりませんがよろしく。チャペックのようなコラムニストになりたい。なんちゃッて。
85歳女性建築士 奥村まこと
 
“ 広場 ”の連載コラム「奥村まことの方丈記」の始めに 、こんな言葉が寄せられた。なにかを、予感されていたかのように、連載の2回目がアップされた翌日、残念ながら、まことさんの訃報に接することになった。お付き合いいただき、ありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
 
※「奥村まことの方丈記」の連載は、こちらから、ご覧いただけます。
※写真・輿水 進
  

私のセツ物語

セツモードセミナー

この「広場」のコラム欄で、「私のセツ物語」が始まった。セツ・モードセミナーという、ユニークでフシギな学び舎を描くことで、教育とは何、学ぶとは何、ということが浮かび上がってくるだろう。コラムの反響は、読んでいるうちに涙が出ましたなどと、懐かしさにあふれているものが、多い。自分は、その学校に行っていたわけではないけれど、風景の描き方など教わるところが、いいですね、という感想もある。

なにを隠そう、「広場」のスタッフのMも、通っていたひとりである。当時の仕事先から、夜、セツに向かうときの楽しさについて、話していたことがある。授業が終わると、みんなお金がないから、四谷から新宿まで歩いて帰ったと、話していたことがある。それは、ステキな貧乏だった。貧乏はステキだった。みんな、夢みる生徒だった。いまも、イラストの仕事を続けるひと、ふるさとに帰ったひと…… みんなに、若者たちの昔を、描いていただくつもりである。

※「私のセツ物語」は、コチラからご覧いただけます。

 


門松大賞

門松大賞

一口に門松と言っても、姿形には多様なバリエーションがあるもので、三年前の正月に都内各地の門松を見て回わった際には、竹の種類や門松としての仕上げもそれぞれに違うことに驚きました。……  この “広場 ” 連載 「この竹あの竹(初田徹)」に、一昨年、こういう文章が載った。そして、個人的にナンバーワンとして 、新宿伊勢丹の門松をあげていた。門松大賞か、と思った。

それを読んで、新年早々、伊勢丹へ行ったのは昨年のことである。今年も行くのでしょう ?  と聞かれた。モチロン。

1月3日。晴れ。暖かい。新宿伊勢丹へ。飾り気の少ない、スッキリした立ち姿の門松を、みなさまも、ごらんいただきたく。