2016年4月 の記事一覧

森のお手入れ-林業体験-2016

第22回彩工房 暮らしと住まいのセミナー 森のお手入れ -林業体験-」に行ってきました。雨で肌寒かった昨年とはうって変わって暑いぐらいの晴天の中、参加者の皆さんに一年でだいぶ背が伸びた杉の枝打ちをしていただく。昨年やり残した奥の方まで進み、山主の山本さんや京都大学山仕事サークルの杉良太郎(すぎよしたろう)の方々にご指導いただきながら、二度目の方もおられたせいか、皆さん手際よく枝打ち作業をされていた。

林業体験

お昼は恒例の山菜天ぷらと釜焚きご飯、ダッチオーブン料理、ヨモギ、タケノコ、三つ葉に椎茸、うどに自然薯、採れたばかりのワラビやタラの芽・・・ノンストップでガンガン揚げっぱなし。しまいにはお好みの摘み立て山菜、なんでも揚げますよー!寄ってらっしゃいみてらっしゃい、と天ぷらスタンドに。みなさん山仕事の後でお腹が空いたのか、ぺろりと平らげてもらえた。

ダッチオーブン料理

天ぷら

お昼は恒例の山菜天ぷらと釜焚きご飯

丸太と板で作ったテーブルとベンチでめいめいご飯をたべたり、山菜を摘んだり、たき火でマシュマロを焼いたり、珈琲を飲んだり。新緑の山を眺めながら気持ちいい時間を過ごした。

新緑の山を眺めながら

新緑の山を眺めながら

 

お昼の後は、のこぎり体験。まずは山本さんに北山杉を一本切ってもらい、参加者の皆さんに皮を剥いてもらう。

のこぎり体験

のこぎり体験

これが驚くほど簡単に手でメリメリと剥けて、中からつるんとした綺麗な丸太が出てくる。成長過程にある杉なので、水にずっと漬けていたかのようにたっぷりと水分を含み、生々しくてちょっと触るのが怖いぐらいだった。乾けばそのまま床柱になるような、滑らかで美しい色合いの木肌。枝打ちしたばかりのところは跡が残っているが、数年経つとかさぶたがかぶってへそのようになり、最後にはほかの木肌部分と見分けがつかなくなるそう。生きているんだな、と思う。

のこぎり体験

のこぎり体験

子供たちにのこぎりで切ってもらった。「腰を入れて―!踏ん張って!」「のこぎりは両手で持って、向こうに送るときは軽やかに手前に引く時に力を入れるんやで」「あきらめるなーがんばれ!」とアドバイスや応援を受けながら、一心不乱に集中する子、時々あきらめそうになる子、いろんな表情を見せながら頑張って最後まで切り落とした後はとても満足げな表情。すごい達成感だったんだろうなと伝わった。貴重な山の体験を、ずっと覚えていてもらえたらいいなと思う。子供たちや学生さんがたくさん参加してくれると、森の未来に希望の光が見えるようで、気持ちが明るくなる。

のこぎり体験

のこぎり体験

 

来年は、またどのくらい杉が成長しているのだろう。山菜天ぷらと共に楽しみな恒例行事です。

 


かぶの温かいスープ

P

かぶの葉も一緒に

やわらかく煮て、撹拌したら、

かぶの葉色したグリーンのスープになった。


皇居一般公開2016

今年の春は皇居乾通り一般公開にいってきました。

普段は、出入りすることができない、皇居の中の乾通り!

春には、短い期間ですが一般公開され、お散歩することができます♪

入り口は坂下門という門から入り、一方通行で乾門から出ます。

坂下門までは、東京駅から約20分。

もちろん入る前には、ボディーチェックと持ち物チェックを受けますが
スムーズに坂下門まで入れました。

坂下門

ここが坂下門の入り口です♪

入ってすぐ左には宮内庁の建物

入ってすぐ左には宮内庁庁舎

お正月の一般参賀で、天皇陛下がお出ましになられる、宮殿です

門長屋と桜♪

門長屋と桜♪

 
立派な桜

立派な桜

乾通りの桜

乾通りの桜

お濠と桜

お濠と桜

 

天気は、曇りだったので写真だと桜の色がイマイチだったのですが

なかなか普段見られない景色を見ることができ

のんびりと散歩もできてよかったです♪

 

すぐ近くに千鳥ヶ淵もあるので、

帰りは足を延ばして千鳥ヶ淵も行ってきました♪

千鳥ヶ淵

千鳥ヶ淵の景観は圧巻ですね~!

 

桜の時期は本当に短く、東京の桜は

もう半分以上散ってしまいました(´;ω;`)

 

来年の桜に会えるのが

今から楽しみなamedioでした♪


熊本大震災、そして

『地震雑感 / 津波と人間』中公文庫

 

「私の実家は、益城町まで5キロほど。初めの地震では、食器や本が崩れた程度でしたが、16日未明の地震で家族は駐車場に避難。最終的には、近くの保育園で過ごしたようです。いまも、そこには70人ほどが、避難している模様。連絡したり、ニュースを見たりしていたら寝付かれませんでした。阿蘇大橋のなくなったのが衝撃的。いつも、ふるさと熊本に帰ってきたなあと思うのは、樹々の緑の深さでしたが、それも、どうなりましたか」と、熊本出身『チルチンびと』編集部 Y の話。


……
その日、本を読んだ。
地震の研究に関係している人間の眼から見ると、日本の国土全体が一つの吊橋の上にかかっているようなもので、しかも、その吊橋の鋼索が明日にも断れるかもしれないというかなりな可能性を前に控えているような気がしない訳には行かない。…… と、寺田寅彦は、書いている。(『地震雑感 / 津波と人間』中公文庫)
……


緊急 ! 熊本震災支援要請 ― 会員各位  熊本震災支援をお願いします。現地では特に水が不足 ―  『「チルチンびと地域主義工務店」の会』は動いた。メールのやりとりは、つづく。
―  熊本県・金子典生工房さんより。古い住宅倒壊多い。インフラ復旧のメド立っていない。コンビニ物流再開している。水は欲しい、とのことでした。 ― 

 


ある春の夜

松本直子さん

 

4月13日。『「チルチンびと」地域主義工務店の会』の新年度総会が、ひらかれた。この日、セミナーの講師は、小林澄夫、東賢一、萬羽郁子、松本直子のみなさん。たとえば、松本さんのこんな話が、聞こえてきたり……。(写真)
「最近は、建主さんもプランを読みとる力のついている方が、多いなあと思います。建主さんとしては、気持ちよく暮らせるのは、当たり前。その上で、楽しい豊かな暮らしができるか、という仕掛けを、どう仕込めるか。それは、建主さんが答えをもっているのではなく、われわれが、建主さんのライフスタイルを聞いたり、敷地を見たりしていく中で、ポット出てきたようなことを、それも見て見てという、いかにもでなく、どうさりげなく仕込むか、どう取り込んでいけるか、試されているのではないかと思うことが多いですね。……」
 終って、いつものように懇親会が、賑やかに続いた。

春の夜たちまちふけてしまひけり    久保田万太郎

 


リリヤンは、お好き?

「ルーペのお針子展」

 

女性の方なら、年齢を問わず、リリヤンを楽しんだことが、おありでしょう。いま、アンティークショップ Loupe で開かれている「ルーペのお針子展」(4月13日〜4月24日)に、リリヤンを編む道具が展示販売されている。Loupe の出下厚子さんの話。


「今回は、1960年当時の東ドイツのものが、メインです。つくる職人さんによって、編む道具の顔のカンジもいろいろ。パッと見、こけしみたいですよね。私も久しぶりに手にしてみました。昔は、紐を編んだだけでしたが、トシを取った分、素材を変えてみたりして、いろいろ工夫を楽しんでいます。こういう単純作業 ー  何も考えずにひたすら手を動かす、ということがなくなってきた現在、この単純さが懐かしいし、また、ここから、何かを創造できればと思いますね」


……


会場の Loupe  の場所、またお店にまつわるよもやま話は、ココからごらんいただけます。

 


本屋さんの閉店

 ブックセラーズ西荻店

えっ。
店の入口に、小さな貼り紙があった。

平素よりご利用頂き誠にありがとうございます。
勝手ながら平成28年4月3日(日)をもちまして当店は閉店させていただきます。お客さまには長らくお引き立ていただき心から感謝申し上げますとともに、閉店に伴いなにかとご迷惑・ご不便おかけ致しますことを謹んでお詫び申し上げます。永年のご愛顧ありがとうございました。
     ブックセラーズ西荻店店長

つぎつぎに、書店が姿を消していくことは、知っている。1999年に22296  あった店が、2015年には 13488 になったことも、知っている。でも、この西荻窪で …… だって、昨年暮れに 一軒  北口の颯爽堂が、閉店したばかりだ。駅周辺に残るは、今野書店のみ。(がんばってください) 店内を覗くと、本の入ってない書棚が、所在なげに立っている。店に入って、左手が雑誌、右奥にコドモの本。正面が文庫だったかな。以前よくここにうかがい、ポスターを貼ってもらったりしたことも思い出す。……  お疲れさまでした。ありがとうございました。

 


ジョルジョ・モランディ―終わりなき変奏

 JM

「孤高の芸術家」とも呼ばれている、静物画が有名な画家、モランディ。

彼は、ほとんど故郷イタリアのボローニャから出なかったという。

公式インタビューを受けたのは2回のみで、

「ほっておいてくれ」と言いながら制作に没頭したそうだ。

 

画面の中のコントロールされた空間。

静物を正確に同じ位置に配置し、同じ光があたるよう、

テーブルにマーキングしていた。

 

モランディは黒しか着なかった。

ネクタイも黒か、ネクタイなしの開襟シャツだった。

というのも印象的だった。

 

・2015年12月8日~2016年2月14日@兵庫県立美術館

・2016年2月20日~4月10日@東京ステーションギャラリー

・2016年4月16日~6月5日@岩手県立美術館


あんぱんの日

あんぱん

 

4月4日が、「あんぱんの日」なんて、ご存じでしたか。NHKのニュースでも、取り上げていた。あんぱんは、1872年に、木村安兵衛さんがつくり、大好評。ついには、明治天皇に献上。その献上の日が、4月4日だった、というのである。『パンの百科』(締木信太郎著・中公文庫)には、こう書かれていた。

〈当時は「茶の子」といって大福餅や粟餅、酒まんじゅうなどが軽い食事として好まれていた。いずれも中に餡を包んだものである。安兵衛はこうした餅かわと饅頭のかわとをパンのかわにかえてアンパンをつくることを考えた。〉
〈笑凹(えくぼ)をあらわすためにまんなかを小さくくぼませて焼いたのを人々はへそのくぼみに似ているとばかり、「へそパン」の愛称をさえ与えた。のちにはそこに八重桜の花の塩漬を加えて食味を一新した。〉

店であんぱんを買い、今日はよく売れたでしょう、と言うと店員は、笑っていた。あ、いつもですよね、と慌てて、付け加えたのである。

 


夜桜見物☆

日本人はどうしてこんなに桜が咲くと心が躍るのか。。。
私も、そのうちの一人。
 
桜を見ると気持ちが、何とも言えない
ワクワク感でいっぱいになります。
 
今年は週末の天気がいまいちで
満開のころには、昼間、仕事であまり外に出られず…。
仕事帰りに、夜桜見物をしてきました♪
 
場所は、中目黒の目黒川沿い
着いたらすっかりと日も暮れていましたが
すごい人の数!!
でも、なんとなく道幅が広くなったのか
歩きやすかったです♪
屋台もちょこちょこ出ていて
中には「桜もち」の屋台もありました♪
(桜の下で桜もちもいいですね☆)
 
目黒川の桜の中には、目線の高さに枝があるものも多く
桜の花をすぐ近くで見ることができます。
 
夜桜♪
 
桜の見物にきた日本人も外国の方も
みんなニコニコとしていて
自然が人に与える癒しとパワーって
すごいなぁと感じました♪
桜が咲くと、花散らしの風が吹くと
言いますが…
毎年、なるべく長い時間
見ていたいなぁと思う
amedioでした♪
(*^_^*)