
今日は、耳よりなお話です。
神田・神保町の交差点。四つ角のそれぞれは、セレクトイン キムラヤ。紳士服の SUIТ SELECТ 、廣文堂書店。そして、残る一角に、タバコ、新聞などを扱う店がある。ここの「宝くじ売り場」が、「超ラッキー」 だと、聞いた。
行ってみた。「よく当たるお店なんだそうで」 「エエ。宝くじを売り始めて6年なんですが、その間に、これだけ出ました」と、指さすほうを眺めると、
年末ジャンボ宝くじ 1億円出ました !
2年連続 当店から 年末ジャンボ 1億円!
2等 1000万円 出ました !
などなど。まだまだ、たくさんの当選実績の貼り紙。
以前、宝くじの大元締めの銀行の担当者を、取材したことがある。「大当たりしたのは、どんなひとたちですか ? 」「タネから芽が出た夢をみて、買いに来た、という方。自宅の庭で、ヘビをみて、買いに来た、という方。交差点で信号が赤に変わり、やれやれと立ち止まって横をみたら、売り場があり、そこで買って当たったという方—-」
信号よ、変われ。
2011/11/25 morimori, その他
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チルチンびと広場に素敵なイラストを描いてくださっている
西 淑さんの個展にいってきました。
西さんの絵は、見ているとなんだか透き通るような
静かな気持ちになって、わさわさした日常から
遠いところに連れて行ってくれる。
今回の個展の舞台、昔氷屋さんだったという根津の
「やぶさいそうすけ」さんの木と土間の空間が
またいっそう西さんの作品を引き立てているのでした。
ギャラリー店主の吉川知江さんは、「limonata」という
ブランド名の帽子作家でもありテキスタイルデザインも
してしまう多彩な方。「limonata」の帽子をかぶってみると、
軽くて暖かくてフィット感があって、かぶり方によって
いろいろなニュアンスが生まれ、自分がちょっとだけ別人に
なったように錯覚してしまう。いい帽子の持つ魔法がちゃんとある。
静かだけれど、きらりと光りを放つ絵を描く西さんとは
きっと出会うべくして出会った相性の二人。お二方とも、
ほんわりはんなりと、オリジナル街道を突き進んでます。
「よるよ」には、「夜よ」「縁るよ」「寄るよ」・・・
いろんな意味が込められている気がします。
西さんは明日で京都に帰られてしまうそうですが、
個展は11月28日(月)までやっています。
ぶらぶら根津散歩をしながら、がらっと扉をあけて
いろんな「よるよ」を発見してみてください。
12月15日から行われる年末恒例の「やぶさい屋」では
「limonata」も出展されるそう。
どんな帽子たちに出会えるのか、たのしみです。
2011/11/24 takeko, イベント, ギャラリー
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前回はいすみ鉄道についてのお話でしたが、
この電車と乗り換えられるのが
小湊鐡道☆

これまた、ディーゼルで味のある
ローカル線
まず、切符がレトロ☆
穴をポチッとあけてもらいます~

東京ではすっかりと
見かけなくなってしまったけれど
小さい頃は
この切符に穴をあける駅員さんに
ずいぶん憧れたものです☆
おもちゃの切符セットを買って
パンチで穴をあけて
電車ごっこもよくやったなぁ~(>▽<)
…おっと、話がまたそれそうになりましたが、
なにしろ、とても懐かしくてなんだかキュンとくる
良い電車なのです☆
電車は五井~上総中野までの区間を走っていて
上総中野でいすみ鉄道へ乗換が出来ます
ちなみに、ネットで調べてみたら、
小湊鐡道の1日平均乗車人員
…23人(2009年度)…だそうです。
HPを見ると、結構いろいろなイベントを
企画していて、電車でアートを楽しめたり
美味しいお弁当の販売もあるようなので
是非、機会があれば一度乗っていただきたい!!!!
養老渓谷の紅葉は12月に入ってからということなので
紅葉狩りにも素敵かと…(^O^)
おすすめします
amedioキャッキャッ(*゚∇゚)(~∇~o)キャッキャッ
2011/11/22 amedio, staff, その他
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地下鉄銀座線 田原町駅を出て、浅草レインボーホテルのほうへ歩いてすぐ。
「田原町のといしや」がある。
たくさんの砥石が、グレイ、ベージュなど、地味な色あいで並んでいる。無口な砥石も、これだけそろうと、なにか、語りかけてくるような。昔懐かしいガラス戸越しに、通りがかりのひとが、店内を覗き込む。
戸をあけて、鯔背な男が入ってきた。「彼は、とぎ師ですよ」と、砥石屋の主人が言った。
「ハサミをとがせたら、名人だ」
美容院などのハサミを、扱っているという。
「この間は、ヨーロッパで1000挺、といできましたよ。このごろは、包丁も頼まれるので、今日は、ソレ用の砥石を買いにきた」
「包丁は、ハサミ用の砥石でといでも、ダメだろ?」
「うん。光るけど、切れないね」
ふたりのやりとりを耳にしているうちに、私は、もうしばらく、この店に身
を置いて、ここで聞いた話を、お伝えしたいと思った。
(「ある砥石屋のものがたり」は11月23日スタートです)
2011/11/21 morimori, その他
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朝、チルチンびと広場にも登場している川越の「tenori」さんのイベントからスタート。古道具のオーナーさんや本日オープンほやほやという「ソコノワ」さんを紹介していただく。皆さんがお互いをよくご存じで「tenori」さんに紹介されてきましたというと「ああ!」と笑顔で迎えてくれて、ほっとする。輪を感じます。
東松山の入口へ続く細い裏庭みたいな小道が楽しい「ギャラリー黒豆」さん、旦那さまの手で建てられたお店。もう17年も続けられているのはこのお店の個性含め、奥様の人柄によるところ大と思われる。雑誌「銀花」(休刊淋し過ぎます、ぜひぜひ復刊希望!)の最終回にも載られたんだそう。ずっとこの場所にあってほしいと思えるようなお店でした。

ギャラリー黒豆さんの入り口は、この板のある細い小道の奥に。 ちょっとわくわくします
埼玉県はいままで米どころの印象はなかったけれど、どこまでもどこまでも~続く行田の田園風景は富山のよりも広く大きく感じた。あれだけ広大だとこんなイベントをしたくなる気持ちもわかる。行田は「足袋と衣料のまち」でもあり、足袋蔵のある「カフェ閑居」は広ーい立派な民家と庭で披露宴もできるようなゆったり落ち着く空間。車窓から立て看板を眺めていると行田は「埼玉県名発祥の地」でもあるそうだ。さらに、あちこちにある「フライ・焼きそば」という看板の食べ物屋。そして「ゼリーフライ」?アイスクリームの天ぷらみたいなもの?それは黒ビールフロートどころではございません、謎は深まるばかり。食べる勇気もまるでなく、しかし気になるので帰ってから調べてみると、こういうものでした。これならトライしてみたい。奥深い街、行田。
幸手のパン屋「cimai」さんではくるみと黒糖のパン、いちじくのカンパーニュなどあまりの美味しそう加減に思わず購入、帰って早速食べてみると想像をさらに超えて美味しく、都内出張販売の予定をすかさずチェックしました。
川口の「senkiya」さんはこつこつ自宅を改装したカフェ兼雑貨屋兼ギャラリー。不思議と異なる空間すべてが自然に溶け合っていて、そのふんわりと透明感のある雰囲気はオーナーご夫婦そのもの。こちらの建物内や離れや庭には布小物や洋服のデザインを手掛ける「sunshine to you!」さんをはじめ、木工作家さん、アクセサリー作家さん、車屋さんなどが集まって、小さなものづくり村が生まれつつあるような面白い所でした。
埼玉には建物からかなり手をかけて、背伸びせず、のんびりゆるーっと時が流れるままに、着実に自分のスタイルを作り上げている方が多いようだった。今日訪問した12軒の他にも、素敵なお店情報が増えそうです。皆様お忙しい中突然の訪問にもかかわらず、あたたかく迎えてくださってありがとうございました!
2011/11/19 takeko, 出張
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いすみ鉄道に乗り、たまたま一緒に乗り合わせた
車掌さん(全部の電車に乗っているわけではないみたい)に
ムーミンがいる穴場スポットなどを案内してもらいながら
のんびりのんびり電車旅をしていると…
車掌さんから「おもしろい駅が他にもいろいろあるんだよ」
と、またまた教えてもらいました。

☆東総元駅☆
これ、何の形かわかります?

☆大吉☆
おみくじの形をした駅なのです(^_^)
ここで降りてしまうと、1時間、電車を待たなければいけないし、
他に行きたい場所もあったので、
今回は電車の中からパチリ☆
車掌さんの話では、駅の待合室の中に
グルグル―っと自分で回すおみくじがあるらしい
w(゚o゚)w オオー!
いすみ鉄道沿線の駅
味があります(=v=)ムフフ♪
amedio(o^-^o)
2011/11/16 amedio, その他
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栃木県サポーターの金山さんのごお勧めの栃木県「松が峰教会」。
こちらの協会は日本に現存する最大の大谷石建造物。
光の加減か、あまり上手に建物を撮る事が出来ず良さが半減していますが、ここは日本?ここは栃木?と思うような雰囲気をかもし出す場所です。中もこんなに立派です。

これはせっかくだから、大谷石の歴史と巨大地下空間である「大谷資料館」に行ってみようということになり、石の町「大谷」 へ。残念な事に地震の影響で当分の間休館。
そんなわけで大谷寺に訪問。大谷石を少しだけ堪能と思いきや、石造千手観音菩薩立像など、大谷石の壁面に掘られた石心塑像群、国の特別史跡や重要文化財が。軽石のような大谷石、海の中にいるようにも感じられます。
そして、只今、石の町「大谷」は紅葉がみごろです。
2011/11/15 vigo, 出張
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先月、ちょいと千葉の養老渓谷まで
プチ旅をしてきました!(*’ー’*)ふふっ♪
千葉だと車で行くことが多かったのですが
たまには電車でぶらり旅もいいなぁと…
今回は、リュックを背負って電車旅
千葉の渓谷を走るディーゼル機関の
いすみ鉄道に乗ってきました(^ー^* )フフ
まさにローカル線の旅☆
ガタンゴトンというよりは、バスに乗っているような
ディーゼル独特の乗り心地。
そして、このいすみ鉄道は、ムーミン列車を運行しています。

・:*:・’★.。・:*:・’☆正面もムーミン*・:*:・’★.。・:*:・’☆
(ちなみに乗る電車によってキャラクターが違います)

・:*:・’★.。・:*:・’☆吊り棚にもムーミン*・:*:・’★.。・:*:・’☆
そして、たまたま一緒に乗っていた
いすみ鉄道の職員の方が
「おもしろいものが見えるから
先頭で川を見ていてごらん♪」
…と押してくれたので、ワクワクしながら
一番前の運転席の横の窓から
川を渡る鉄橋を見ると!!
おやおや…

橋から釣りをしているあなたは…
拡大してみると…

・:*:・’★.。・:*:・’☆ムーミン*・:*:・’★.。・:*:・’☆
他にも、あちこちにムーミン谷のみんなが
隠れています☆
是非是非、一度乗って
見つけてみて欲しい~!!
子どもの頃に返ったように
右を見たり左を見たり(^_^)
電車ならではの景色に
会話も弾みます☆

国吉駅にはグッズ売り場もありますよ~

↑1時間に1本しか来ない電車を待つamedio…
駅でムーミングッズを買い物をしようとすると
次の電車が来るまで1時間ほどかかります(笑)
でも、たまには、時計なんてポイッとして
地図も持たずにブラブラしたり…
偶然出会った人とお話をしたり…
久しぶりの電車旅はとっても素敵なのでした。
amedio (゚ー゚*)。・:*:・ポワァァン
2011/11/14 amedio, その他
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ぼくにもしも最後の晩餐がゆるされるのだったら迷うことなく注文する。カレーライス、赤い西瓜をひと切れ、そして冷たい水をグラスで一杯。—- と、安西水丸さん(『チルチンびと』の連載エッセイでもおなじみ)の著書で読んだ。
そうだとしたら、どんなカレーがいいかねえ、という話を、友人とした。私のいまのお気に入りは、神保町界隈では「パンチマハル」のチキンカレーである。(写真)スープ風のカレーだが、そこにキャベツがはいっている。キャベツは熱いスープのなかでも、しんなりすることなく、噛みごたえもサクサクと心地好い。カレーライスにおける、句読点というカンジである。
そういえば、と友人がいった。「この秋、゛神田カレーグランプリ゛があったらしい。どのお店が参加したか、くわしくは知らないけど、1位は、小川町のボンディらしい」
へえ。そうか。じゃあボンディに行ってみるか。カレーについてくる、2個のジャガイモも、うまいからな。最後の晩餐まで、まだ時間があるし。
2011/11/11 morimori, 食べ物
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