2015年7月20 の記事一覧

大原生まれの赤紫蘇で

朝、ご近所の方に大原に行くしいかへん?と誘ってもらって市場へ行くと、シーズンの赤紫蘇がどっさり。背が高く、葉っぱも大きくてぴんとした立派な赤紫蘇の束を、みんな抱えて帰っていく。農家のお父さんの話によると、不思議なことに大原で作った苗を他の土地にもっていっても、大原でつくったものほどは香りも味もしないんだそうだ。昔から繰り返し赤紫蘇をつくってきたこのあたりの気候風土によるものらしく、「ここのが一番や(えっへん)」と言われ、思わず梅も干していないのに買ってしまった。京都に来てからいろんな人に自家製紫蘇ジュースをごちそうになってきたけれど、いよいよ自分でつくるときが来たか。なんて構えるほどのこともなく、作り方はいたって簡単。

2リットルぐらいの水を沸かして紫蘇を10分~15分ぐらい煮出し、葉っぱが青色になったらザルに取り上げて、ギュギュっとのこり汁を絞り、その紫蘇液にお砂糖(今回は喜界島のショ糖)250gぐらい、米酢300ccぐらい入れて煮て冷ます。(すぐ飲みきるつもりでお砂糖少なめ、自分好みの目分量です)

ソーダ水で割れば、すっきり爽やか、ほんとに美味しい!暑苦しい夏を乗り切れそうです。