2012年1月4 の記事一覧

境野米子さんからの年賀状

あけまして おめでとう ございます

フキノトウも、ツクシも、コゴミも、タラノメも、
野草茶を作るヨモギも、ドクダミも、
収穫できない日がくるとは、思いもよらないことでした。
何よりも、孫や子どもたちが来ることができない家になるなんて、
信じられないことでした。
それでも爽やかな風が吹き、美しい草花が咲き
こうして生かされています。
たくさんの方々が祈っていてくださることを感じます。

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
すべてのことについて感謝しなさい」
(テサロニケ5−16)

16年前に膠原病で両手がまったく使えなくなったときに、人生は終わったと思いました。
でもその難病を癒した食事療法に目からウロコ。
穀物と野菜の大切さを知りました。
聖書と出会いました。
あふれる情報よりも、5000年前に書かれた聖書に真実があると思いました。
悪いこと、嫌なことこそ、多くを学べ、
明るい希望が隠されているものと確信しています。

放射性物質の包囲網に日々困難がありますが、
100年後の日本、福島の子どもたちが喜ぶために、
できることを模索し続けたいと思います。
今年もよろしく御願いいたします

2012年正月

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15万人以上もの人が避難所で年越しをする今年の正月を祝う気持ちにはなれなかった

という米子さん。そのブログにつづられた、南相馬市の子供たちが強いられている

教育環境の劣悪さを読むと、311後から繰り返し気づかされてきた

原子力利用の代償の大きさを改めて思い知らされます。