2012年1月1 の記事一覧

雑煮の記憶

新春

「おめでとうございます」「今年もよろしく」という挨拶のあと、話題は、幼き日の雑煮体験へ。

「うちは、餅つき器で、オバアサンがつくるお餅。具は、ホウレン草、三つ葉、ナルトなど。特色は、朝から雑煮とお汁粉が用意されていて、どちらを食べてもよかったんですよ」とkurara 。

「へえー」とtakeko。「うちは、すまし汁仕立てですが、カマボコ、トリ肉、三つ葉。それに、お煮しめの材料のサトイモ、ゴボウ、ニンジンたちが加わる、具だくさん」。

「お餅をちょっと焼いてから煮る、というところが、千葉風なのかどうか。すまし汁にホウレン草、カマボコ、ナルト、三つ葉、ゆず」は、kuro。

「うちもみんなと似ていますが、ユニークポイントは溶き卵を入れること。卵の黄身の黄色、三つ葉の緑、ナルトのピンクとにぎやかになりますよ」とamedioが言えば、「具はホウレン草とナルト。カツオと昆布だしで、お汁が濁らないように気を遣う」のはa-van。

「どこも、似たりよったり。うちの、ちがうのはブリがはいっていたこと」とmorimori。

「ふーん。うちではね、雑煮の前の酒の回し飲みが特徴かな。一個の盃で、金箔のキラキラ浮いた酒を回し飲む」とはvigo。へえー。そうですか。その幼少のころから、この正月まで、日々、サケノ切レルコトナク ! ! ! —-。

morimori

 

今回、新春という文字を書いて頂いたのは、書家の北村宗助先生。直木賞受賞作 「利休にたずねよ」の題字も手掛けられています。2月には、全国版コラムで広場に登場して下さいます。また、左官や建築についてのコラムなど、本年も新しいコラムを沢山ご用意しています。「チルチンびと広場」どうぞ引き続きお楽しみ下さい。

vigo