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新春・神保町界隈・散歩

新春・神保町界隈・散歩

新春・神保町界隈・散歩

新春・神保町界隈・散歩

 

水道橋駅から東京ドームの反対側に出て、三崎神社へ行く。この神社の招き猫の描かれた「お守り」は人気があり、頼まれて、いただきにきた。
お参りをすませ、神保町方面に向かって歩くと、なにか違う。昼どきなのに、行列がない。いつもは、数十人と若者が列をつくる「焼肉食べ放題 お一人様  950円」の店に人影がない。気がついたら、その店の手前の、これも人気の「焼きそば」の店の前にも誰もいない。どうした、神保町列伝 !
「ボンディー」へ行く。チキンカレー ・中辛・1480円を注文。隣の席のサラリーマンの会話。「いやあ、カレーが食いたかったんだ。毎日、おせち料理みたいので、イタむといけないから、早く食べろとかね、うるさいし、アキたよ。会社が始まったら、カレー食いてえ、と思ってた」「オレも思ってた」  ここは、超満員。つぎつぎに、客が入ってくる。これが、今年の「カレー初め」だった。

 


新春・ワセダ・散歩

初詣に、ワセダへ。初詣ばかりしていると、思われるかもしれないが、この “ 広場 ” をご贔屓にしてくださる方へ、幸多かれとお祈りしているのです。

ワセダなら、穴八幡、放生寺、そして道を渡って三朝庵の融通そば、というのが、オーソドックスな馬場下コースだろう。今日は、それに加えて、早稲田水稲荷へと、足を伸ばそうと歩いていたら、「日本初のブリュレフレンチトースト専門店」の看板が、立っていた。
Foru  Cafe  という店。ここにも初詣することにした。ブルーベリーのかかったフレンチトーストとコーヒー(980円)。外は風が強く、冷えた体に、つめたいアイスクリームが、かえってここちよいことを、知った。

 

 


七草粥ならぬ中華粥

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七草粥ならぬ中華粥。

 新年の無病息災を願って。


新春・浅草・散歩

新春・浅草・散歩

新春・浅草・散歩

 

浅草寺に初詣。地下鉄・浅草駅からの人波は、途切れることなくつづく。しかし、一本脇の道は、大分すいている。
浅草演芸ホールの前で、案内を見ていると、隣に立っている男が「ひとり、何分くらい演るの?」と訊いている。「10分くらいですね、顔見せですから」と、関係者の答える声。
そこからさらに離れた合羽橋の方へ歩くと、ふだんより少なめの人通りだ。一軒のお店の前に、「終日就寝」と書かれた紙を見つけた。これは、いい。「本日休業」なんていうより、ずっといい。ご主人の顔がうかんできた。

 


新宿 伊勢丹の門松

新宿  伊勢丹の門松

 

今年も、新宿 伊勢丹に門松を見に行く。それには、まあ、こんなわけがある。この “ 広場 ” のコラム「あの竹この竹」で、以前、こういう文章を読んだからだ。


……
一口に門松と言っても、姿形には多様なバリエーションがあるもので、三年前の正月に都内各地の門松を見て回った際には、竹の種類や門松としての仕上げもそれぞれに違うことに驚きました個人的に素材としての竹の素晴しさナンバーワンと感じたのは新宿伊勢丹百貨店の門松でしたが、次はどうでしょう。静かな正月の町で門松探訪という初詣でをしてみるのも楽しいものです。 ( あの竹この竹・29回・冬の青、春の青・初田徹
……


伊勢丹は、福袋を手にした客でいっぱいだった。門松は、例年のように、スッキリした立ち姿だった。

 


フグと凧のお愉しみ。みなさま、よいお年を!

フグを飼う

この季節、フグは人気者だ。「いいですねえ、フグちり」と、みんな言う。しかし、違うのだ。左右に離れた二つの目。ひょっとこみたいなくちびる。ぽっこりしたおなか。それらに魅せられて、ついにフグと暮らすようになったひとの話が、ここにあります。フグは、福に通じる。いいですねえ。(「フグを飼う」は、コチラからご覧になれます)

 

凧名人・大野研介作品集

お正月には凧あげて …… 「お正月」という唄がある。しかし、凧名人ともなると、365日凧づくし、である。彼は、興にのると、1日10個はつくる。そして、各地の大会に出場する。手づくりの大野研介さんの凧は、「よく揚がるねえ」と人気のマトだ。凧には青空がよく似合う。 (「凧名人・大野研介作品集」は、コチラからご覧になれます)

フグと凧。二つの縁起物を、いつも「チルチンびと広場」をごひいきにしてくださる方々に、お届けします。新しい年、みなさまのご多幸をお祈り申し上げます。……  「チルチンびと広場」担当一同

 


美しい野菜 アイスプラント

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ほのかに塩味がする、

不思議な野菜「アイスプラント」は、

国内では佐賀県で初めて栽培されたそうだ。

キラキラ光る表面の結晶が美しい。

 

 


懐かしの高倉健

「高倉健」展

 

「高倉健」展(東京ステーションギャラリー、1月15日まで)に行く。
三回忌だという。生涯で205本の映画に出演したという。そのいくつもの映画を、つぎつぎに観ることができる。
『あなたに褒められたくて』(集英社文庫)という高倉健の本に、こんな母親の想い出がある。

…… あの『八甲田山』やって、母が観に行った後、
「あんたも、もうこんだけ長い間やってるんだから、もうちょっといい役をやらしてもらいなさいよ」って言う。
「もうその雪の中ね、なんか雪だるまみたいに貴方が這い回って、見ててお母さんは  ー  切ない」って。

いくつになっても、母は母、子は子。いい話だった。

 


メリークリスマス!

イルミネーション

イルミネーション

「わっ、スゴイ !」「ママ、あそこに王女さまがいる」「 えー、これ、個人のオタクでしょ。スゴイ電気代でしょうね」「いやあ、ここまでスゴイと、なんかシラけるねえ」「どういう方かしら ? つくった方 ?」

まあとにかく、皆さん、スゴイの連発だ。JR荻窪駅南口を出て、徒歩7,8分。環八から、ちょっと右へ入ると、このイルミネーションが現れる。家の右手左手、とても一枚の写真に収まらないので、まあ、ご想像くださいまし。

タクシーが道に入ってくる。スピードをゆるめ、解説しているらしい運転手さん。後部座席の客は、窓に顔をくっつけて眺めている。「イルミネーション大賞というものがあったら、個人部門で受賞するね」という声を背に、引き上げる。メリークリスマス!

 


冬至2016

 

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冬至と言えば柚子湯。

そして今年は徳島産の柚子で柚子味噌をつくった。

柚子の半分はフードプロセッサーに入れペーストに、

もう半分は千切りにして、

加えた甘味は、みりんのみ。

苦みと甘味の、ぽってりとした柚子味噌になった。