新春・ワセダ・散歩
初詣に、ワセダへ。初詣ばかりしていると、
ワセダなら、穴八幡、放生寺、
Foru Cafe という店。ここにも初詣することにした。
初詣に、ワセダへ。初詣ばかりしていると、
ワセダなら、穴八幡、放生寺、
Foru Cafe という店。ここにも初詣することにした。
浅草寺に初詣。地下鉄・浅草駅からの人波は、
浅草演芸ホールの前で、案内を見ていると、隣に立っている男が「
そこからさらに離れた合羽橋の方へ歩くと、
今年も、新宿 伊勢丹に門松を見に行く。それには、まあ、こんなわけがある。
……
一口に門松と言っても、
……
伊勢丹は、福袋を手にした客でいっぱいだった。門松は、
「高倉健」展(東京ステーションギャラリー、1月15日まで)
三回忌だという。生涯で205本の映画に出演したという。
『あなたに褒められたくて』(集英社文庫)という高倉健の本に、
…… あの『八甲田山』やって、母が観に行った後、
「あんたも、もうこんだけ長い間やってるんだから、
「もうその雪の中ね、なんか雪だるまみたいに貴方が這い回って、
いくつになっても、母は母、子は子。いい話だった。
「わっ、スゴイ !」「ママ、あそこに王女さまがいる」「 えー、これ、個人のオタクでしょ。スゴイ電気代でしょうね」「
まあとにかく、皆さん、スゴイの連発だ。JR荻窪駅南口を出て、
タクシーが道に入ってくる。スピードをゆるめ、
「戸越銀座 木造駅舎 多摩産スギ ヒノキで美しく改築」という見出しを、見つけた。(『東京新聞』12月7日夕刊)
築後九十年近くがたち、老朽化した東急池上線戸越銀座駅(東京都品川区)の木造駅舎が、東京産のヒノキとスギを使って美しく生まれ変わった。…… という書き出しである。そして、こうつづく。
〈新しい駅舎の特徴は、プラットホームを弓状に覆う屋根にある。幅四十五センチ、長さ三・五 ~ 一メートルの木材を約千枚、格子状に組み合わせた。…… 職人たちが一年四カ月かけて造った。〉とある。総事業費は七億円、という。
戸越銀座駅へ、行ってみた。ホームのベンチに坐っていると、木の香りがする。なんとも、落ちついて、親戚の家にでもきているような気がした。
12月にしては、やけに暑い日があり、訪ねて来た友人が「
冬は冬らしく、田舎しるこ(680円)をいただいて、帰る。
12月15日。6時から、風土社の忘年会がひらかれた。
いつものように、建築家、工務店、写真家、ライター …… はじめ、いつもお世話になっている方々ばかり。みなさん、『チルチンびと』誌上でも、おなじみの方ばかり。しかし、例年顔を見せてくださった方が、あ、今年はもう、いらっしゃらない、と、ふと寂しくなることもある。
長かりしこの一年を忘ればや 冨安風生
という句を、この時季いつも、思い出す。
みなさま、お元気で。そして、少し早めですが、良いお年を。
『チルチンびと』90号 ― 特集・灯をともし、薪を焚く暮らし ― にちなんで、ビブリオバトルというか、読書会。 前回の続きです。
………
Y君 前のお二人は、科学系でしたね。ぼくは視点を変えて『
〈
そして、歩きながら、光害について、眠りについて、
Kさん そういう話を聞くと『陰翳礼讚』(谷崎潤一郎著・中公文庫)
〈だが、いったいこう云う風に暗がりの中に美を求める傾向が、
今日のわれわれの話も “ 陰翳礼讚 ” だったね。
………
『チルチンびと』90号は、12月10日発売です。お楽しみに。
『チルチンびと』90号 ― 特集・灯をともし、薪を焚く暮ら し ― にちなんで、恒例のビブリオバトルというか、読書会。
………
E君 ぼくは『ロウソクの科学』(ファラデー著、竹内敬人訳、
〈燃えているロウソクを観察しましょう。
Cさん 私は『問いつめられたパパとママの本』(伊丹十三著・中公文庫)
〈…… 話がややごたごたしましたが、個体の燃焼と、
………
『チルチンびと』90号は、12月10日発売です。お楽しみに。