新春・神保町界隈・散歩
水道橋駅から東京ドームの反対側に出て、三崎神社へ行く。
お参りをすませ、神保町方面に向かって歩くと、なにか違う。
「ボンディー」へ行く。チキンカレー ・中辛・1480円を注文。隣の席のサラリーマンの会話。「
水道橋駅から東京ドームの反対側に出て、三崎神社へ行く。
お参りをすませ、神保町方面に向かって歩くと、なにか違う。
「ボンディー」へ行く。チキンカレー ・中辛・1480円を注文。隣の席のサラリーマンの会話。「
日本橋・長門で。栗蒸し羊羹。
「うちのは、新栗ですから」と、お店のひとが言った。「
栗の、少し固い歯ごたえが、快い。お菓子に、秋。
神妙に栗をむくなり剥きにくき という久保田万太郎の句を思い出した。
暑いのなんの。
新聞を開くと「37年ぶり 都心 32℃ 」の見出し。
どうしたって 、かき氷。かの有名な、西荻窪「甘いっ子」へ。夏には、炎天下、
氷あずき680円。気がつけば、まわりでも、
ドーナツの売れ行きが落ちている、という。コンビニでも、ひと頃の勢いがないらしい。糖分があり、脂分があり、からだにいかがなものかというのが、不人気の理由の一つらしい。そんなぁ。私は、ドーナツの味方である。どなたか、他にいないか。『なんたってドーナツ』(ちくま文庫)を読んだ。41人の方が、ドーナツへのアツイ想いを書いている。そのなかに、おや、西淑さんがいた。西さんは、この「広場」のトップを飾るイラストを描いたひとである。まるでそのイラストのような味の文体で、「わたしのドーナツ」を書いている。
……
ドーナツには、コーヒー。
コーヒーが飲めるようになってからは、ずっとそう思っている。
コーヒーを飲みたくてか、
ドーナツを食べたくてか、
たばこの煙でくもった、うす暗い喫茶店に向かう。
……
そして、なんと “ 西流レモンドーナツのつくりかた ” を、4 ページにわたって披露している。ドーナツの輪、です。
4月4日が、「あんぱんの日」なんて、ご存じでしたか。
〈当時は「茶の子」といって大福餅や粟餅、
〈笑凹(えくぼ)
店であんぱんを買い、今日はよく売れたでしょう、
昼はなににしようか、と考えて、ナポリタンとピザにした。
というのは、ウソで、浅草合羽橋商店街を歩いた。そこに、
虚実皮膜。サンプルづくりにかけるご苦労は、いかばかりか。